罪符「彷徨える大罪」
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つみふさまよえるたいざい
四季映姫・ヤマザナドゥのスペルカード。
四季映姫・ヤマザナドゥのスペルカード。
- 彷徨える(さまよえる)
死んでいるのに(もしくは死んでしかるべき状況であるのに)あの世に行けず、この世を延々とさまよい続ける存在。古今東西さまざまな伝承がある。
西洋の場合は、犯した罪の報いであの世に行けないケースが多い。
日本の場合は、恨みなど本人が抱えるこの世への未練によりあの世に行けない(成仏できない)ケースが多い。
『さまよえるオランダ人』
航海中に神を呪う言葉を発したオランダ人の船長が、神罰により死ぬ事も陸に上がることも許されない身となり、永遠に海をさまよい続けているとする伝承。
この伝承を基にしたオペラもある。
『彷徨えるユダヤ人』
イエス(キリスト)がゴルゴダの丘で処刑用の十字架を運んでいる際、イエスに対して「とっとと行け」と暴言を吐いたとあるユダヤ人がいた。
このユダヤ人に対してイエスは「お前は私を待たなければならない」と答えたとされる。
それ以降、このユダヤ人は死ぬことが許されない身となり「最後の審判」の時まで地上をさまよい続ける運命となった。
聖書の内容を題材にしているが、この話自体はあくまで民間伝承。
ジャック・オー・ランタン
死後、天国からも地獄からも受け入れを拒まれ、かぼちゃに憑依して地上をさまよい続けている存在。
ハロウィンで飾られるカボチャはジャック・オー・ランタンの姿をかたどったもの。
東方において該当するキャラ
種族は「舟幽霊」。念に捕らわれて成仏できない念縛霊の一種。水蜜はかつて舟幽霊として海を彷徨い通りかかる船を沈めていた。
種族は「亡霊」。東方における「亡霊」は、輪廻転生から外れて永遠に現世を彷徨い続ける死者の霊。
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