概要
作者はシナリオ・けいじま潤と漫画・あさだみほ。『小学二年生・小学三年生・小学四年生』で連載された。
内容については鷹岬版がシリアス寄りなのに対しこちらは熱斗の日常生活や学校の風景が描かれていたりとギャグ寄り…なのだが、シリアスな所はとことんシリアス。
派手な戦闘シーン少ないが鷹岬版と違いバトルチップやそれを用いたコンボを使用することが多く、オリジナル技も多数登場。サブチップのなどゲームの細かいネタも紹介されていたり、エグゼ3で登場したスタイルチェンジやその他のメディアでスルーされがちだった『バトルチップGP』の要素が拾われるなど本作ならではの魅力もある。
ストーリーはほぼゲーム版にそっており、1~3まで連載され4で打ち切りとなった。その後5が発売された時と映画「光と闇の遺産」公開時には特別読み切りが掲載された。ストーリーは1編が終わったら、2編が始まる!というわけではなく、アニメ2期以降の作品と同じく複数のナンバリング作品の要素を混成させた方式となっている。
また、新装版にはOSSを元にした書き下ろし漫画が掲載された。
なお、ナンバリングでは『6』の内容だけがコミカライズされていない。
登場人物
主要キャラ
主人公。相変わらずの運動神経を持ち、ある回で横から飛び出してきたトラックをかわすスキルを持つ。
ネットバトルの腕に関しては、第1話にてバトルチップを持っていないと発言していたり属性のことを知らない等他の作品と比べて未熟な面が見受けられる。
この作品では熱斗のクラスに転校してきた転校生。熱斗よりも一枚上手のライバルという位置付けであった原作と比べて未熟な面が目立ち、ワイリーに囚われて洗脳された事も…。
初登場時にはファイアマンの事件を熱斗が解決してしまったことから信用がガタ落ちになったと因縁を付けてくるなど『1』の炎山を思わせる尖りっぷりを見せた。素人に負けた事への悔しさから熱斗に並々ならぬライバル心を燃やすようになるが、次第にオフィシャルに相応しい実力を見せるように。
要はツンデレ。
こちらでも安定のヒロインだが、熱斗のためにバトルチップ(原作のメガクラスチップ「ロール」)を作ったり、命をかけて戦いに赴かなければならない熱斗を心配するなどより正統派のヒロインとしての色が強まっているが、肝心の熱斗が女心に疎く、空気を読めない行動をした彼を制裁する事も。
アイさんとコンさんという本作オリジナルのお手伝いさんがいる(名称の由来ははそのまんま「アイコン」)。
ちなみに本作でもメイルちゃんルートは確定らしい。
自分の実力不足をガッツマンのせいにする未熟さも目立つが、ガッツマンのバージョンアップのために貯金をするなど決してガッツマンを嫌っているわけではない。
徹夜で「ロケットガッツパンツ」のデータを作成するなどプログラミング技術もあるらしい。
初の主役回がよりにもよって書庫に閉じ込められて尿意を催すという回であった。
しかし、ここぞという時には頼りになる。
本作でも担任として登場。
ネットワーク技術発展の功労者。
プロトとの戦いでデータとして出現し、熱斗達を導いた。
オフィシャルネットバトラー
原作では一般ネットバトラー、アニメではネットエージェントだが、本作ではオフィシャルとなっている。
オフィシャルネットバトラーの一人。本作では水着姿を披露。
市民ネットバトラーの育成を行っているネットバトルインストラクター。
本作では『2』時代の姿が登場。
WWW
WWW統帥。
この作品では光正がPETを開発したことがきっかけでロボット工学の研究の場を失ったことでwwwを結成した。
そのせいか、ネットワーク社会だけでなく特にPETに対して強い憎しみの感情を抱いている。
初回では世界征服と破壊を目論んでいたが、熱斗と炎山に敗北、失敗に終わる。
そして崩れゆく塔からを脱出しようとするも、「ゴスペル」の一員であるエアーマンの手によって爆発に巻き込まれ、行方不明になる。
しかしまた登場し、今度はスパムメールとドリームウイルスを使った「PET消滅計画」を実施しようとしたがこちらもロックマンと熱斗の手によって阻止される。
そして建物の崩壊に巻き込まれて今回も行方不明になった。
それでも再度登場し、「N1グランプリ破壊計画」とプロトの復活を試みた。
しかし、この時のワイリーは画面越しでしか出番はない。その上後にこのワイリーはプロトによって作られたただの虚像だと判明する。つまり、本物のワイリーは…。
WWWタワーの戦いで登場。1分ごとに火の海へ崩落していく階層のガーディアンであり、爆風でPETを吹き飛ばして苦戦させたが、熱斗の決死の行動で逆転される。
『3』編ではちゃっかり新生メンバーに混ざって悪事を働いていた。
本作ではヒートマンは登場しない。
WWWのメンバー。やたら強面だった原作やカタコトハイテンションだったアニメ版とも異なる紳士的な性格。
WWWタワーにて熱斗と対決し、ロックマンがダメージを受ければ熱斗に電撃が直撃する仕掛けで苦しめたが、敗北後は自分が電撃を食らった(電撃マッチ自体はアニメ第30話でも行われた)。
WWWのメンバー。おばさんと呼ばれるとキレる。
ネットナビ集中管理センターの職員に変装したり、コトブキ町に熱斗を誘き寄せてクレーンから鉄骨を落としたりと複数回に渡って熱斗と対決した。
wwwのメンバー。頭脳派でこれまでの熱斗の戦闘データを元に戦略を先読みし、WWWロックマンとマジックマンを使ってピンチに追い込むが、熱斗が破れかぶれで選んだインビジブルで敗北を喫する。
新生WWW
wwwの初期メンバーに見切りをつけたワイリーが新たに呼び寄せたメンバー。
最初に登場した「3」のキャラクター。
フォルテに悪の種を植え付けるために送り込まれた刺客として登場。
新生WWW二番手。
N1グランプリ会場を襲撃した際には2体の猛犬を操り、計画の支障となる快太のオペレートを妨害する卑怯な性格。
新生WWW三番手。
原作通りのエコテロリスト…なのだが、病院を襲撃していないのでナース服に特に深い意味はない。
新生WWWの四番手で、N1グランプリ会場を占拠し、MCを気取る。
原作通りに業界用語を交えて話す。
ゴスペル
ゴスペル首領の正体。
事故で両親を失い、財産目当ての人々から酷い仕打ちを受けたことで「人間なんて善人の仮面を被りその下では欲にまみれた汚い存在」と考えるようになりwwwの協力を得てゴスペルを結成し世界征服を企む。
逃亡中のワイリーをWWWタワーで襲撃するが、失敗。
秋原町誘拐作戦の司令塔として暗躍し、作戦の第一段階である秋原町の麻痺を達成すると即座に撤退を選ぶ有能な悪役として描かれている。
作戦に失敗すると物語の表舞台から姿を消したが、秋原町に多大な損害を与えた点は特筆すべきだろう。
風吹アラシと共に秋原町誘拐作戦を実行する。
原作やアニメのようなエコテロリスト的な側面はなく、完全なガチ悪人という扱い。
クリームランドの王女にしてオフィシャルネットバトラーだが、貧しい国を救うためやむなくゴスペルに協力していた。
ガウスに突き飛ばされてバリアで重傷を負い、消息を絶つ。
『5』は外伝として漫画化されているものの、いずれの作品でも出番はない。
表向きはオフィシャルネットバトラーの協力者だが、裏でゴスペルの幹部として活動していた。
オフィシャルセンターの倒壊に巻き込まれて消息を絶つ。
こちらではエレキ伯爵と血縁関係がなく、面識もない。
ネビュラ
ネビュラの指導者。連載が4で打ち切りとなったため最後の最後で顔見世と少しのセリフのみの出番となっており、映画公開記念読み切りではキングランドでネビュラグレイ事件を引き起こしたが、映画でのネビュラグレイポジションをダークロックマンに譲っているため、こちらでも決着は着かず。
その他ネットバトラー
こちらでも水道局員の設定であり、ゴスペルの秋原町誘拐事件で熱斗に力を貸した。
本作ではWWWとの絡みはない。
海外に住むやいとの友人。
こちらでも体が弱い設定であり、N1での活躍を夢見るが、予選に参戦していなかった為にリングの発案で運営に掛け合って出場枠を手に入れようとした所で事件に巻き込まれる、
N1グランプリ出場者。
原作とは異なり、WWWの事件に巻き込まれて熱斗に救われた背景がないため、熱斗を「シショー」とは呼ばない。
原作と役割は同じ。
新世代ナビの使い手。
映画公開記念読み切りで登場。ネビュラグレイ事件で熱斗の救援に現れた。
OSS特別編で漸く登場。
熱斗とは顔見知り。
ネットナビ/ボス
主要キャラ
熱斗のネットナビ。
今作では熱斗が第一話でデンサンシティにあるネットナビ集中管理センターでダウンロードした。後に彼が自らネットのナビになることを望んでいたことが判明する。熱斗の兄から作られたという設定は存在しない。
本作での「ダブルヒーロー」はPAではなく、ハイキャノンとブルースのソードの合わせ技。
炎山のナビ。本作でもライバルポジションなのだが、ニヒルな口調で話したり、ロックマンを「クズナビ」呼ばわりするわりに僅差で敗北するなど他のメディアで見られたクールなライバルとは言い難いキャラ付けとなった。
残像を生み出して敵を斬る「フォーメーションγ・2」、エレキソードの強化版「スーパーエレキソード」というオリジナル技を持ち、敵のナビの攻撃を吸収して「フォーメーションω・2」という強化形態にもなれる。
特別編では一時的に熱斗がロックマンと同時にオペレートしている。
剣の名称は本作では「スーパーソード」となっている。
メイルのナビ。安定のヒロイン枠である。
本作ではメディアミックスでは珍しいメガクラスチップとしての登場も果たした。
頭の鞭の名称は本作では「ループウィップ」となっている。
デカオのナビ。パワーが高い反面、命中率が低いせいでデカオから罵倒されてしまい、一度は家出を考えたが、デカオを誰よりも信頼しており、熱斗が鎌をかけた際には必死で彼を擁護していた。
ロックマンのブレイクハンマーとガッツマンのガッツハンマーを合わせた「Wハンマー」というオリジナル合体技を持つ。
やいとのナビ。
アニメ版と同様に戦闘シーンも存在し、ゴスペル幼体にスイコミを使ってロックマンをアシストする活躍を見せるが、『4』編でダークチップ漬けになってしまったが、ブルースに助けられる。
ネットスラムで暮らす自立型ナビ。ゴスペルとは無関係。
ロックマンを「主人に使われる弱きナビ」と見下していたが熱斗とのコンビネーションを見て彼を認める。後にフォルテの友人であったことが判明している。本作では愛刀のムラマサが大活躍しており、本作の影の主役といっても過言ではない好待遇となった。
小1版ではウラインターネットに潜んでいるという設定に。
今作では電脳世界の守護者であり、ゲットアビリティープログラムやコサック博士の設定はないようだが、その代わり電力を集めネットワークを維持する能力がある。胸の傷はネットワークを守る戦いで敵に付けられたもの。
また、シャドーマンの友人であったり、ネットワークを守るために自身のエネルギーを送っていたりと、心優しい部分が目立つ。
フォルテGSはワイリーが彼のデータを元に作ったロックマンDSのような扱いであり、最終的にその力を封印する為に融合し、ゲーム版と同じような性格になる事が示唆された。
映画公開記念読み切りではその後のフォルテが登場し、劇場版同様に一時的にフォルテクロスロックマンへと融合した。
オフィシャルのナビ
病院に現れたウイルス軍団を討伐すべく、ロックマンと協力する。
「ダンシングゲートキャノン」というゲートキャノンの回転撃ちを披露した。
原作ではPAであった「ゲートマジック」はロックマンとの共鳴現象が生み出した合体技という設定。
WWW基地の崩壊に巻き込まれそうになったロックマンを救出。
目立った出番はほぼこれだけだが、小1版では出番がそれなりに増えている。
市民ネットバトラー試験にてプロトの妨害を受けたロックマンを助けたナビ。
『4』編は打ち切られたので、そちらで登場する事は無かった。
ネットバトラーのナビ
氷川のナビ。カットマンとエアーマンの2体を相手に粘れるだけのガッツを持つ。
原作通りに語尾に「です」と付ける。
ケロさんのナビ。中継車の電脳に侵入したビーストマンと戦った。
マリィのナビ。プラントマンのローズニードルを全弾弾く高い身体能力を有している。
原典同様に明るい性格でマリィを引っ張る。
N1グランプリで準決勝にまで登りつめた快太のナビ。
「リバース・ターボホイール」というバウンドして敵の背中を攻撃するタイヤを放つ技を持つ。
プロトとの戦いで登場。目立った活躍シーンはなし。
映画公開記念読み切りに登場。
WWW
一番手。ネットナビ集中管理センターを襲撃するが、肉薄したロックマンのワイドソードで貫かれてデリートされた。
WWWタワーの戦いで強化再生されたが、アクアソードで倒された。
エレキ伯爵のナビ。電撃で体力を回復する能力を持つが、ナビが電気をエネルギーとする特性はロックマンにも適用されているために回復され、ハリケーンを浴びてデリートされた。
科学省を襲撃した際には「ビットドリームウイルス04」に可変する能力を与えられ、「エレキオーラ」で木属性以外の攻撃を無力化できるように。コガラシに敗れるが、「超データ複製プログラム」の奪取には成功した。
まどいのナビ。
ネットナビ集中管理センターを占拠し、ネットナビの洗脳を目論んだが、炎山からのWWWのパスコードを入手した熱斗がWWWの電脳にアクセスしてきた為に撤退。二戦目では二つの属性を使い分けてロックマンを苦戦させたがエレキソードに敗れた。
コトブキ町でロックマンと交戦した際には「ビットドリームウイルス03」に可変する能力を与えられた。
マハ・ジャラマのナビで本作ではナビ召喚能力を有し、WWWがロックマンを解析して作ったWWWロックマンを操って戦ったが、熱斗の咄嗟の判断で同士討ちに追い込まれ、ロングソードでデリートされた。
WWWの慇懃無礼な自立型ナビ。日暮さん?知らんな。
高層ビルのデータを盗むために出現し、サイコロボムで出た出目と同じ数の階を爆破すると脅迫したが、怒りの感情でシンクロしたロックマンに撃破された。
小1版では日暮さんも登場するが、最後まで敵であった。
WWWのPET消滅計画の一番手。
インターネットで暴れ回ったが、ロックマンたちの連携で倒された。しかし、完全には倒されておらず、なおもロックマンたちをデリートしようとしたが、ブルースに引導を渡された。
WWWのPET消滅計画の二番手。小学校の電脳を占拠した。
スパムメールの影響で身動きが取れないロックマンを苦しめたが、加勢に現れたナイトマンには歯が立たず、ロックマンのバーニングボディで貫かれた。
ラスボスだった本家とは異なり、こちらは複数回に渡って登場。
最初に登場したのは「プロトドリームウイルス03」(足に当たるパーツ)であり、1体目はアクアオーラを「スーパーエレキソード」で解除され、ダブルヒーローで撃破された。
その後、WWWメンバーのナビが可変した「ドリームビットウイルス01」から「04」までの個体と世界中のPETに送り込まれたスパムに仕込まれていた個体が結集し、原作と同じ姿の「究極ドリームウイルス」が誕生。
これに伴い熱斗達のPETを破壊し、超複製プログラムで生み出したビットで損傷を修復する能力で優位に立つが、新型PETを手に入れ、フルシンクロ状態となった熱斗とロックマンに敗れた。
ゴスペル
こちらではゴスペル(組織)の究極ナビという設定。
一度はゴスペル(組織)の制御下を離れ、ロックマンとガッツマンに一度は敗れるが、オフィシャルセンターにて出現、ガウスによって送られたエネルギーを食らって完全体となった。
その後は帯広シュンによって再生され、倒されたゴスペルのナビをコピーして科学省を襲撃、これまでに襲撃してきたコンピュータをバグのかけらで侵食するも、エネルギーを大量に取り込んだ影響で暴走を始めてしまう。
再生能力でロックマンを苦しめるが、カスタムスタイルに覚醒したロックマンのPA「ストリームアロー」で今度こそデリートされた。
自立型ネットナビ。氷の柱で電気属性の攻撃を防ぐ技巧派。
バスの電脳をジャックし、ロックマンの抹殺を目論むが、氷の柱を利用したエレキサークルの有刺鉄線で動きを封じられ、エレキブレードで撃破された。
後にシュンのナビになる。
ゴスペルの一番手であるアラシのナビ。こちらでも口癖は「ホアー」。
ウイルス軍団を指揮して秋原町の電脳世界を襲撃し、メイルを家に閉じ込めて窒息させた(幸いにも命に別状はなかった)。
ロールとの戦いに熱くなってしまい、作戦を疎かにするなど抜けた所があるが、世界を股にかける犯罪組織のナビだけあって強さはなかなかのもの。原作での弱さが嘘みたいな扱いである。
自立型ネットナビ。秋原町誘拐作戦ではネットワークを切断しブルースを妨害した。
ライフライン管理センターをエアーマンと共に襲撃し、竜巻で加速する突進技でロックマンとアイスマンを苦戦させるが、アイスマンのブリザードで動きを止められ、ロックマンのフレイムブレードでエアーマン共々串刺し団子にされてしまうのだった。
ダイスケのナビ。クイックなだけに交通網の遮断を担当。
しかし、自慢の速さへの過信が仇となり、戻ってきたクイックブーメランを避けようとした所をブルースに切られて敗北。自爆を試みるも、失敗に終わった(断末魔も原作をリスペクトしている)。
プライドのナビ。不本意ながらもゴスペルに協力していたが、ゴスペルの力が祖国を救うに足るものではない事を悟り、プライドを救うためにバリアプログラムを破壊しようとした所をゴスペルにデリートされた。
ガウスのナビ。初めはロックマンに協力していたが、オフィシャルセンターにて本性を表す。
エレキマンとの戦いでも攻撃を無力化されたり、ガッツスタイルに瞬殺されたりとあまりいい所がない。
マグネットラインで「ビットドリームウイルス04」の動きを止めたりと活躍の場がないわけではないのだが…。
新生WWW
新生WWWの一番手であるレイのナビ。
フォルテを操ってネットワークの破壊を目論むが、ロックマンに敗れた。
パルストランスミッションで電脳世界に入り込んだレイと共にプロトを討伐しに来た熱斗らを迎え撃つが、グランドスタイル覚醒の余波に巻き込まれて完全にデリートされた。
科学省の電脳に潜伏していたが、ガッツスタイルの攻撃を受けて一時撤退。
N1グランプリ会場でビーストマンと組んでロックマン達と交戦、フレイムライン1で丸焼きにされ、背後からフォルテGSの攻撃を食らってデリートされた。
ドリルマンの弟分である自立型ナビ。
小学校を襲撃し、リモコン式の泡型爆弾に人々を閉じ込めた。
熱斗を泡で爆破したと思い込んで勝ち誇るが、エアコンの吸い寄せを利用して泡を対処され、圧縮で小さくなったロックマンのカウントボムでコントロール源のボンベを破壊する策に敗れた。
DNNテレビ中継車の電脳を襲った犬飼のナビ。
腕を分割する能力でロックマン達を苦しめたが、ブルースの不意打ちで撤退する。
その後、N1グランプリ会場でロックマン&ターボマンと激突するも、ドリルマン共々フォルテGSの餌食となった。
アネッタのナビで、植物を操る能力でN1グランプリ会場の駐車場を植物で覆い尽くした。
リングとロックマンのタッグに敗れた。
ヒノケンの命令でN1グランプリ会場のガス供給コントロールルームを襲撃。
無敵状態に変化する能力でブルースを苦しめたが、リングの加勢でキャンデービルと同じ特性を持っている事を看破されて敗れた。
砂山のナビで、パルストランスミッションで電脳世界にやってきた熱斗を襲撃してきたが、ブルースのデルタレイエッジに敗れる。
今作では初期型電脳世界そのものではなく電脳世界を管理するプログラムとなっており、暴走したことで電脳世界のすべてを取り込もうとする。
炎山から転送されたバリアブルソードを受け取ったロックマンと熱斗の特攻に敗れた。
ネビュラ
ネビュラのナビ。WWW崩壊に乗じて市街地で人々を催眠音波で眠らせた。
熱斗とロックマンを襲撃するがブルースソウルとなったロックマンに倒された。
何気にこの戦いで「ガンデルソル」が登場している点は芸コマ。
本連載が打ち切りになった為、顔見せで出番が終わった。
特別編にて登場。最初のリベレートミッションで対決。
ブルースの攻撃に怯んだところへフルシンクロで強化されたワイドソードを受けてデリートされた。
映画公開記念読み切りで登場。
ネビュラグレイによって悪の心に染まったロックマンの姿で、悪の心がある限り何度でも再生できる。
ロックマンの抵抗で本体から分離、フォルテクロスロックマンのダークネスオーバーロードで倒された。
映画公開記念読み切りで登場。
キングランドのトライデントタワーから放つ電波で暴走させた人々の「悪の心」とフォルテの人間への憎悪を集めて誕生したが、フォルテが抜け出た事で覚醒が不完全に終わった。
映画ではネビュラグレイが担っていたポジションはダークロックマンが担当する。
その他
第1話でネットナビ集中管理センターの案内プログラムとして登場。
プロトの監視をしていた謎のナビ。プロトの撃破と共に崩壊した電脳空間から熱斗を助ける為に現れた。
OSS特別編で登場。後日談では白金ルナも登場している。
OSS特別編にてダブルロックマンに撃破された。
本作で登場した形態
スタイルチェンジ
「チェンジ.bat」を組み込んだロックマンが仲間を守りたいという強い意思によって変身可能となった形態。
任意で変身できたアニメ版とは異なり、ゲーム同様に様々な状況下でランダムに姿を変えるのが特徴。
シールドスタイル
エレキマンとの2度目の戦いで最初に覚醒した姿。
劇中で登場したのは木属性のウッドシールドスタイルである。
ガッツスタイル
ゴスペル(幼体)との戦いで覚醒した姿。
チャージショットの一撃でゴスペルに大ダメージを与え、マグネットマンを地面に叩きつけて瞬殺できるほどの強さを持つ。パンチはシルバーフィストで発動した(バブルマンとの戦いではバトルチップを使わずに殴っている)。
最初に登場したのはヒートガッツスタイルで、バブルマンとの戦いでエレキガッツスタイルとなった。
カスタムスタイル
ゴスペル(成体)との戦いで覚醒。
解析力に優れる姿で、ゴスペルの弱点を分析した。
属性は不明だが、使用したPAの属性から恐らくアクアカスタムスタイルではないかと思われる。
ブラザースタイル
ビットドリームウイルス01との戦いで覚醒。
展開したナビマークを介して攻撃位置を変更したり、触れたナビの攻撃を自分の攻撃として繰り出すオリジナル能力が追加された。
必殺技はガッツマンの放ったロケットガッツパンチに水属性の力を与えた「バブルクロスガッツパンチ」。
属性は不明。
シャドースタイル
フォルテGSとの戦いでムラマサブレードに込められたシャドーマンのメッセージを心に刻む事で覚醒した姿。
分身の術をはじめとした忍術、ムラマサブレードやリョウテクナイといった忍具を使ったトリッキーな戦いが得意で、強さはフォルテGSを遥かに凌ぐ。
属性は不明だが、「サラマンダー」を使用していたことから恐らくはヒートシャドースタイルではないかと思われる。
グランドスタイル
フラッシュマンとの再戦で覚醒。
フィールドに干渉し、石柱を隆起させる能力を持つ。
属性は不明。
ソウルユニゾン
破損した「チェンジ.bat」に代わり「ユニゾンプログラム」が組み込まれた事で変身が可能になった姿。
ナビ同士の心が共鳴する事で変身に必要なユニゾンチップが生成され、スタイルチェンジのデメリットであったランダム性を排除している。
ブルースとの共鳴で誕生。
ブルースとの合体技「真・ダブルヒーロー」が必殺技。
映画公開記念読み切りで登場。
アニメと同じく唯一登場した『5』のソウルユニゾンである。
フォルテクロスロックマン
映画公開記念読み切りで登場。
ダークロックマンとの戦いでフォルテとロックマンが一時的に合体した姿。
戦闘力はダークロックマンを遥かに凌ぐ。
用語
市民ネットバトラー
ウイルス事件を解決するために民間人から選ばれるネットバトラー。
アニメ版でいうネットセイバーに近いポジションであり、オフィシャルとは別に存在する。
新世代ナビ
プロトの反乱に備えて作られたネットナビ。オペレーターと相性が合うように予め調整されている。
実はロックマンもこの中の一体であり、ネットナビ集中管理センターでダウンロードされるのも全ては仕組まれた事であった。