概要
獣竜種に属するモンスターで「猛牛竜」という別名を持つ。
別名の通り竜というよりも牛など哺乳類に見えるような風貌で、白く生やした体毛に頭より大きな双角を備えており、戦闘の際にはこの角を使った突進を多用する。
全長25mという超巨体の持ち主。ドボルベルクと並び獣竜種最大の種の一つである。
この突進には進路上の物体を巻き込む性質があり、普段は岩が引っかかることが多い。その時は突進終了時に岩を叩き付けたり投げ飛ばす行動を伴う。叩き付けた岩はフィールド上に残り、強い衝撃が加わると辺り一帯に破片が飛び散り、周囲のものにダメージを与える。
そして森林地帯で突進を繰り出した時には薙ぎ倒した樹が引っかかり、この時突進の横方向の当たり判定が倍増し、そのまま投げ飛ばすこともあるのでかなり厄介なことになる。
初登場となるMHW:Iでは渡りの凍て地調査の序盤に登場し、同じく凍て地に棲息する凍魚竜ブラントドスや氷牙竜ベリオロスと縄張り争いをすることもあるが、ブラントドスには引き分け、ベリオロスには投げ飛ばされてしまい、凍て地でのヒエラルキーはあまり高くない模様。
食性は草食で、空腹時には角で地面を掘り起こして何かを食べる様子が見られる。
設定上では木の根が主食で、後述のように地域問わず生息しているのは気温や季節によって量が左右されやすい草や葉ではなく木を食べる為とされている。
また同じ草食竜のディアブロスと違って比較的温和な性格であり、ハンターが近付いても積極的に排除しようとする意思は見られない(とはいえ何かの拍子で気が立っている時は別だが)。
また、どう見ても寒冷地以外に適応できそうにない見た目をしているのにもかかわらず、全てのフィールドに出現する。そのため、別のモンスターを追っていたらバフバロに遭遇する、なんて事もしばしば。
設定上ではこれは甲虫の鞘翅にも見える開閉が可能な背部の甲殻によるもので、甲殻の開閉により断熱や放熱などを行うことで体温調整しているようだ。
徘徊箇所も広く、他のモンスターとの戦闘中に乱入されやすいためになかなか面倒。邪魔ならばスリンガーこやし弾でさっさとご退場願おう。利用するならば、でかい図体を利用してぶっとばしの弾に使ってしまおう。武器種によってはクラッチ攻撃によって粘着弾を入手することもできる。
戦闘力
序盤で戦う事となるモンスターだが、その割には戦闘力が高い。特に、角を地面に突き刺しハンターを狙う突進は威力が高く、ガード性能のスキルを積んでいてもそれなりの削りダメージを受けてしまう。幸い予備動作はわかりやすいので、確認したら範囲外に回避してから納刀して逃げに徹するのが吉。ただし、4回Uターンしながらハンターを狙ってくるため、逃げ切る自信がなければ閃光弾で止めるのもあり。
この突進は地形を削るほどであり、突進の最後にその削られた地形を叩きつけて破壊した衝撃で範囲攻撃を行ったりもする。なんとこの地形巻き込み攻撃はフィールドによって形状が変わるどころか追加効果がつくようになっており、最初に出会う凍て地では雪玉による氷やられに、龍結晶の地では溶岩による火やられになったりする。
また獣竜種の例に漏れず、後脚を攻撃するとダウンを奪えるため、基本は後脚に張り付く事になるが、タックルや後ろに下がりつつ角を大きく振る攻撃などは足元にいても当たってしまうため、常に警戒を怠らないこと。
弱点として、力任せなモーションの関係もあってか攻撃動作後の後隙が多い。そのため、攻撃への対処を優先し、確実に攻撃できるタイミングを狙っていけば安全に戦いやすい。
それ以外では、上記の突進をチャンスに変える手段として、突進中の頭部へはじけクルミやハジケ結晶などを当てるとダウンを奪える。突進の勢いのまま吹き飛ぶように距離が離れるが、武器を仕舞って近づいても余裕で大技の時間を確保できるほどに長時間ダウンするため、積極的に狙っていきたいところ。
また、最も効く属性は意外にも龍属性。バフバロのクエストを受注できる時期で作れる、イビルジョーや、ゼノ・ジーヴァの武器を担いでいくと有利に狩猟を進められる。
このバフバロ、なんと上位の歴戦王並という凄まじい体力を誇るため、少しでも火力を補強したいところ。これで最序盤の2番手を務めるモンスターという辺り、マスターランクの体力の多さがよく分かるというものである。
余談
- 名前の由来は「バッファロー」からと思われるが、見た目や生態的にはドボルベルクの方がバッファローに近い。バフバロの見た目は、ヘラジカ、山羊、ジャコウウシ、カリブー等に近い。
- その見た目から「ドスガウシカ」なんて呼ぶ人もいる。
- その双角に目が行きがちだが鼻先にも小さい角があり、怒り時には展開してピョコンと立つ。
- 名前が某モビルアーマーっぽいと一部で話題になったことも。
- 各フィールドに出現し、複数の属性攻撃を持ち、龍属性弱点なことから本当は古龍種なのでは?と言われたりもする。
関連タグ
ドボルベルク なんとなく似ている。