アルシュベルド
あるしゅべるど
「ヤツがそうなのか?」
「"白の孤影"だ」
プロモーション映像4にてようやく公開された『モンスターハンターワイルズ』のメインモンスター。
調査隊から“白の孤影(しろのこえい)”と呼ばれている謎の飛竜種(種族は体験プレイの表記にて判明)。別名「鎖刃竜(さじんりゅう)」。
骨格的にはセルレギオスに近く、翼として発達した爪3対の前脚(後述)、対趾足(たいしそく)型の後脚、地上時の姿勢などの類似点が見られる(別名も千刃竜・鎖刃竜と似ている)。
作中では、文献にのみ名を残す“絶滅種”として認識されており、その生態は謎に包まれている。
前述した点以外では、異名どおり白い甲殻と体毛、牙のように反り返った鎌状の角が見られるほか、最大の特徴として、翼膜に似た長い体毛・別名の由来たる“鎖刃”という器官を備えた独特な前脚を持つ。この鎖刃は、その名の通り多数の刃のような甲殻が鎖状に連結した伸縮自在な器官であり、普段は収縮して骨組(指骨)の役割を担い、体毛と組み合わさって翼を形成しているが、いざ戦闘になれば蛇腹剣のごとく伸長し、鞭のように振り回せる強力な武器となる。
これまでも、鎖(鞭)のような器官で戦う飛竜自体は何種か知られていたが、本種はそれら以上に鎖刃を振るうことに特化しており、戦闘中に滞空し続けることはほとんどない(本種の飛行能力自体は十分高い)ほか、鎖刃を蒼白く発光させ、その数を1対から2対に展開することも可能。
さらに、鎖刃には属性エネルギーを吸収・放出するという性質もあるらしく、捕縛したモンスターや落雷からエネルギーを吸い取る様子や、鎖刃から龍属性を放出し、攻撃に用いる様子なども確認されている。
PVでは隔ての砂原にてレ・ダウと激しい剣戟を繰り広げ、緋の森ではウズ・トゥナを鎖刃で絞め上げるなど、各地に君臨するモンスターと互角以上に渡り合う様子が見られる。
また、PV⑦にて全身から蒼白い発光が模様のように浮かび上がった姿と、同様の状態となったリオレウスが確認されたが、これが何を意味するのかは現状では不明。
数年前、かつてナタのいた「守人の一族」の里を襲撃したらしく、彼からは強い因縁を持たれており、この出来事が禁足地の調査に繋がったという。
公式イラストの一部では、「鎖刃と共に本物の鎖が多数巻き付いている状態でたたずむアルシュベルド」という意味深なものが存在する。まるでアルシュベルドが拘束されているように見えるが、よく見ると鎖の先が透けるように消えているため、何らかの示唆を込めたものだと思われる。
モンスターハンターシリーズ モンハン モンスターハンターワイルズ モンスターハンターシリーズのモンスター一覧
メインモンスター(メインシリーズ)
メル・ゼナ→アルシュベルド
バルファルク:当初は既に絶滅したと思われていたメインモンスター。
メラギナス:MHFの飛竜種。もともと化石しか発見されておらず絶滅したと考えられていた。
ベルキュロス(ドラギュロス)、ゼナセリス:MHFの飛竜種。何れも本種によく似た鞭状の器官(ゼナセリスのそれは垂刃と呼ばれる)を翼に持っている。