データ
種別 | 隕石怪獣 |
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身長 | 41m |
体重 | 3万6千t |
出身地 | ザゴラス星 |
概要
第25話「ふるさと地球を去る」に登場。
群馬県にある愛野村に有史以前に落下したとされるザゴラス星の隕石(実際は隕石の上に愛野村が出来ている)に付着していた微生物が突然変異を起こして怪獣化したもの。ビーバーのような2本の前歯(ダイヤモンドの1万倍の硬度を誇る)に団扇型の尻尾(ひと仰ぎすることで大ジャンプする他、宇宙線を集める働きがある)と三本爪といった、ユーモラスな外見が特徴。
彼の乗ってきた隕石はメルライトという鉱石と放射性物質が含まれており、これがザゴラス星の引力に反応することで浮遊現象を起こす。
武器は口から吐く火炎放射と前述の三本爪。吸い寄せられていく隕石の上でウルトラマンと戦い疲れを見せない中々タフな怪獣である。
活躍
隕石の飛来元であるザゴラス星が接近したところで活動を開始。口から吐く火炎で村を焼き払い、MATとロクスケ少年と交戦する。その後、郷が変身したウルトラマンジャックと戦闘を開始。
隕石が重力によって吸い寄せられる中、両者は激しく戦うも、最後はウルトラマンによって隕石から連れ出された後、空中で放り投げられ隕石と衝突し爆死する。
レッドマン
Battle-58、68、113、117~119に登場。
初登場した58話では単独で戦ったが、以降は他の怪獣と徒党を組んで登場し、特にグドンとコンビを組むことが多かった。
58話では、崖の上にいるレッドマンの元へテレポートで瞬間移動するという、本編にはない動きを見せる。序盤はやや押され気味であったが、中盤、頭部をタコ殴りにされたことに激怒し、一度はレッドマンを圧倒するほどの凄まじい猛攻を見せたが、最後は突進してきたところへ投げつけられたレッドナイフが口内に突き刺さり敗北した。
着ぐるみは『帰マン』で使われたものの流用だが、目が赤く塗りつぶされており、ハイライトがなくなっている点が異なる。
酩酊!怪獣酒場
第13話にてモブ客として登場。ノミサーの騒がしさにキレていた。
その後も度々モブとして登場し、第56話ではフードファイターとしてえ野菜の大食いに挑戦していた。
余談
- 『ジャンボーグA』の第37話に登場した怪獣ランドに、ザゴラスの怪獣模型が広場に置かれていた。
- 空中で放り投げられ爆発する(厳密に言うと死因は衝突だが)姿はボルガ博士を彷彿とさせる。
- 『ウルトラマンキッズ 母をたずねて3000万光年』の第23話に、ザゴラスが乗っていた隕石に似た悪戯道具が登場している。空気入れで膨らませるタイプの巨大な風船状のもので、草地にカモフラージュして、マー達を上に乗せたまま浮かび上がった。