アニメ版CV:中多和宏
概要
ゲームロックマンエグゼ4・ロックマンエグゼ5に登場した科学者。
ダークチップシンジケート「ネビュラ」の首領。
原作ゲーム、漫画版・アニメ版で扱いが異なるキャラクターである。
名前は英語で合法を意味する「legal」から。
ネビュラの首領が名乗るにはあまりにも皮肉なネーミングである。
ゲーム版
ロックマンエグゼ4
悪名高き軍事国家「Z国」の科学者として登場。
しかし、その正体はダークチップシンジケート「ネビュラ」のボス。
レーザーマンを使いデューオ操る惑星破壊ロケットの乗っ取りを企む(なお、これは小惑星の中に電脳空間があると判明してからの企みであり、本来の目的を考慮するとこのときは自身の計画に取っても無視できない危機である小惑星を純粋になんとかしようとしていた可能性が高い)。
そのために光祐一朗が考案したレーザーで軌道を変える、という作戦を発射直前に出力を下げて意図的に失敗させ小惑星にナビを送信するという作戦を提案、レーザー装置をナビ転送装置に改造した。
その後トーナメントで優勝し、小惑星の電脳にプラグインすることになったロックマンをデリートしようとネットワーク分断事件を起こし、首謀者を自爆させてロックマンを巻き添えにしようとするなど様々な妨害を行う。
「今日から私は世界の王になる。純粋なる悪の世界のな」
「悪の世界には国境もない、法律もない、正義もない」
「もはや誰も私を止めることは出来ないのだ!」
「今ここに我が悲願、ワールド・オブ・ダーク計画を発動する!」
が熱斗とロックマンによってレーザーマンをデリートされてしまう。
目的上世界を滅ぶことまでは望んでおらず、デューオの小惑星のコントロール権を掌握しようとして失敗した際には軌道を逸らそうとするロックマンをサポートするべく、自身が断線した超高圧送電線の代わりになるという自殺同然の行為にも及んだ。
最後は熱斗によって野望は阻止された。炎山も駆けつけて追い詰められた彼は熱斗に自首するよう言われるもそれを拒否。「私は自分の信念を貫いて消えるのだ」と述べてANSA屋上から身を投げ、消息を絶つ。
この時「自分ではいい事をしたと思っていても実は誰かを傷つけている事が君達にもあるはずだ」、「キミたちもまた罪人なのだよ」と熱斗達のこれまでの行いを糾弾している。
そして「ワタシはね、これまでの行いに罪悪感などまったくないのだよ。」と述べており、自分の動機について「とあるロボット工学の科学者を追放し悪の道に走らせた、それはワタシがかつて父と呼んだ男だ」と実の父親の正体をほのめかしている。
ロックマンエグゼ5
何と生存していた。
4とは違い、口ひげが伸びた姿になっている。そして服装も悪人らしいものになっており自身の野望を遂行すべく本格的に動き始める。
かつて光正とワイリーが開発しようとしていた人間の心をリンクさせるココロネットワークというシステムに関する重要な情報である光レポートを手に入れるべくを光祐一郎を誘拐し、メイル、デカオ、やいとのPETを奪って去っていった。
そしてダークロイドたちにインターネットエリアを占拠させ、終盤でガウという犬に擬態させていた光レポートを手に入れるとココロネットワークを完成させ、フジ山頂のネビュラ本拠地で人間の憎しみや怒りをデータ化した「ネビュラグレイ」をインストールし、世界を悪の心で染めようとする。
最後はロックマンとナビチームによってネビュラグレイをデリートされ、さらに自身の計画の重大な問題点を光祐一朗から指摘されて酷く動揺する。そして自身の野望が潰えたと悟ったのか火山活動が活発になった為皆が退避する中、彼はネビュラ本拠地と運命を共にしようとする。
しかし、Dr.ワイリーの手によりココロネットワークを暴走させられ、当初こそココロネットワークの影響を免れるためのマグネメタルを持っていた事でなんの影響も受けていなかったが、オーバーロードにより出力を想定以上に上げられた事でマグネメタルで防げる許容限界を超え十数年分の記憶を消されたことで記憶喪失となるも、科学省の職員として更生・生存している。その姿にはかつての邪悪さは見られず、穏やかな表情を見せていた(DS版のみ、GBA版では顔グラに変化が無いため改心して無さそうに見えた)。ちなみにカーネル版でのやり取りで父親のことは「親父」と呼んでいた。
漫画版
鷹岬諒版『ロックマンエグゼ(漫画)』
表向きはアメロッパ軍兵器開発局局長を務めており、「フォルテとロックマンの融合を危険視」という理由でロックマンをアメロッパ軍による指名手配にした。
裏ではネビュラのボスとして、クラウドマン・コスモマンらダークロイド達を操りアメロッパ軍を裏からダークロイドで支配しようとしながら、ソウルユニゾンの力を奪うためにロックマンの捕獲を狙う。
ネビュラグレイを生み出し、世界をわがものにしようと画策。
アメロッパ軍に仕込ませたダークロイドはバレル大佐ら特務情報局の調べで駆逐されていくが、ベース・アラモの第606大隊の兵員500を全てダークロイドに入れ替えており、その殲滅を行ったアメロッパ軍最強最大の第七艦隊をネビュラグレイで壊滅させる。
だがロックマンやフォルテたちの激闘の末にフォルテクロスロックマンをネビュラグレイが取り込もうとするも失敗して大ダメージを受け、ロックマン・グレイガビーストによってネビュラグレイが敗れ去る。
潜水艦で逃亡しいずれ再起を図ろうと考えていたところ、潜水艦の電脳に侵入したフォルテによって潜水艦ごと粛清され死亡した。
原作では父親であるDr.ワイリーとの関係は描かれなかった。
けいじま潤&あさだみほ版『バトルストーリーロックマンエグゼ』
69~71話が「ダークチップ・シンジケート・ネビュラ」編に。配下はシェードマン等。
しかしそこで打ち切りとなったためラスト2ページ目にのみ登場している。
『チーム・オブ・ブルース』特別編では、少しだけ登場。
映画『光と闇の遺産』公開記念特別読切では、ネビュラグレイを操りアニメ版同様データ生命体として登場。
キングランド・トライデントタワーを拠点とし、そこから放つ異常電波で人々の正気を失わせて悪の心を増幅させてネビュラグレイの力としていた。
裏インターネットを彷徨っていたフォルテを取り込み、人間を憎しむフォルテからもエネルギーを吸収。
しかしロックマン・ブルース・サーチマン・カーネルが阻止しに現れる。
ロックマンを一度悪の心に洗脳し、ロックマンから分離したダークロックマンをロックマン達と戦わせるもフォルテクロスロックマンに破壊され、ネビュラグレイと共に撤退した。
アニメ版
飛行機事故によって死亡した所をデューオによって大園ゆりこと共に、デューオが人類を観察するためのプローブとして改造された上で蘇生。
ゆりこはこの時に過去の記憶を失っていたが、リーガルは過去の記憶を失っているのかは不明。
浜辺に流れ着いた所をDr.ワイリーに拾われた。プローブとして改造・蘇生された際にデューオによって遺伝子に様々な超テクノロジーが書き記されており、リーガルとゆりこは生命力も高いほか、ダークシンクロチップの副作用すら無効化してしまう。ワイリーはこれを解読することで超テクノロジーの一端を手にした。
その為Dr.ワイリーの実子ではなく、彼の養子のような扱いとなっている。
人物(アニメ版)
「科学は“戦慄と恐怖”を与えてこそ、その真価を発揮する!」
ワイリーの元から自由を求める大園ゆりこと共に逃亡した後、現在表向きはキングランド出身の実業家にして超エネルギー工学の世界的権威となっている。
石油プラントやタンカー、レストランなども経営している大富豪でもある。
表向きは紳士であるが、本性は傲慢で冷酷な人物として描かれている。飛行機事故にあう前はどのような人間だったのかは不明。
プローブとして自分の肉体を研究したこともあってか、ワイリー同様リーガルも超科学を手にしており、光祐一朗が唱えたディメンショナルエリア理論を最初に実用化してみせた。
光祐一朗の頭脳は優秀と認めており、彼が生み出したシンクロチップはシェードマンを介して強奪しており、ダークシンクロチップとして自身も利用している。
人間社会への復讐心などから「恐怖と混乱」を掲げ社会への混乱をもたらしていたテロ組織WWW・ネオWWWに対し、リーガルは闇組織ネビュラを作り上げ「戦慄と恐怖」による世界の蹂躙(世界征服)を目標とする。
なぜ世界の蹂躙を望んでいるのか不明。
もっともネビュラ構成員の人間は大園ゆりこ程度で、必要に応じてシャドーマンを雇ったりダークロイドを使ったりしている。
ゆりこについては自らの目的を果たす為の道具としか見なしておらず、後に彼女が姉の大園まりこの記憶を思い出して情に目覚めた後、用済みと見なしてダークブルースに始末させようとしている。
『AXESS』ではデューオのプローブであることについて大園ゆりこに「忘れるな。私とお前は、下等な人間とは違う選ばれた存在」(48話)・「人類は私の前にひれ伏す。デューオの遺伝子を受け継ぐこの私の前にな。私は人類を超越した存在なのだ」(51話)と述べるなど、誇っているように語っていた。
『Stream』では「デューオよ。神を気取ったところで所詮貴様はネットナビ。人間に支配されるべき存在なのだ。今度は私の支配下となれ」(51話)というなど、心境の変化なのかデューオへの恨み節を述べている。
電脳世界の奥深くで自然発生したデータ生命体ダークロイドの存在に人間で唯一いち早く気づき接触。
人間やネットナビを嫌うシェードマンと協定を結んだ。
しかしダークロイドについて「たかがデータ生命体が人間に変わって地上支配するなど愚かな夢を見たのが間違いだ」と見下しており、ダークチップでダークロイドの大半を自分の配下にした後は、唯一懐柔できなかったシェードマンを抹殺している。
見下しつつもダークロイド自体は戦力として重宝しており、『Stream』では自分の忠実な手足としてダークロックマン・ブリザードマン・スワローマン・クラウドマン・コスモマンを生み出す。
特にダークロックマンは(捨て駒前提ではあったが)実質的な右腕として使った。
「一人が寂しいのか?やつらは弱いからだ。弱い者は孤独を恐れ他人と群れたがる」
「光熱斗もロックマンも自分一人では生きてはいけぬ、哀れな臆病者なのだ」
「だがデューオの力を手に入れて強くなれば友も仲間も不要。絆がなくても孤独を感じることなどない」
「ダークロックマン!宇宙最強のネットナビになれ!よいな」
私欲で人間世界の支配・蹂躙を目標としていたが、見方を変えれば人類の脅威であるデューオとダークロイドに対して先手を打とうとしていたともいえる。
ほぼ一人でネット警察や各国に気取られることなく、人工衛星や宇宙船、ネビュラのいくつかのアジトやリーガルタワーを作り、ネビュラの作戦を進行していくなどすさまじいバイタリティの持ち主。
劇中、自身のナビ?であるレーザーマンと会話する場面はなし。
レーザーマンは「Dr.リーガル様」と呼んでいたが、リーガルがレーザーマンを通じて大園ゆりこと会話する場面もあるほかレーザーマンはシェードマンに「お前がどうあがこうが所詮はダークロイドの浅知恵。人間よりも優れているなどと間違っても思いあがるな」と言っており、レーザーマンと意識と共有しているか精神はリーガルをコピーしたものの様子。
アニメ版での活躍
ロックマンエグゼAXESS
「人間世界に戦慄と恐怖を…」
ゆりこと共にワイリーの元から離反し、ネビュラを結成。世界を支配しようと暗躍。
インターネットシティの大量のナビたちを拉致し、そのナビを燃料源としてディメンショナルエリアを発生させるディメンショナルコンバーターをいくつも作った。
ダークロイドの首領格であるシェードマンとは協定関係にあるが、あくまでも「ディメンショナルエリア発生をネビュラが行い、実体化したダークロイド達は世界に『恐怖と戦慄』を与え、その報酬としてネビュラからダークチップをもらう」という利害の一致からに過ぎず、「ダークチップを餌にダークロイドをダークチップ中毒にして支配下に置く」(ディメンショナルエリアでの実体化も中毒を早めていた)というリーガルの思惑を見抜いたシェードマンが協定を破棄。
表向きはキングランドからの来訪で、ディメンショナルコンバーターの研究という名目で一時科学省に協力。
だが伊集院炎山にネットナビをダークロイド化させるダークチップを使わせようとアネッタを差し向け、その際に熱斗たちに自分の正体を露見させる。
そして自らのアジトの一つであるタンカーへ、熱斗たち及びディメンショナルコンバーターを自作したシェードマンが襲撃して来る事になる。
シェードマンがディメンショナルエリアを使ってきたことには驚いたが、レーザーマンによってディメンショナルコンバーターを破壊させてシェードマンを一蹴。シェードマンをダークロイドの組織から追放し電脳世界の奥深くに封印。
ブルースを特殊なダークチップでダークブルースにすることにも成功して彼をネビュラの幹部にし、レーザーマンを介してダークロイド達を指揮する。
ネット警察との戦いでダークロイド達が全滅、記憶を取り戻した大園ゆりこが離反し、ダークブルースが伊集院炎山によって洗脳から解放された後も、着々と計画の最終段階を進行。
ネットナビたちを拉致して更なるディメンショナルコンバーターを用意し、日本にあるリーガルタワーを用いて地球全土をディメンショナルエリアで覆う。
『Stream』1話でのワイリーによればこのディメンショナルエリアは、プローブゆえにデューオが地球抹殺する審判を下したことにいち早くリーガルは気づき、デューオの接近を防ぐため地球を守るバリアの意味もあったとのこと。
自分の予想を超えて復活したシェードマンが再び襲撃してきた際も、ダークシンクロチップによってレーザーマンとのクロスフュージョンを実行しCF(クロスフュージョン)レーザーマンに。
「前にも言ったはずだ。たかがデータ生命体が地球を支配しようなどと…」
「愚かな夢を見たものだと」
「貴様をデリートしなかったのは、無間地獄で永遠の苦しみを与えるため」
「だがこの世に未練を残すようでは目障りだ」
「今度はデリートしてやる!!」
シェードマンを「目障り」な敵として認め、一方的に叩きのめす形でデリートした(後に、予想外な形でシェードマンは復活するが)。
シェードマンにかつてまるで歯が立たなかった光熱斗と伊集院炎山はその光景に戦慄と恐怖をするほかなかった。
そして計画の最終段階として『戦慄と恐怖』で世界を蹂躙しようと、立体映像の疑似物質化を用いた巨大レーザーマンを世界各国に出現させて攻撃。
自身も科学省から強奪しておいた4枚のシンクロチップを用いて巨大レーザーマンを生み出し、それに乗り込んで科学省に向かって侵攻。
命の危険を顧みずソウルユニゾンしたCFロックマンやCFブルースの攻撃に少し怯みながらも圧倒。
だが、シェードマンの遺したセキュリティホールも活用したサーチマン達の決死の作戦によってリーガルタワーのセキュリティを突破されて電脳世界にあるディメンショナルコンバーターのコアを破壊されてしまう。
ほぼ同時に巨大CFレーザーマンとなったリーガル自身も、ロックマンの仲間たちやディメンショナルコンバーターのエネルギーにされていたナビ達の祈りを受けてフルシンクロ状態となったCFロックマンに手も足も出ず敗れ去った。
劇場版『光と闇の遺産』
「また会えて嬉しいよ、光祐一朗!」
肉体を電子分解されながらも、裏電脳世界に飛ばされて生きながらえていた事が判明する。
皮肉にも自身がデータ生命体と化しており、現実世界に出現する際にはディメンショナルコンバーターが周囲に展開される。人間だった頃よりかなり血色が悪い。
ウラ電脳世界で廃棄されていたスペクトルの片割れであるワイリープログラムを吸収しネビュラグレイへと変異していた。
スラーによって裏電脳世界に叩き落されていたフォルテを洗脳し、自身の尖兵とする。
ワイリープログラムをとりこんだ影響か、ディメンショナルコンバーターを介して、現実世界にある人間をワープさせる芸当までも可能となった。
かつて光正とワイリーが研究していた「ヒカリタダシプログラム」「ワイリープログラム」の対をなす二つから成る「スペクトル」を自らの野望のために利用。
「スペクトル」は本来、人間の思考や感情をネットワークでリンクすることを目標とした、人体を特殊なデータに変換して電脳空間を自由に行き来出来ることを考えた未来型ネットワークシステムであった。
リーガルは取り込んだワイリープログラムを用いて大規模な非物質化現象(地球上の物質が電子データに分解されて消滅する現象)を引き起こす。
『スペクトル』を完全なものとすることで地球全てを電脳化することをもくろみ、トリニティ・ブレイン社にあったヒカリタダシプログラムを強奪。
意図的に不完全にされていたヒカリタダシプログラムを、光祐一朗の網膜パターンによる網膜回路を手に入れて完全なものにしようと、祐一朗を元アメロッパ軍基地「KA-222」へ誘拐。
「私はあと10分で最終進化を遂げ、そのとき地球は消滅する!」
光祐一朗に拷問まがいのことをしながら網膜パターンを調べつつ、「スペクトル」を完全なものにしていく。
が、電脳世界にてロックマンと洗脳が解けたフォルテとの戦いとなり、スペクトルが完全となる寸前でフォルテクロスロックマンとなったロックマンとフォルテによってネビュラグレイが倒されて、非物質化現象も解除された。
劇場版以降は水銀状の液体(ネビュラグレイの構成する物質と思われるもの)を剣で武装した兵士として操る能力を見せている。
この兵士は攻撃を食らってもたちまち再生してしまう再生力を持っている(原作には登場しない敵キャラである)。
『ロックマンエグゼStream』
「遊びはおしまいにしてそろそろ本腰を入れるとするか」
ネビュラグレイが破壊された後も生き延びていた。
時空を超えるパストトンネルを通って生き延びていたシェードマンが己の死の間際にロックマンへ埋め込んでいたダークロイド因子を抽出。
それをもとに自分に忠実なダークロックマン達ダークロイドを生み出し、彼を操りデューオの13ある紋章を手に入れて、デューオの彗星の力を手に入れようと企む。
劇場版にて地球全ての電子データ化を目論んだのも、おそらくはデューオの紋章すべてを手に入れる狙いもあったものと思われる。
「やはりダークロックマンでは無理か。ならば…」
13の紋章を全てコピーしたダークロックマンがスラーに粛清された後、ついに自身がデューオの彗星の力を手に入れるべく動き出す。
スラーがフォルテによって殺害されるという幸運もあり、13の紋章のコピーを用いてデューオの彗星の力を手に入れて自分の制御下に置き、「偉大なるテクノロジーを掌握した自分は神も同然。時空間をも操ることもできる」と称する。
巨大なろくろ首のような怪物へと変貌。熱斗達クロスフュージョンのメンバーに襲い掛かる。
デューオ「誤ったネットワークの進化は修正しなければならない」
だがそんな「デューオの試練」を無視した暴挙をデューオが許すはずも無く、デューオの彗星のコントロールを失い、デューオに粛清される。
そしてデューオのもとに集められたクロスフュージョンメンバーによってミイラとなった状態で発見されるという無残な最期を遂げた。
炎山曰く「リーガルがデューオの彗星を制御することは不可能だったんだ」、ライカ曰く「エネルギーを使い果たし逆にこの有り様か」とのこと。
結局デューオの審判を逃れようとした彼の様々な行動も、レーザーマン風に言うならば“浅知恵”だったということだろう。
ロックマンエグゼBEAST
「人間とナビの共存。新たなるネットワークシステムの可能性を求めて…」
20話の過去の映像に登場。
異世界ビヨンダードのリーガルがディメンショナルエリア研究所の所長を務めており、こちらの世界のリーガルは光正の遺志を継いで人類とネットナビの発展に貢献しようとする善人だった。
が、こちらのワイリー(の記憶を移植した人工頭脳プログラム)は極悪人であり、そのワイリーが仕組んだ獣化因子によってリーガルのディメンショナルエリア実験は失敗。
その影響による天変地異に巻き込まれ消息を絶った。
ビヨンダードの住人はいろいろ異なることもあるため断定はできないが、デューオのプローブとなる前はこのような性格だったのかもしれない。
大園ゆりこはプローブとなってワイリーに拾われた際過去の記憶を失っていたため、リーガルも同様だった可能性はある。
モチーフはゲーム『ロックマンエグゼ5』にて記憶喪失で善人となったリーガルと思われる。
余談
- キャラクター
ゲーム原作では「優秀な科学者だったが、時代に選ばれなかった」父を持ち、それがきっかけで悪の道に堕ちてしまった哀しき悪役として登場し、最終的には改心して生存した。
各種メディアミックスではそもそもの悪に堕ちた理由が語られない為に、絶対悪として改心せずに因果応報な最期を遂げてしまうという、ある意味珍しいキャラクターである。
- 初期案
企画段階での名称はワイリーの息子という事で「アルバート」だった(出典:『ロックマンエグゼオフィシャルコンプリートワークス』復刊ドットコム・2016年・P168より)。
後にロックマンゼクスアドベントでも黒幕として名前の元ネタを同じくするマスター・アルバートが登場している。
関連タグ
確信犯(本来の意味で)
哀しき悪役(原作ゲームのみ)
絶対悪(公式メディアミックスでの扱い)