概要
TNTバレルとは、スーパードンキーコングシリーズに登場するアイテムである。
特徴
爆薬のつめられたタル。大きさは通常のタルと同じだが、赤みを帯びていて側面に白文字で「TNT」の表記。他のマーク付きのタルと違い文字は手書きのようで、ペンキが垂れていてちょっと怖い。作品によってはドクロマークも描かれている。
投げてしばらくたつか物にぶつかることで爆発するが、作品によっては設置しただけで時限爆弾として機能する。
場合によってはこのタルに擬態した敵もいるので注意。
これに限らず、レア社の作品では多くにこの爆発物が登場することで有名。古くはバトルトードなどでも登場する。
登場作品
スーパードンキーコング
初登場作品。通常のタル同様に使用可能であるほか、全作品でも唯一時限爆弾として使用可能。通常のタルでは破壊できないオイル缶などを破壊することも可能。
スーパードンキーコング2
シリーズ初のボス戦での出番となる(のちのリメイクでは前作でもボス戦で使われることになる)。さらに、擬態した敵ボムクロバー(リメイク版はカブーン)が初登場する作品であるため、相応に出番は多い。
なお、ボムクロバーはよく見るとNの文字が反転している。
スーパードンキーコング3
本作では岩壁などTNTでしか破壊できない仕掛けが再び登場。擬態した敵だけでなく、普通の敵がこのタルを使って攻撃してくる場面も見られる。
ドンキーコング64
本作では通常のタルを拾って投げる仕掛けがかなり少なく、このタルも要所でしか登場しない。
- ボス戦
ボスとの戦いで、このタルを投てき武器として使うことが多い(使わないこともある)。ステージ中央の特殊パッドから出現する。投げて爆発してもしばらくすれば再びパッド上に復活する。
ボスがパッドの上に置かれたバレルにぶつかっても破裂するが、自分で投げてぶつけなければダメージはあたえられない。
- トロッコレース
ジャングルガーデン・ひるよるウッドのトロッコレースでTNTバレルを乗せたカートが登場し、クロバー(カブーン)ともどもおじゃまキャラとして登場する。カートは背後から追跡し、追いつかれるたびに爆発音とともにコインを3枚落としてしまう。
カブーンはともかくTNTカートは何度ぶつかっても破裂はしないため、もたもたしていると何度も追撃をくらってしまう。ひるよるウッドでは途中に大ジャンプする箇所があり、そこから先へは追って来ない。
- ミニゲーム
TNTカートが「グルグル・トロッコ」にて登場。パターンを見切れば必ず勝利できる相手だが、パターンを見切ろうとせずに攻略を試みるとかなり苦戦する。
バンジョーとカズーイの大冒険2
ステージ2の「キラリンこうざん」内の爆発物がTNTバレルになっている。行く手を塞ぐ障害物を破壊する火薬として使われており、破壊するためにはフンバ・ウンバの魔法で起爆装置に変身しなければならない。
Conker's_bad_fur_day
チャプター8の「クマリス戦争」にてギミックとして登場。
トイレで用を足していたキャラクターがなぜか背中に背負っており、なぜか当人は背中のそれがTNTであることに気づいていない。コンカーはこれ幸いとこれを利用して、行く手を阻む障害物まで誘導し、そして火の付いたパチンコで狙撃して···結末はお察しください。