概要
スーパードンキーコングシリーズに登場する敵キャラクターで、クレムリン軍団の下っ端。
見た目は二足歩行をする緑色のワニ。初登場の『スーパードンキーコング』をはじめ多くの作品に登場している。
CV:土屋トシヒデ(スーパーマリオストライカーズ以降)
単に歩行している者もいれば、ジャンプしながら襲いかかる者、一定の範囲内を跳ね回っていたりと色違いで行動パターンが異なる。後の作品では格闘戦や噛みつきによる攻撃を仕掛けてくることも。基本的に何をしても倒せるが、『64』では少なくともノーティよりは耐久力が増している。
『ドンキーコング64』ではクランチの着ている物と似た黒いシャツを着用している。
ムービーでは操舵手や技術担当のクリッターも登場。ボスキャラのアーミィ・ジローの武装を整備している様子も確認できる。技術スタッフに怠け者が多い様でブラストマティックの修復作業に遅れが生じた結果、クルールに監視としてクラップトラップを差し向けられており、恐怖のあまり脱走を試みようとしていた技術部長も結局逃げる事は叶わなかった。…が、後にまた堂々と居眠りをする始末(しかもクルールまで眠りこけている)。最終決戦であるボクシングではタイムキーパーをしているが、キングクルールがダウンした際に勝手に時間切れにしてくる。
レア社が離れ、任天堂へ移った後もクレムリン軍団を代表する雑魚キャラとして登場している。
2005年以降はSFC時代に近い顔つきになり、イボ付き腕輪とドクロマーク付きベルトのズボンを身に付けた姿がスタンダードとなっている。心なしかレア社時代よりも逞しい体格になっており、クラッバに似てないこともない。
『ぶらぶらドンキー』ではジャングルピック内で隠しプレイアブルとなり、ドンキーと同等の性能を持つ。敵キャラとしてはトッテからジャンプしたりレバーを引いて仕掛けを作動させる、爆弾を投げつけてくるなど行動パターンが多彩。
『ドンキーコングジャングルクライマー』では地上を巡回しドンキーを見つけると突進してくるパターンも追加され、更にストーリー上でクルールに同行している4体はクリスタルバナナを使うことでパワーアップし、ジャンクロンプ、メガンプ、ドラグリンガーといったボスとして立ちはだかることでドンキーコング一行を足止めする役割を担う。
『ドンキーコングたるジェットレース』では初期キャラクター。『ぶらぶらドンキー』と同様にドンキーと同等の性能を持つが、クレムリン側が緑色のバルーンに触れると強化されたアイテムをゲットできるため少なからず差別化されている。『64』での怠け癖の名残りか胡座や肘枕のポーズが取り入れられている。
ゲスト出演
マリオシリーズ
『マリオテニスGC』ではラインズマンとして背景に登場し、『64』の頃の黒シャツ姿としては本作が最後となる。
『マリオストライカーズシリーズ』では迂闊に近寄って来た選手を蹴散らし、メガストライク(所謂必殺技)を全て受け止めたりと強靭な肉体を持つ唯一無二のゴールキーパーとして登場。
雑魚敵としての面影はどこへやら。
また、スーパーチーム仕様のクリッターも存在する。
『マリオストライカーズバトルリーグ』では未登場でブンブンに変更。
『スーパーマリオスタジアムファミリーベースボール』ではボスのキングクルール共々参戦し、デフォルトカラーである緑の他にレッド、ブルー、ブラウンの色違いも登場しており、ストーリーでは色ごとに性格の違いも表れている。マリオストライカーズのキーパーポジションを意識したのか「キーパーキャッチ」という特殊アクションを持ち合わせており、普通であれば到底届かないような打球を取ることができる。パラメータは打撃と守備が高め。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
『大乱闘スマッシュブラザーズ_for_Nintendo_3DS』のフィールドスマッシュでは敵キャラとして出演。緑色は連続噛みつき、青色は回転ラリアットを仕掛けてくる。また、ティキドリーも敵キャラとして出演しているため、本作でティキ族と逸早く共演したことになる。ゲームでの登場は現状としては本作が最後となっている。
一応、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではスピリッツという形で登場。ボティは言わずもがなキングクルール。
アニメ版
かなり多数いる。基本的にやられ役だが、本気になったときの実力は相当なもので、クルールが好物のココナッツシェイクを盗んだ際には全員で反逆を起こした。
クラップトラップを発射できるラッパ銃を携行している。