概要
いわゆるウルトラ怪獣のうち、『帰ってきたウルトラマン』で初登場した怪獣・宇宙人を指す総称。
傾向
『帰ってきたウルトラマン』はウルトラシリーズ全体における重要な転換点であり、その中での制作サイドの試行錯誤が登場怪獣の顔ぶれからも見て取れる。
また作品全体が郷秀樹を含む人間ドラマを重視した造りになっており、怪獣たちは人間が直面し乗り越えるべき問題の一環、あるいはそれを象徴するメタファーとして脇役的に扱われていることも多い。
前作の『ウルトラセブン』の登場怪獣には地球産の怪獣はほとんど含まれないが、『帰ってきたウルトラマン』ではその反動なのか地球産の怪獣がメインになっている。
第18話以降は宇宙から飛来する怪獣、第31話以降は大規模な侵略作戦を展開する異星人の割合が増加し、また人間の業も含めたトラウマもののエピソードも数多く含まれている。
放送リストと登場する怪獣
※太字は平成以降の映像作品で再登場。
その他の媒体に登場する怪獣たち
ベムスターγ(公式外伝漫画『COMIC'S★ウルトラ大全集 帰ってきたウルトラマン-復讐の宇宙戦線-』)
バグジュエル(『DAICON FILM版帰ってきたウルトラマンマットアロー1号発進命令』)
※漫画やドラマCDなどでメディア化されたオリジナル怪獣のみを掲載。
ナック星人(「小学五年生」1972年1月号掲載の森藤よしひろ版コミカライズ)