概要
ヒラツネ市に落下し、その中心地を壊滅状態(被害はと言うと倒壊家屋1300、死者・行方不明者16000人くらいで落下点から遠い外周地域には5000人ほどの生存者がいる模様)に追い込んだ隕石ラムダ1に潜んでいた宇宙怪獣。
その正体は隕石に偽装したカプセルに乗ってやってきた恒星間侵略用の生物兵器であり、出身地は不明だがウルトラマン曰く宇宙最強の怪獣で本名はキルアンと言うらしい。
3体に分離して成長した後、一つに合体して巨大怪獣となる。
武器は口から吐く破壊光弾と、あらゆる攻撃を跳ね返すバリヤー。ミサイル弾を受け付けないが、レーザー攻撃に弱い(ただし第2射のレーザー攻撃はバリヤーで対処した)。
攻撃を全く受け付けないこの強力な怪獣に対してMATはヒラツネ市に生存者がいる可能性があるにもかかわらず核兵器を使用しようとした。
現れたウルトラマンの攻撃をバリアーでことごとく跳ね返し追い詰めるものの、口腔内にウルトラ眼光を受けて怯み、ウルトラブレスレットでバリヤーを破壊され、流星キックと回し蹴りを受けて倒れ、最期はスペシウム光線を浴びて大爆発した。
余談
名前の由来は「バック(背中)」+「ジュエル(宝石)」。これはデザイン画の段階では背中が宝石のようだったことから。
当初は、ガメラ2に登場した怪獣レギオンのような設定を考えていたが当時は映像化が難しかった為、設定とデザインが変更された。
鳴き声はザンボラーの声を加工したのを使用しているが初出現時にはゴモラの声を発していた。
スーツは塗料やゴムの臭いが混じってアンモニアが発生する程の酷い臭いがしたらしい。
ちなみにバグジュエルの爆発シーンで庵野氏は顔を軽度だが火傷した。
2024年、どういった風の吹き回しか2月に発売したウルトラ怪獣ケシゴムNEO3のラインナップに入っており、初めての立体化となった。