タイクンザムザ
たいくんざむざ
『モンスターハンター フロンティア オンライン』(MHF)に登場するモンスター。分類は甲殻種で漢字表記は「多殻蟹(たからがに)」。
…と、ここまでが事前に発表されていた情報である。
まさかその先があると予想したハンターがどれだけいただろうか。
全身の朱色の甲殻にヒビをいれると、激昂して真の姿を現すのだ。
その白海竜っぽいデザインとカラ-リングを見たハンターは例外なくこう思ったに違いない、
「どうしてこうなった」と。
本気になったタイクンザムザは甲殻種とは思えないほどスタイリッシュに動きまわる。
テンション上がってきたとばかりに帯電状態で洞窟内の横穴を縦横に超高速で飛び回る攻撃が危険。
トランザムザとかV-MAXとかマッハスペシャルとかいわれている。
また、ある程度殻が壊れるごとにムービーが二つも挿入されるだけでなく、なんと形態毎に専用BGMが存在する。
…先に実装されたMHF初の獣竜種であり、F3のメインモンスターのはずであるアビオルグの存在感は完全に失われてしまった。
しかしこれは剛種実装前の話。
剛種実装後は作れる防具や武器がとても残念な性能と言うことが判明し、募集は消えうせてしまい、武器のほうは少し優秀なアビオルグのほうがいいと言われるまでに。
また当初は評価されていたムービーも連戦するにつれて何度も見せられるために次第に飽きられてしまいムービーはいいからさっさと戦わせてほしいと言われるようになってしまう。
フォワード.4で武器防具ともに驚異的な性能を持つクアルセプスの登場により、最早危うい状態に。
時が経ち…
他のモンスターが次々と特異個体実装を迎え、MH2時代の古龍たちも軒並みG級への登壇をする中、特異個体化が成されていないのはとうとうルコディオラとこいつだけになってしまう。
この一頭と一匹は奇しくもフォワード実装組であり、どちらが先に特異個体を実装されるかが話のタネになっていたのだが、近年迎えたG10.1アップデートにてついに仲間であったルコディオラに特異個体およびG級登壇の実装が決定してしまい、最終的に特異個体となっていない唯一のモンスターとして取り残されてしまった。
そのため多くのユーザーの間で「ザムザは一発芸人だった」と称されている。