グロンケン
ぐろんけん
第27話「この一発で地獄へ行け!」に登場。
武器は両手の回転ノコギリ。頭部、顎、背中、腹にあるノコギリも武器で、尻尾をバネにして炸裂する飛び蹴りも得意技。
とても自然に発生した生物とは考え難いメカニカルな部位を持つ怪獣で、超獣に近いところがある。何者かに改造されたとも考えられるが、少なくとも劇中では、背後に侵略者がいる描写は無く、誕生の経緯は不明のままである。
冒頭で観音像の1つを回転ノコギリで切断。後半からビルから突如出現し松本市を襲撃。途中でウルトラマンジャックと戦闘にはいる。
両者はキックボクシングさながらのバトルを繰り広げ、途中ジャックがブレスレットチョップを使い両腕を切断される。しかし両腕を失っても飛び蹴りで応戦する。
最期は、ウルトラブレスレットで首を斬られ、その首をウルトラキックで蹴り落とされた。
切断した観音様のバチが当たったのだろうか、戦闘中に観音像が倒れてダメージを受けたシーンがあった。
レッドマン
Battle-43、46、47、49に登場。
両腕の回転ノコギリが普通の腕になっていた上、着ぐるみの劣化などもあって、最早「八つ切り怪獣」と呼ぶにはあまりにもみすぼらしい外見になってしまっていた。
また、意外に動きづらかったようで、レッドマンの攻撃を受けて倒れると、中々立ち上がることができず、そのままレッドマンにボコボコにされてしまう一方的な展開が目立った。
- 冒頭でグロンケンが観音像を切るシーンで一瞬だけ観音像を押すスタッフの手が写るシーンがあるが、これを心霊写真と見間違える人が続出したらしい。
- グロンケンの登場した『レッドマン』第46話でも、レッドマンの背後にロケバスが映り込んでしまうというミスがあった。
- 脚本での仮称「アンバランス」をコンセプトに、従来の怪獣の背びれに当たるデザインを前面、腹部に当たるデザインを背面に配したり、顎下から牙を生やすなどしている。また、検討用デザインでは目も口の下に位置していたがグロテスクすぎるということで修正された。キックボクシングを題材としたストーリーであったことから、手はボクシンググローブ、全体のプロポーションはカンガルーをモデルとしている。
- スーツの回転ノコギリは手動で動かしている。
- 第27話では沢村忠が本人役でゲスト出演しており、郷秀樹とボクシングの練習を行い、相手の技に見惚れている郷を飛び膝蹴りでノックダウンさせた。
ズラスイマー:同じく「観音様と因縁のある」怪獣。
ノコギリン:直前のエピソードに登場する怪獣。ビジュアルも関係してか、グロンケンの名前をこちらと間違われる事もある模様。
ジャグラスジャグラー魔人態:第23話でオーブへ向けて「この一発で地獄へ行け!」と言うシーンがある(同エピソードの「サブタイをさがせ!」の答えになっている)。
ガイガン:同じ「回転ノコギリの怪獣」だが、こちらは腹部に仕込まれている。
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第41回「グロンケン」解説ナレーション書き起こし
(本編→https://www.youtube.com/watch?v=t531HzCAbfA)732文字pixiv小説作品