概要
モンスターハンターワイルズで初登場。
獣竜種にしては小柄な体躯、長く発達した尻尾、頭の赤いトサカ、尻尾や喉に垂れ下がった皮膚が特徴的で、どこかニワトリを彷彿とさせる姿をしている(恐らく、名称の由来もあの怪物からであろう)。
この見た目から初見時は鳥竜種と誤解するハンターも多かったらしい。
発火性の物質を撒くことが出来、尻尾を地面に擦った火花で着火する様子から、別名「炎尾竜」と呼ばれる。
この尻尾は定期的に鳥の羽繕いに似た動作で手入れを行う。この時、古い鱗を落とすこともある。
肉食性だが自ら狩りを行うことは少ないスカベンジャーであり、獲物を横取りすべく小型鳥竜と争うことも多い。
ストーリーにおいて
ネタバレ注意!!!
ストーリー序盤、アイルーで構成されたサポート部隊から救難報告が舞い込む。
何事かと現場に急行するとサポート部隊の荷車がケマトリスに襲撃されていた。
尾撃によってなす術なく蹴散らされるアイルー達だったが主人公ハンターのオトモアイルーが助けに入り、
「皆逃げて!!!!(アイルー語)」と叫ぶ。
これを聞いたアイルー達は荷車を放棄し散り散りになって逃走。
しかし、大きな生肉を担いだ赤・黄・緑のトマト帽子を被ったトマ、トム、トモの3匹が目を付けられてしまう。
肉が好物のケマトリスが黙っているはずもなく、頭部にしがみついていたオトモアイルーを振り落とし肉を奪い取らんと3匹を追跡。
尻尾の炎で肉を焼き、噛みつき攻撃を繰り出すなどして執拗に奪おうとするが、それでも3匹は肉を離さない。
その様子にアルマは半ば呆れつつ、
「肉を置いていけばいいのに…!」と零す。
遂には3匹ごと肉を咥えて持ち去ろうとするケマトリスだったが、
村人からセクレトを借りて追いついたオトモアイルーの一撃で肉を離す。
そのまま3匹はアルマに「ハイこちら」と逃がしてもらいつつ難を逃れた。
そしてサポート部隊の安全を確保するべくハンターらとケマトリスの闘いが幕を上げるのだった。
関連タグ
ディノバルド:本種と同じく尻尾で火炎を起こす獣竜種
ププロポル:同期の獣竜種。こちらも獣竜種らしからぬ姿が特徴的