解説
クレムリン軍団の一員。初登場は『スーパードンキーコング2』で、『ドンキーコング64』にも登場している。
行動パターン
普段は樽の中に隠れており、プレイヤーが近付くと樽から顔を出して体当たりを仕掛けてくる。樽を装備しているため防御力が高い。
知らないで近づくと突然大きな声を出して顔を出すため心臓に悪い。
体当たりを喰らっても死ぬ事はないが、弾き飛ばされるため、崖から転落してミスしてしまったり、トゲの上に落ちてしまう場合もある。
攻略法
頭を踏みつけるたり、他の樽をぶつけたりすると顔と手足を引っ込め、普通の樽として扱える(ただし、一定時間触れなかったり、持ち上げて下ろすと行動を再開する)。樽に籠った状態で投げて壁や敵に当てて樽を破壊すれば倒すことができる。その際、断末魔も無く樽の破片をまき散らして完全に消滅するが、(後述のボムクロバーはともかく)中身に関しては完全に行方不明である。
バリエーション
クロバーには様々な種類がある。
- バナナクロバー
黄色の体色で、ぶつかるとバナナを10本ずつ盗んでいく。手持ちのバナナが10本未満の時に落とすバナナは10本束に見えるが、取り返すとちゃんと落とした本数分戻ってくる。当然バナナを持ってなければバナナを落とさない。
- ボムクロバー
赤色の体色で、TNTバレルの中に入っている。当然ぶつかれば爆発・ミスになるため、注意が必要。
よく見るとNの字が左右逆になっている。これはクロバー全般に言えることだが、判別できるよう待機中のグラフィックが左右逆になっているため。
ちなみに64や、GBAの移植版ではカブーンという名前に変わっている。
64では飛び道具で倒せるうえ、しばらく走り回っていると自爆するので通常のクロバーよりも幾分か倒しやすくなっている。倒すとしばらくの間灰になるが触れてもダメージは受けない。
- キラークロバー
黒色の体色で、目が赤い。ぶつかるとライフバルーンを1つ盗んでいく厄介な敵。残り人数が少ないときにぶつかられて敵に接触しようものなら・・・。
他シリーズでの出演
64では過去作とは比べ物にならないほど強くなっており、通常攻撃が一切通用しない上にタルとして持ち上げる事もできず、しかも接触するとダメージを受けるという厄介極まりない敵と化している。
オレンジボムか衝撃波をぶつけると倒せる。
「ドンキーコング ジャングルクライマー」では3-1にのみ登場しており、霧の中で姿を隠しつつトッテの上を移動している。
触れてもダメージを受けることはないが、ドンキー達を弾いてくるため転落に注意すべき点は過去作と同じ。無敵状態で頭以外に触れても攻撃が通らなかったりと高い防御力も健在。
ちなみに従来と異なり右目は潰れていない。ボイスはクリッターの声をそのまま使い回している。
派生キャラ
次作『スーパードンキーコング3』では、クロバーと同じ性質の敵キャラ・ノッカが登場している。
関連タグ
ミミック…アイテムに擬態しているという意味ではスーパードンキーコング版ミミックとも言える。リメイク版ドラゴンクエストⅦでは樽のモンスターが登場した。