曖昧さ回避
概要
カプコンのアクションゲーム『ロックマン』シリーズにおいて、初代から受け継がれる伝統的なシステム。
簡単に言うと、各ステージのボス(主に8ボスと呼ばれる者)を倒し、そのボスの能力を宿した装備を扱えるようになる。
それぞれ別のボスの弱点になっていることが多いのも特徴。これらを状況に合わせて組み合わせ、うまく立ち回っていくことがゲームの醍醐味の一つとなっている。
直接の続編作品であるロックマンXシリーズの他、直接的な繋がりは無いシリーズなどでも形は違えど派生シリーズにもちゃんと受け継がれている。
「特殊武器」と言う名称を用いない作品のシステムとしては、ゼロシリーズのチップとEXスキル(時にサイバーエルフ)、ZXシリーズのライブメタルとトランスオン、エグゼシリーズのバトルチップと各種変身、流星シリーズのバトルチップカードとノイズチェンジ等が挙げれるであろう。
『まじかるどろぴー』など類似するウェポンシステムがあるゲームでは、ゲーム内設定に関わらずこう呼ばれる事も。……まぁマリオだって「残機」とか言われるしね。
ちなみに、シリーズによってはボスの撃破以外の方法で手に入る武器が存在したり、1体のボスから2つの武器を入手したり、再登場の際に元の物から武器が変更される…等と言った例もある。
ボスの能力が関係しない武器は軒並み戦闘力の低い移動用だったり、ロックマンやラッシュ等のサポートメカそのものの純粋な強化アイテムだったりする場合が大半。
また、8ボス概念から外れたボスから手に入る能力は、概ね入手タイミングが終盤(あるいはクリア後等のおまけ要素)である為か、ゲームバランスを壊しかねないチート能力か使用用途がごく一部しか存在しない残念能力であることが多く、評価が両極端になりやすい。
「特殊」武器…?
中にはロックバスターと基本性能があまり変わらず、特殊武器なのに特殊じゃないという評価をされるものも存在する。
これらはいわゆる産廃というわけでもないため、ネタにもし辛い。
なお、シリーズが進む毎にバスターそのものが強化される事例も少なくなってきた為、このような武器が生まれる事例も同じく無くなってきた。が、逆にバスターに取って代わって使われる燃費の良い武器は未だに存在することがあり、また強化バスターが強過ぎて普通のバスターに戻れないパターンもある。
メイン画像のメタルブレードは「多方向に撃ち分けできる高い特殊性」「強化バスター」の双方の性質を兼ね備えている。
Pixivでの扱われ方
各タイトルのファンアートや、「ロックマン風」なイラストなど様々な形で投稿されている。
取得時の決めポーズも含めて、構図がキマりやすいという効果もありそうである。
関連タグ
Megamari Rosenkreuzstilette ROKKO_CHAN・・・それぞれロックマンをモチーフとした同人ゲーム。そのため特殊武器と同じシステムが使われている。