概要
「極龍」という二つ名を持つ古龍種。『モンスターハンター フロンティア オンライン』(MHF)の「フォワード.1」アップデートで登場し、初の『フロンティア』独自の古龍であった。
アカムトルムと似たような色の黒い甲殻、光り輝く橙の翼が特徴。
体型はクシャルダオラやテオ・テスカトルと同じく背部に翼を持つ4本脚の龍だが、コウモリ型の翼を持つこれらと異なり、ルコディオラの翼は昆虫の翅のように側面に節が複数伸びたもので、それに光る翼膜が張られたものとなっている。
磁力を操る能力を持つ。そのため奴の地面からは絶えず砂鉄が湧き上がり、周囲には岩が浮遊している。別名の極龍というのも「磁極」に由来する名称である。
ルコディオラ本体やその攻撃に接触すること状態異常「磁石状態」にかかる。ハンターが奴の攻撃で引き寄せられたり離されたりする。
総合的火力は低めのようだが、空中でゆらゆら飛びながら磁石状態のハンターを吸い込み下から岩塊で突き上げる攻撃は即死級である。
とはいえ咆哮以外の攻撃は全て龍属性を持っているので、龍耐性を上げる事でダメージを大幅に抑える事ができる。
ルコディオラ剛種は多くのハンターから畏敬を込めて「剛岩」と呼ばれている。
また、ルコディオラ自身よりも岩の方が厄介である為「本体は岩」等と言われる事もある。
アニメ『イクシオンサーガDT』1話冒頭で、テーマ曲もそっくりそのまま出ている。
装備
武器は下位、上位武器だと"翼"を意味するアーラが必ず後ろにつき
剛種となると"黒き"を意味するニゲルが必ず先頭につく。
近接は龍属性と麻痺属性の双属性と高めの切れ味が特徴であり、
遠距離はライトボウガンは扱いやすい貫通弾Lv.1の超速射を持っており。
弓とヘビィも癖がなく扱いやすいものとなっている。
防具はルコ→ルコF→ルコFXと派生する、特に腰装備が優秀であり、秘伝・天嵐・覇種防具が手に入る段階までは、一流の性能を誇る。
武具と防具両方に共通した特徴として、素材がそれなりにきつく極龍の曜角や極龍の雷膜などの二段階部位破壊で出る素材や、定番ストッパー素材である古龍の上翼&剛翼が頻繁に要求される。
余談
上述のように、昆虫の翅のような外見をした翼が他の古龍と異なる特徴となっているが、それもそのはずでデザインにおいてそれまでの古龍とのデザインの差別化が図られたのがこの翼であり、実際に昆虫の翅、特にトンボの翅をモチーフとしている。
後に『フロンティア』独自の古龍では、司銀龍ハルドメルグでこの「昆虫の翅ように複数の節が側面に伸びた翼」のデザインが登場している。