基礎データ
全国図鑑 | No.0747 |
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ローマ字表記 | Hidoide |
ぶんるい | ヒトデナシポケモン |
タイプ | どく / みず |
高さ | 0.4m |
重さ | 8.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | ひとでなし / じゅうなん |
隠れ特性 | さいせいりょく |
タマゴグループ | すいちゅう1 |
おとしもの | ヒドイデのトゲ |
地方図鑑
アローラ図鑑(SM/USUM)
| No.113/No.136
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ガラル図鑑
| No.307
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パルデア図鑑 | No.344 |
他言語版の名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
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日本語 | ヒドイデ | ひどい+ヒトデ |
英語・スペイン語・イタリア語 | Mareanie | |
ドイツ語 | Garstella | |
フランス語 | Vorastérie | |
韓国語 | 시마사리 | |
中国語(台湾国語) | 好坏星 | |
中国語(広東語) | 好壞星 |
進化
ヒドイデ → ドヒドイデ(Lv.38)
概要
オニヒトデをモチーフにしたポケモンで、ロングヘアーの子供のような姿だが、その正体は毒の棘を持った極太触手。
かわいらしい顔には小さな牙が見え隠れしており、グロテスクな触手と愛嬌のある中身というギャップのある組み合わせからコアな人気があるポケモン。小さな頭部以外の再生力は極めて強く、触手は激しく千切れても、一晩眠れば元通りに生えてくるという。
普段は海底や海岸を這いまわっており、獲物を見つけると、頭の中心にある太い毒トゲを勢いよく相手に飛ばしてブッ刺す。
反動が大きいのかのけぞってしまうが、その毒性は強力で、刺されるとまず痺れに襲われ、やがて掻きむしりたくなるほどの痒みに苦しむ。そうして弱ったところを10本の毒針だらけな触手で捕らえ、止めを刺す。
サンゴを食い荒らす現実のオニヒトデよろしく、特にサニーゴの頭に生えるサンゴが大好物であり、バトル中の行動にもそれが反映されている。
具体的には研究所近くの「メレメレ海」に生息している野生のサニーゴが助けを呼んだ際にまれに現れ、なんとそのサニーゴを食おうと襲い掛かる!ひどい!
同様に蟻と蟻食い、石と石食い等、厳しい生存競争の一端が見える野生戦は他にも見ることが出来る。自然に折れ落ちたサニーゴの枝も積極的に拾い食うので、それらを集めて加工する職人には憎まれている模様。
とはいえ、サニーゴの頭の珊瑚は折れても一晩~三日で生え換わるので、ヒドイデ単独ならそこまで害はないのかもしれない。だが進化後は……。
ちなみに、サニーゴとは卵グループが同じ(水中1)であり、サニーゴにアクアブレイクを遺伝する場合はこいつも親対象だったりする。
その他にはバチンウニのトゲも食べるらしく、折れた後のまだ帯電しているものにがっついて感電している姿も目撃されている。なおヒドイデ自身の触手は苦味と渋味が強く、上述の毒針もあってとても食えたものでは無いらしい。
サニーゴ共々暖かな海を好むポケモンだが、寒冷地のガラル地方にも共に生息しており、ヒドイデ達は体質に合わない冷たい水温を我慢して耐え凌いでいる。
そして、この地方に生息している個体はサニーゴの頭のサンゴの美味しさに気付いてないらしい。なぜかと言うと…。
色違い
色違いだとピンク色主体のサニーゴみたいなカラーになる。これをどう解釈するかはトレーナー次第。
ゲーム上の特徴
上述のとおり、アーカラ島の9ばんどうろ、メレメレ島のメレメレ海にてサニーゴの仲間呼びで乱入する。
未登場。
9ばんどうろ、ワイルドエリアの「エンジンリバーサイド」と「きょじんのかがみいけ」に釣りをすると出現するが、『ソード』のみエンジンリバーサイドで雷時に草むらでシンボルエンカウントできる。
DLC『鎧の孤島』では、ヨロイ島の「えんかんのいりえ(全天候・草むらでシンボルエンカウント)」する。
未登場。
内定。東1・2番エリア、東パルデア海に出現する。
DLC『ゼロの秘宝』クリア後は、リーグ部でミモザと交流する事で「ミモザのヒドイデ」を交換で貰う事ができる。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
50 | 53 | 62 | 43 | 52 | 45 | 305 |
タイプはどくとみずの複合。ドククラゲやハリーセンと同じ組み合わせだが、実はヒドイデ系統はどくタイプがメインである(他の2種はみずタイプがメイン。クズモーもどくタイプがメイン)。
能力値的には守りに優れており、進化後は倍以上に強化される。ちなみに進化後とHPの種族値は変化がなく、素早さに至ってはたった10ではあるもののこちらが上。
固有特性「ひとでなし」は、毒状態の相手に与える攻撃が必ず急所に当たるというもの。まさに人でなしの所業である。
隠れ特性「さいせいりょく」は図鑑説明にある再生能力が反映されたもので、進化させて実戦投入させたいならぜひともこの特性にしたいところ。
初出の第7世代では、何と概要にある"サニーゴに呼ばれる乱入"でしか出現しない為、サニーゴ自体の出現率が低い事もあり、その入手難易度は第7世代のポケモンの中でも屈指である。
特に隠れ特性のヒドイデを捕まえようとなると、仲間を呼ぶサニーゴを状態異常にしてはならない、サニーゴをヒドイデの攻撃から守らなければならない、サニーゴの技のPPも気にしなければならないと、恐ろしいくらいに難易度が高い。
GTSで隠れ特性のヒドイデを探すのも手。隠れ特性という保証は全く無いが、ガンテツボールに入っているヒドイデが狙い目。
第8世代からは普通にヒドイデも野生出現するように緩和されたが、意外と小さくシンボルが見えずらいため注意すること。
使用トレーナー
アニメ版
漫画版
番外作品
ポケモンGO
2022年9月27日の『ファッションウィーク (2022年)』に初登場。ノーマルアタックは「どくばり」「かみつく」、スペシャルアタックは「しおみず」「ダストシュート」「ヘドロウェーブ」。
Newポケモンスナップ
海辺に生息しており、ポケモンの生態が何かとリアルに描写される本作においてもサニーゴに対して群れで追いかけ回す等関係は相変わらず……かと思いきや、個体によっては仲良くアシレーヌの歌声を聴いていたり、なんとパールルに飛びかかったりと独自の生態系が築かれている様子。
アニメ版
アニポケ・第1-7シリーズ
レギュラー
CV:武隈史子
サン&ムーン第12話『課外授業はヒドイデ!?』から初登場。性別は♀️。
詳細は当記事にて
サン&ムーン
- 第58話『泣かないでヒドイデ!』
複数のヒドイデが登場する他、コジロウのヒドイデの過去が明かされる。
アニポケ・第8シリーズ
- 68話:『フリード博士のポケモンゼミ』で登場。
漫画版
ムーンのヒドイデ
性別 | ♀️ | 特性 | ひとでなし |
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性格 | ようき |
リーリエの代わりにゼンリョクバトルバトルの出場を決めたムーンが捕獲したと思われるポケモン。
グラジオ戦ではエスパー技を警戒して逃げ回りつつ、前座のアローラベトベターによって付与されていたポリゴンのどくが回るまでの時間稼ぎをしていたが、結果的には一つも技を繰り出すことなく敗れた。
ぬしラランテス相手には長時間戦い続けボロボロになりながらも勝利している。
コラボなど
ポケモンローカルActs
福井県美浜町にて、地域応援ポケモンのカイリューとウミディグダと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。
グッズ
2017年に展開されたグッズシリーズ「Look Upon the Stars」ではかんむり座を担当。
奇しくも2020年に冠をモチーフとしたバドレックスが登場が決定しており、今であれば彼がその担当だっただろう。
関連イラスト
関連タグ
図鑑番号順
0746.ヨワシ(たんどくのすがた/むれたすがた)→0747.ヒドイデ→0748.ドヒドイデ
同複合タイプ
他関連ポケモン等・グループタグ
コラボ | 福井ポケふた組 |
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ヒトデ仲間 | ヒトデマン/スターミー |
進化後1文字追加仲間 | サイドン オタチ ニューラ ギアル / ギギアル チゴラス カヌチャン |
他 | |
サニーゴ | ある意味切っても切れない関係。 |
バチンウニ | 誤ってバチンウニのトゲを食べてよく痺れる。 |
シザリガー | 食材に向かない仲間。 |
その他