「なぜ、オレがコピーだと言える!? いまオレは生きているぞ!」
「他人の剣を振りかざそうとする奴に舞い降りる翼はない」
「オレに飛翔の奇跡は必要ない。空はオレのものだ!」
CV:高山みなみ
概要
『新・光神話 パルテナの鏡』で初登場した文字通りの黒いピット。ピットと敵対するが冥府軍には所属していない。
人の心の中を映して、その邪心から魔物を生み出す「真実の魔鏡」によって誕生した。
これによって誕生した者はすべて冥府軍の支配下に置かれるはずだが、彼の場合、何故か冥府軍への忠誠をまったく欠いた状態で誕生した(パルテナは『コピーが完了する直前にピットによって鏡が壊されたためではないか?』と予想している)。
ピットと同様、自分の翼で空を飛ぶことが出来ない(が、初登場時にパンドーラを自らの翼に吸収させ、飛翔の奇跡に似た飛行能力を獲得。物語後半までは自在に空を飛べる)。セリフがやたらと中二病カッコいい(ピット曰く『キザ』)。
ピットに比べて好戦的な性格だがやはり根はピットなため完全な悪人ではない他、パルテナに対しても反発しているが忠誠心は残っているらしく、20章ではパルテナのことはピット同様『パルテナ様』と呼んでいる。また、22章のコンティニュー時には彼らしからぬ爽やかな表情をしている(これは単にピットのモデリングを流用してるからだと思われる)。
ピットのことは最初こそ『自分と同じものがいるのが許せない』と言う理由で対立していたが章が進むにつれ共闘することが多くなり、最終的にはただのツンデレと化している(ナチュレ曰く『心のどこかで繋がっている』)。
パルテナから「ブラピ」というあんまりなあだ名をつけられてしまった。理由はなんとなくかわいいから。
本人はかなり嫌がっている。ピットも「いいのかな?」と慌てていた(ちなみに英語版だと「ブラックピット」ではなく「ダークピット」になっており、あだ名も「ピット2」略して「ピッツー」になっている)。
が、あっという間に「ブラピ」が定着してしまい、戦闘前でも「ブラピ」。シリアスなムービーでも「ブラピ」。神器の名前も「ブラピ」。ほとんどの人物からも「ブラピ」。
挙句の果てにはカウント集の表記(つまり公式)でも「ブラピ」。 もはや「ブラックピット」なんて名前無かったんや、と言わんばかりの扱いである。本人は嫌がってるのに……
ピ「まさかおまえはブラピ!」
ブ「だからブラピってなんだよ。」
テーマ曲
- 6章「黒いピット」
6章の空中戦BGM。
- ブラックピットのテーマ
曲名の通りブラックピットのテーマ曲。主に彼との戦闘時、もしくは共闘時に流れる。
その曲調のあまりのかっこよさ、ブラックピットのキャラクターから今作の楽曲の中で屈指の人気を誇っている。
外部出演
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
第4作『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』から参戦。
当然とも言うべきかピットのダッシュファイターで、性能はピットとほとんど同じ。
しかし、ピットとは3つのワザで使用する神器が異なり、それぞれ大きな性能差がある。
詳しい解説はブラックピット(ファイター)を参照。