『モンスターハンター フロンティア オンライン』(MHF)に登場する大型モンスター。別名は「獰竜(どうりゅう)」。
それまでの「獣竜種」といえば、ボルボロスなどといった、いずれもトライGの顔ぶれであった。
そんな中でのまさかのMHFでの実装である。
生態
食性は動物食で、その対象はほぼ全ての生き物となり、自分よりも大型のモンスターを捕食することもある。昼行性ではあるが、休息中の獲物を狙うために夜間活動することもある。
興奮状態になると背中の筋肉が隆起し、背中に生えた骨板は大きく、皮膚は赤みを帯びてくる。
これは興奮による、血管の膨張が原因だとされているがこの変化は、体の一部を大きくして力を誇示する、威嚇するといった類のものではなく、単純に攻撃力を高めるために必要な変化と考えられる。
さらに、口内より酸性度の高い消化液を分泌させることによって、どんなに硬い皮膚を持つ相手でも致命傷を与える。
見ての通り、同じ獣竜種のイビルジョーとほぼ同等の能力を持っている。
MH3からのモンスターの中ではいろいろな意味で人気があるイビルジョーだが、MHFには存在しないモンスターのスタミナの概念と密接に関わっているため、フォワード.2当時は(ここ割と重要)参戦は無いと思われていた。
それゆえ「アビオルグはジョーの代理なのではないか」と噂されていた時期もある(その考えは後にMHF-GのG8アップデートで覆されることになるのだが…)。
戦闘能力
生態同様、多くのハンターがジョーから流用されたモーションが大半だと予想していたが、フォワード.3でいざ実装されてみると、噛み付き攻撃を主体としたジョーとは異なり尻尾を使った攻撃を主体とするなど違った点も多いことから、
ジョー+ドボルベルクといった趣きであり、ジョーのパチモンだと思って挑むと痛い目を見る。
特に剛種は根性殺しのコンボ攻撃を持っているため、油断しているとキャンプ送りにされる。
余談
最近本家シリーズにアビオルグ同様尻尾が刃の後輩が登場した。
その内彼の攻撃も使ってくるようになるかもしれない。どっちも火属性だし。
因みに、第49回狩人祭勝ち組で先行配信されたタイクンザムザは、段階毎の専用BGMに見た目の大幅な変化と力の入れ具合の差がひどいことになっている。
ただ、作成できる剛種武器の性能はこちらのほうが上(特に大剣のアッシェ・レベル)だったのでちょっとだけ救われてはいる。