「“黒い炎”だ…。」
※本記事は発売前、詳細が未発表のモンスターについて記載しています。情報の追記をお願いします。
概要
『モンスターハンターワイルズ』にて初登場するモンスターで、油涌き谷の主たる存在。
オストガロア以来となる頭足類タイプのモンスターだが、これまでとは違って古龍種扱いではなく、新カテゴリーとなる『頭足種』に分類されている。
別名は「獄焔蛸」。作中では“黒い炎”とも呼ばれる。
特徴
禁足地に存在する火釜の里・アズズにて語り継がれる謎多き頭足種であり、レ・ダウやウズ・トゥナと同じく生息地の油涌き谷における頂点捕食者として生態系の最上位に君臨する。
全体的にタコのような姿をしているが、各部に棘のような突起物が生え、触手も吸盤ではなくスパイクのように鋭い爪が並んでいるなど攻撃的な見た目をしている。
歴代の頭足類型モンスターの例に漏れずかなりの巨体で、触手1本で大型モンスター並の大きさがある。
古龍種のゴグマジオスと同じく全身が自ら分泌する可燃性の重油に覆われており、その重油に着火することによって炎を纏う性質を持つ。PV5では這いずった後が剥がれ落ちた重油と火により炎上している様子が見られる。
黒黒とした不気味な風体と纏った重油によって全身を炎に包む様は「黒い炎」と呼ぶにふさわしい。
目は爛々と青白く光っており、表情は窺えない。また、目から発せられた光は角状突起に向かってネオンサインのように波打っている。
この発光は触手先端にも見られ、これを対象にかざすような動きを見せる。
これは感覚器官であり、これを用いることで視覚に頼らずとも対象を捕捉する事が可能。この器官のため、閃光による目眩ましは無効である。
頭足類と同様にカラストンビ(顎板)を持つが、本種のそれはまるでトラバサミのようにギザギザしたものになっているのが特徴。
現実の頭足類と同じく漏斗を持ち、ここから火炎放射を放つ(PV5のラストでは触手で捕らえたハンターにゼロ距離で発射するという殺意の高さも見せた)。発射時には蛸墨のごとく重油が溢れ出ており、これを燃焼剤として着火しているものと推測される。
その巨体もさることながら強力なモンスターであるらしく、PVでは2頭のアジャラカンを軽々と持ち上げたり、縄張り争いでも上に乗っかったアジャラカンをすぐに真下に引きずり下ろしそこから火炎放射をゼロ距離で浴びせ、文字通り完封する実力を見せた。
IGNのアジャラカン先行体験動画において脚だけ登場(5:09~)。本種のアイコンと、フィールド内を普通に徘徊している様子が確認できる。
余談
分類についてネット上では、頭足類型モンスターの前例から古龍種か完全新規の分類であるとする意見が多く、生物分類とは異なるものの、「黒い炎」が白の孤影と対比したような異名であることから絶滅種とする意見もあったが、最終的に完全新規の頭足種という分類にカテゴライズされることとなった。
本編ではどのような存在として扱われるのか今後の詳細に期待しよう。
また、別名に「蛸」が付くのはこのモンスターが初である(ヤマツカミはあくまで龍な為か)。
関連項目
モンスターハンターシリーズ モンハン モンスターハンターワイルズ モンスターハンターシリーズのモンスター一覧
オストガロア:頭足類型モンスターの先輩。ただしこちらはイカに近い外見をしている。
ヤマツカミ:タコ型モンスターの先輩。こちらは各部に脊椎動物の特徴が見られる。
黒炎王リオレウス:モンハンにおける黒炎の先輩。