概要
『モンスターハンターワイルズ』に登場。
背中を覆うように発達した炎のような赤い甲殻が特徴的な牙獣種のモンスター。
別名「赫猿獣(かくえんじゅう)」。
上記のように特徴的な甲殻が目立つ一方、体毛らしきものは殆ど生やしておらず、一見すると牙獣より寧ろ竜に近い風貌をしている。だが、(別名の通り)骨格上はババコンガやケチャワチャなどと同じ猿型牙獣種であり、発達した腕を用いてナックルウォークやブラキエーションを行う。
溶けた金属を付着させた甲殻を擦り合わせて赤熱することもあり、生息地の油涌き谷における異常気象「火走り」の時期に活性化し、脅威度が高まる。
ワイルズのPV第5弾では、同じ生息地のププロポルとの縄張り争いが映っており、猿型牙獣種らしい怪力で鯖折りをキメる姿が確認出来る。
反面、謎の巨大モンスターである黒い炎には歯が立たないのか、その触手に敢えなく捕まってしまった様子も映っている。
また、2頭で行動する姿も見られることから、群れる習性があるようだ(よく見るとわかるが、黒い炎にも2頭まとめて捕まっている)。
ちなみに、某蛇竜種との名前被り感が否めない本種だが、そもそも“アジャラ”は“不動明王の梵名表記の一部”であり、恐らくこれがモデルの1つになったと思われる。
実際、前述した赤熱時の風貌は、特徴的な甲殻も相まって 迦楼羅焔を背負った明王にそっくりである。
また、“アジャラ”は日本語で“戯(文字通り“戯れ”の意味)”とも書くことが出来、トリッキーな戦いが得意な猿型牙獣種にピッタリな名称といえる(その戦闘スタイルから、某蛇竜種の由来も“戯”だと思われる)。
関連タグ
油涌き谷:本種の生息フィールド
ガララアジャラ:名前に「アジャラ」と付く蛇竜種のモンスターでこちらも甲殻が特徴的
不動明王:恐らくモデルの1つ