概要![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
ファミコン版『ロックマン1』を題材にした無料のFLASHゲームである。
…のだが、このロッコちゃん、本作にも匹敵するほど完成度が高く
興味本位で遊んでみたらハマってしまった人が続出。
このゲームのドット絵は全て自作。
ボスキャラクターもロッコちゃんのドットもどこかからダウンロードしたわけでもなく、完全自作。
OPもドット絵なのだがこれも自作。どれほどの根気を必要とするのかは想像もできないだろう
難易度も簡単すぎず、難しすぎず、本家のようなやりごたえのある絶妙なゲームバランスにまとまっている。
そしてこのゲームの開発期間はなんと2年。FLASHゲームとしては異例の長さである。
2020年12月31日にAdobeFlashのサポートが終了したためRuffleを導入するか、Downloadしてオフライン化するなどしないと遊べなかったが、2023年11月19日にサイト用Ruffleが採用された為、ユーザー側が何もしなくても再び遊べるようになっている。
物語![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
プロローグ![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
ロッコちゃんは生まれ付き体が弱く、常に病の床に伏せている人間でした。
そんなロッコちゃんも徐々に病に侵され、ついには死の淵に立たされる事に。
「もし次に生まれ変わる事があるのなら、みんなの役に立てる人になりたいな…」
ロッコちゃんは常日頃、そんな言葉を父であるセイン博士に残していました。
セイン博士はロボット工学の第一人者。そして世界でも最先端のアンドロイド研究者でした。
博士は愛する娘のためになんとか出来ないものかと様々な分野の研究を続けます。
その結果、ついには人間の記憶を自分の作ったロボットに移す技術を確立しました。
しかし、まともにテストをする時間も無いままに娘は死の淵を彷徨う状態に。
博士は最後の望みを賭けて移植実験を行う決意をしました。
ロッコちゃんの体力を考えると、実験のチャンスは一度きり…
果たして成功するのだろうか。
オープニング![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
AD 20XX…
ここ、セイン博士のラボでは、人間の記憶を持ったロボットの開発が進められていた。
ロッコ「…お父さん?」
セイン「おお、私が分かるのか、我が娘よ!実験は成功だ!」
時を同じくして…
世界中のありとあらゆるロボットの大暴走、そして、謎の科学者ドクターマッドによる犯行声明が出された。
ロッコ「お父さん、生まれ変わった私ならロボットの暴走をきっと止められるわ。」
セイン「何を言っているんだ!駄目だ、危険すぎる!」
ロッコ「みんなの苦しんでいる声が聞こえるの。私行かなきゃ!」
セイン「待て、待ちなさい!」
そして、ロッコの戦いが始まった…
主要キャラクター![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
本作の主人公。
セイン博士の愛娘。
他人のために役に立つ人間になりたいと願う純真無垢な心優しい少女。
病弱で、自分の記憶が医療用ロボットに移される前までは死の淵をさまよっていた。
現在は元気に動き回れるほどの丈夫な体を手に入れた。
武装は本来護身用のものだが、本人の意思次第では機械を破壊できるほどの威力を発揮する。
ちなみに五感が疑似的に備わっており、表面的な機能は周囲の人間と大差ない。
セイン博士
ロボット工学の第一人者にして、最先端のアンドロイド研究者。
愛する娘のために様々な分野の研究を続けた結果、人間の記憶をロボットに移す技術を確立。
技術力は確かであり、上述の通りロッコちゃんにはいろいろ素晴らしい機能が備わっている。
作者曰く「ドクターマッドよりもマッドかもしれない」とのこと。
ドクターマッド
本作における悪役。
世界中のロボットを操り、犯行声明を提示。
ラストバトルではワイリーよろしく、巨大メカやカプセルでロッコちゃんを迎え撃つ。
ボスキャラクター![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
ホッケーマン
氷属性。
名前の通り、アイスホッケーの選手を模したような風体のボス。
本家Xシリーズよろしく「氷使いは弱い」の法則に当てはまるボスで、比較的見切りやすい攻撃アルゴリズムを持つ。
それでも、特殊武器を持たないロッコちゃんはどうしても非力なので油断は禁物。
弱点は「ライトニングフラッシュ」。
入手武器の「アイスシールド」は便利だがややエネルギー消費が多め。
ボルケーノマン
炎属性のボス。
攻撃パターンこそ決まっているが、落ちてくる火山弾の軌道がランダム性が強く、初期状態のロッコちゃんの攻撃力の低さも相まってなかなかの手強い。
弱点は「アイスシールド」。
火山弾を防いでから射出する事で完封可能。
入手武器は「ボルケーノキャノン」。
本家の「フラッシュボム」に似た武器で、本家のような連続ヒットは期待出来ないが扱いやすい。
フォレストマン
植物属性。素早い動きから繰り出す「フォレストウィップ」とビートルオプションで堅実に追い詰めてくる強敵。
フォレストウィップの繰り出し方にクセがあり、把握していないとバスター撃破は難しい。
弱点は「ボルケーノキャノン」。
倒すと近接戦用の「フォレストウィップ」の他に「ビートルジェット」も手に入る。
後者は呼び出し時に攻撃判定があり、ラスボスの真の弱点でもある。
ライトニングマン
雷属性。フォレストマン同様素早い動きが持ち味のボスだが、攻撃自体は直線的で見切りやすいので慣れればバスター撃破も十分狙える。
弱点武器は「ローリングリング」。
入手武器は貫通性能に優れる雷弾を撃ち出す「ライトニングフラッシュ」。
使い勝手は本家の「レーザートライデント」に似ている。
ジェットマン
その名の通り、常に空中を飛び回りながら攻撃を仕掛けてくるため、攻撃チャンスが少ない。
鳥人戦隊ジェットマンは多分関係ない。
撃ってくる「ジェットミサイル」は破壊可能だが、手数が多いのですべて撃ち落とすのは骨が折れる。
弱点武器は「フォレストウィップ」。
入手武器の「ジェットミサイル」は典型的な誘導ミサイル。
本家の「ダイブミサイル」に比べるとやや弾速が遅め。
ローリングマン
人によっては最初に倒す候補として名前が挙がるボス。
本家Xシリーズのアーマー・アルマージの様に丸まって部屋中を跳ね回る体当たりを仕掛けてくるが、攻撃は普通に通る。
弱点は「ジェットミサイル」。
入手武器の「ローリングリング」は、この作品より後に出たロックマン11の「バウンスボール」に近い性能。
マッドシスターズ
マッドステージ1のボス。金色がランケア、銀色がフランシスカ。
ギョルイ・ザ・グレート
マッドステージ2のボス。
コピーウェポン
マッドステージ3のボス。
関連イラスト![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
関連動画![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
紹介・解説動画
タイムアタック動画
オープニングからエンディングまで
BGM動画
関連タグ![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
Rosenkreuzstilette・・・・同人ゲームで、こちらもロックマンをモチーフにしており主人公が女性である。
外部リンク![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
ロッコちゃん設定画集(Flash形式の為、Ruffleインストール済み前提)
ロッコちゃん設定画集(ミラーページ)(サイト用Ruffleを使っている為インストール不要)