DRN.065
ダム建設用に作られた大柄なロボット。頑固な性格であり、手を抜くロボットを見つけたら激しく叱り飛ばす。
なんだか性格がガッツマンに似ている…。
巨体ならではのパワーと、見かけに寄らず素早く軽快な動きを併せ持ち、大ジャンプで着地すると地震が起こる。
コンクリートショットは3発同時に発射されるが、かなり接近した状態だと1発のみ発射してくる。
ステージ自体は大した仕掛けはないが、パオゾーと3連戦しなければならない所がある。
弱点武器はレーザートライデント。地形に当たって固まったコンクリートを破壊することも可能。
コンクリートショット
低い放物線を描く速乾コンクリートの弾を発射する。地形・敵・一部の敵弾に着弾するとブロックに変化し、足場として使うことができる。ブロックは一定時間経つか上に乗ることで消滅する。上に乗る方が消滅するまでが早い。
威力はかなり高い方で、1発で倒せる敵が多い。中ボスに対しても、他の武器と比べると少ない手数で破壊可能。
ただし敵をコンクリートブロックにする関係上この武器で倒してもアイテムが出ず、一発辺りの消費エネルギーは2目盛りと、燃費も良くない。
また、噴き出すマグマにぶつけると、一定時間マグマが固まり、上に乗ったり横から触ることができ、固まったマグマはレーザートライデントで破壊可能。
レーザーで行く手を遮られているトラップに対しては、ブロックでレーザーを阻害することが可能で、この特殊武器を使わないとノーダメージで進めない箇所がある。
ギャラクシーマンの弱点。
Archie Comics Mega Manのコンクリートマン
アメコミオリジナルサイドストーリーから初登場し、『ロックマン9』のロボットの中でも早くも先に登場したロボットである。ガッツマンとはライバル同士だったが、ダム建設で起きたトラブルを防いだ事から親友同士となる。それ以降からはロックマンをサポートする仲間として登場する。
ソニックとロックマンのスペシャルコラボ編では、ワイリーの時空データから『ロックマン9』当時のコンクリートマンを再現させ、ワイリー軍の一味として登場させた。その中でも『コンクリートショット』をナックルズに攻撃するが、彼の強烈なパンチで破壊された。
余談
ロックマン9で逃亡したワイリーは行方不明となったが、その後騙されていた事を知ったコンクリートマンにしつこく追い回されていた事が判明。コンクリート詰めにされなかっただけでもマシだろう…
初期設定段階の没案では「セメントマン」という名前で、よりコンクリらしい色をしていた。が、大まかなデザインそのものは、実はこの頃固められたものとさほど変わっていなかったりする。
ありがひとし版では肩部がミキサー車の様に回転する様に変更されている。