データ
別名 | ムチ腕怪獣 |
---|---|
身長 | 56m |
体重 | 4万t |
出身地 | 大谷町の地底 |
概要
第42話「さすが!観音さまは強かった!」に登場。
栃木県宇都宮市大谷町の平和観音像の下に封印されていた地底怪獣の一種。
大泥棒・正五右衛門の隠した千両箱を狙うおバカな泥棒2人がダイナマイトで観音像を倒してしまった為に復活を遂げた。しかしこの泥棒たち、なんちゅう罰当たりな事をやってくれたんだろうか…。
主な戦力は左腕のムチ「電子鞭」。頭頂部から生えた蛇のような首は自分の意思を持っているかは不明。
長い間、火山の地底深くに封印されていた影響で体内には膨大な熱エネルギーが蓄えられており、近代兵器などの火器による攻撃が全く通用せず、水を浴びせても一瞬にして蒸発してしまうほどに体温が高い。
UGMやウルトラマン80でも太刀打ちできない程に強力な怪獣なのだが、大谷石の堅さには敵わず、逆に落ちてきた石で足や頭を強打し、挙句の果てに周りを破壊しようとして逆に腕を痛めて七転八倒する辺り、性格は割とドジっ子な模様。
80との決戦では、「電子鞭」を使って追い詰めるが、最後は『ボディスパーク』で怯んだ隙に80が抱き起した観音様の有り難い力を借りて放った「ウルトラ観音光線」の力によって再び地下深くに封印されてしまった。
余談
デザインは一般公募によるものである。
デザインされた方の話によると80に倒される凶悪怪獣のイメージで書いたつもりだったが、造形はかなりアレンジされていた上にスタッフが配慮したのか倒されなかったことが意外だった模様。名前の由来は方言の「~ずら」+水魔とのこと。
着ぐるみはザキラの改造。
また、このエピソードに登場した平和観音像は宇都宮市に実在しており、他の特撮作品でもたびたびロケ地として使用されている。周辺にはあの大谷石採掘場がある。
泥棒の1人を演じているのは『帰ってきたウルトラマン』でウルトラマンジャックのスーツアクターだったきくち英一氏である。
当初、『ウルトラマンZ』のデストルドスのデザイン画では尻尾がズラスイマーのムチ腕になっていた。
関連項目
戀鬼、エンマーゴ:こちらも封印されていた場所を爆破した事によって復活した怪獣。
ザイゴーグ:こちらも一般人による爆破工作が原因で封印が解けた怪獣。
グロンケン:こちらも仏像近くに出現した怪獣で、こちらは回転ノコギリで仏像を破壊しようとした。
ウェルズの想像したような宇宙人:没シナリオに登場した仏像の力で倒された怪獣(宇宙人)。
泥棒にも著作権にも厳しい神話にも出てくる東南アジアで人気のあの白い猿:仏像で罰当たりと言えば…。国が違えばとんでも無いことになっていただろう。
一般公募つながり
テペト、ガイロス、タラバン、メンジュラ、ルガノーガー、ジオルゴン、エンディール星人、ガロウラー、ザラボン、ビームミサイルキング、クラッシュライザー、カブト・ザ・キラー、バキシマム、アンドロ・ザ・キラーメカバルタン、ファイヤーゼットン、強化アームウインダム