概要
MHF-GのG8アップデートで新たに追加された獣竜種のモンスター。別名は怒貌竜。
MHFにおける完全新規の獣竜種モンスターは、アビオルグに続いて2種目(ギアオルグはアビオルグの亜種であるため除外)。
獣竜種としては非常に珍しく、体のあちこちにヒレがある(前脚もヒレのような形状をしている)。元々は水中で生活していた生き物だったようで、体のヒレはその時の名残なのだとか。そのため、一見すると魚竜種に見えなくもない。
なぜこのような奇妙な姿をしているかというと、ガスラバズラの生息しているフィールド「白湖」はかつては水を豊富に蓄えた緑豊かなオアシスであったが、環境の変化により現在のような乾燥地帯へと変貌したため、やむを得ず水中での生活を捨てて陸上生活を送るようになったためだとされる。現在も前述のヒレ状の器官の他、砂の中を泳いで移動するといった行動にかつての生態の痕跡が見られる。これらのヒレは退化しかかっているらしい。
白湖に生息する小型甲殻種クスバミを主食としており、彼らから摂取した毒素を積極的に攻撃に利用する。霧やシャボン玉のようなブレスとして吐き出したり、砂に毒素を送り込んで毒の落とし穴を作り出すなど、その毒攻撃のバリエーションは多岐にわたる。
強面な見た目に反し普段は非常に大人しい性質だが、一度怒り出すとその隠された凶暴な本性を剥き出しにする。この時は全身の筋肉が膨張し、口元や背中にあるヒレが禍々しい紫色に染まるなど、風貌も大きく変化する。この状態のガスラバズラは毒に一切頼ることがなくなり、その怪力で相手に激しい攻撃を加える。「怒貌竜」という別名も、怒り時に風貌が大きく変化することから名づけられたようだ。
他の獣竜種と比べて前脚の肥大化が著しくなり、この腕を使った攻撃も頻繁に繰り出してくるようになる。
ガスラバズラ辿異種
長い年月を経て大規模な変異を遂げた個体。
ガスラバズラの辿異種は変化が大きいが、特に怒り時の腕の発達が著しいため「潰の掌腕」と称される。
通常時は脱色されたかのような白色になっており、通常個体とは大きく変化し昼の「白湖」に溶け込む見た目となっている(怒り時は通常個体と類似する体色へと変化)。
通常より毒腺が進化し、遥かに強力な毒を扱うためか猛毒袋も確認されている。
怒り時はヒレが展開した見た目になる他、辿異部位である腕は扇状に肥大化。
特に★4個体は腕を頻繁に地面へ叩きつけ、驚異の6連続打ち上げコンボを放ってくる。
辿異種特有の強烈な毒、複数の即死コンボ、更にはタフネスという面で対策のし辛い強敵となっている。
関連項目
ププロポル MHWildsにて登場した「毒を扱う獣竜種」の後輩。