チゴラス
ちごらす
全国図鑑 | No.0696 |
---|---|
コーストカロス図鑑 | No.064 |
アローラ図鑑 | No.243 |
カンムリ雪原図鑑 | No.083 |
ローマ字表記 | Chigoras |
ぶんるい | ようくんポケモン |
タイプ | いわ / ドラゴン |
たかさ | 0.8m |
おもさ | 26.0kg |
せいべつ | 87.5%♂・12.5%♀ |
とくせい | がんじょうあご/がんじょう(隠れ特性) |
タマゴグループ | ドラゴン/かいじゅう |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | チゴラス | 稚児(ちご)+ティラノサウルス |
英語・スペイン語・イタリア語・ポーランド語 | Tyrunt | Tyrannosaurus(ティラノサウルス)+tyrant(暴君)+runt(チビ) |
ドイツ語 | Balgoras | |
フランス語 | Ptyranidur | |
韓国語 | 티고라스 | |
中国語(台湾国語) | 宝宝暴龙 | |
中国語(広東語) | 暴龍仔・寶寶暴龍 |
ポケットモンスター 第6世代『XY』で登場する、カロス地方の化石ポケモン。
ティラノサウルスのような外見が特徴的で、小さいながらも大きなあごを持つ。
まだ子供なれど凄まじいパワーを持ったポケモンで、特に大あごの力は、自動車も簡単にバリバリとかじって壊してしまう程。
性格は無邪気な甘えん坊であり、同時にとても荒っぽくわがままな気質。気に入らないことがあるとすぐに怒り出し、上記の馬鹿力で大暴れして辺りを滅茶苦茶にしてしまう。
機嫌が良いときにはよくじゃれついてくるが、こちらも加減を知らないため、相手は大怪我では済まない事もあるという。
対となるアマルスは総じておっとりな性格をしており、その面でも対照的。
ティラノサウルスは「恐竜の王様」と呼ばれる代表的な恐竜。このポケモンの分類も「ようくん」であり、「幼君」すなわち「ちいさな王様」といった意味にとれることから、古代では小さな王様のような存在であったことを表しているのだろう。
名前の由来は「稚児」+「ゴラス」。
ゴラスってなんぞや?と思われる方もいるかもしれないが、「妖星ゴラス」など特撮映画によく見られる名詞。この場合は星の名前だが、一般的には怪獣の名前に付けられる「ドン」とか「ゴン」とか「ギラス」に代表される接尾語。
クマゴラス、ステゴラス、ドリゴラス、ラゴラス、ザゴラス…と例を挙げればキリがない。
ちなみに英名のTyruntは暴君を意味するtyrantから来ている。どこぞの暴君怪獣と名前の由来自体は同じという事だ。
デザインはありがひとし氏が担当した。
基本的にアゴのカセキから復元しての入手となる。
ストーリーにおいて、輝きの洞窟で研究員から「アゴのカセキ」と「ヒレのカセキ」のどちらかをもらう事ができる。コウジンタウンの南にあるカセキ研究所で復元して貰おう。
『XY』からチゴラスを連れてくるか、「アゴのカセキ」をポケモンに持たせる形で送ろう(復元はカナズミシティのデボンコーポレーションへ)。
『USUM』で、ポケリゾートのどきどきリゾートで「きちょうなおたからはっけんルート!」「きになるどうぐはっけんルート!」の探検の際に化石を手に入ることがあるが、『ウルトラサン』のみアーカラ島・コニコシティにあるライチのジュエリーショップで買う事ができる。
8ばんどうろで復元可能。
未登場。
DLC『冠の雪原』にて、カンムリ雪原のボールレイクの湖畔で野生化している。
未登場。
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
58 | 89 | 77 | 45 | 45 | 48 | 362 |
タイプは史上初にして、唯一無二のいわ・ドラゴンタイプ。
攻めに強い複合だが、一方で弱点も6種類あるというなかなかビーキーなタイプとなっている。耐性としてはほのおタイプにやたら強い点を評価できるか。
能力はいわタイプの典型とも言える攻撃・防御重視の能力だが、素早さもいわタイプにしてはそれなりにある方。
特性はがんじょうあごだが、自力習得できるのは「かみつく」「かみくだく」のみである為、殆どのキバ技を遺伝に頼る事になる。ついでにりゅうのまいも覚えるがこれも遺伝。
しかし化石ポケモンの例にもれずメスの出現率は低いため、育成には根気が必要である。
ORAS初のインターネット大会である「バトル オブ ホウエン」の参加賞として配布された。
更にレベルでつのドリルを覚えるため、一撃必殺技限定大会では進化前なのに対策必須のトップメタとなり得る。
なお、進化するといしあたまになる。
アニポケ・第1-7シリーズ
XY
- ザクロのチゴラス
第24話『ショウヨウジム戦! ピカチュウ対チゴラス!!』でザクロの手持ちとして登場。
ドラゴンタイプ最強の技とのいわれが高いりゅうせいぐんを進化前にもかかわらず覚えているなどバトルセンスはかなり優秀で、イワークを倒したサトシのケロマツを倒し、驚異的な跳躍力とパワーでサトシのヤヤコマのかまいたちを顎で噛み砕いた上にドラゴンテールにより一撃で戦闘不能にしている。
しかし、得意のがんせきふうじの対策としてサトシが特訓した「がんせきふうじふうじ」の応用でりゅうせいぐんをも破ったサトシのピカチュウに口を岩で塞がれた隙に10まんボルトで敗北した。
- 第87話『ユリーカお世話です! 甘えん坊のチゴラス!!』
ユリーカのキープポケモン候補として登場。ロケット団から逃げ出したところ偶然ユリーカと出会う。
好戦的なザクロのチゴラスとは異なり甘えん坊な性格。ユリーカにちょっと叱られたり、道で転んだだけで号泣したり、「いないいないばぁ」ですぐに機嫌を直したりと精神的にはかなり幼い。一方でピカチュウやデデンネ、ホルビーと仲良く遊んだりと友好的でもある。
ユリーカには非常に懐いており、ご飯や歯磨き、水浴びなどマメに世話を焼いてもらっている。特に首から襟巻のように生えているギザギザの毛をブラッシングされるのがお気に入り。
ロケット団の襲撃によってユリーカが危機に陥った瞬間ガチゴラスへ進化を遂げ、彼らを撃退した。2人の絆がより深まり、シトロンがキープポケモンにすべくモンスターボールを投げたところで真実が判明する。チゴラスはもともと「化石ポケモン研究所」が所有しており、ロケット団によって誘拐されていたポケモンだった。当然キープポケモンには出来ず、ユリーカは泣く泣くガチゴラスと別れることとなる。
研究所でブラッシングをしてもらいながら母親のように忠告するユリーカと再び会う約束を交わし、最後は笑顔でお別れをした。
余談だが、この回では代役としてかないみかがユリーカの声優を務めており、チゴラスのお世話や最後の別れのシーンなどはほとんどこれと一致している。
新無印
- 第133話『プロジェクト・ミュウ』・第134話『つかみとる未来!』
ミュウが暮らすとされている「さいはてのことう」という特殊な場所である為か、他の化石ポケモンと同様に野生で登場。ズガイドスとおいかけっこする様子が見られる。
岩手県岩泉市に地域応援ポケモンであるイシツブテと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。
東京都台東区上野でもソーナノと共にデザインされたポケモンマンホールが設置。こちらは博物館や美術館が密集している地域だからかだろう。