エンディール星人
えんでぃーるせいじん
エンペラ軍団の残党の1人でジオルゴンと並んでエンペラ軍団闇の2大幹部として恐れられていたとされる宇宙人。
全身に棘が生えており、イソギンチャクを思わせる顔の中央には不気味な単眼が爛々と輝いている。
3万年前のウルトラ大戦争にも従軍していた古株の幹部でもあり、主な戦力は眼から放つ『パラライズ・アイ』と呼ばれる光線や電撃ボール『エレクトロ・ポイズン』、全身の棘を使い突き刺して攻撃する『ポイズンスティンガー』でジオルゴンと違いその別名通りの策謀家であり、また野心家で、密かにエンペラ星人の寝首を掻き、自身がその座に収まろうという野望を抱いているとされている。
『テレビマガジン』版の『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』ではブラックホールから解放されたアークボガールの下に付き、彼の命を受け当初はキングジョーブラックを使ってウルトラ兄弟を倒そうとするが、逆にキングジョーブラックが倒されてしまったため業を煮やし、自らの手でウルトラ兄弟達を倒すため姿を現し、ウルトラ兄弟を苦しめるが、メビウスがメビウスインフィニティーにフォームチェンジしたことにより逆転。最後はコスモミラクルアタックを受け体に風穴を開けられしまい敗北する。
その後、アークボガールとの最終決戦において、彼に引き連れられ別個体が複数登場するが、もはやただの雑魚キャラ(戦闘員)と化してしまっており、全員ウルトラ兄弟の必殺光線の前にあっさりと全滅してしまった。
その後、同じく『テレビマガジン』にて展開されたOVD『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』の前日談を描いたストーリーにおいてもアーマードダークネスを狙う宇宙人軍団の1人として登場。
しかし、突如として自我を目覚めさせたアーマードダークネスにより他の宇宙人共々『ギガレゾリューム光線』の洗礼を受け、敢え無く倒され全滅した。
ウルトラマンフェスティバル2007
ライブステージ第1部「ウルトラセブン伝説~漆黒の悪魔VS光の戦士たち~」に登場。
公式設定通りにジオルゴンと共にウルトラ大戦争に従軍した経験を持っており、エンペラ星人に対してあまり敬意を払ってはいないものの、ジオルゴンとは息の合った連携プレーを見せる。
ジオルゴンと組んでアークボガールを封印したブラックホールを利用し、エンペラ星人の復活を目論んでおり、邪魔なウルトラ兄弟を倒すべく暗躍を開始した(曰く、強大な闇の力があれば皇帝は蘇るとのこと)。
手始めにキングジョーブラックを仕向けてセブンを苦しめたが、救援に現れたメビウス・ヒカリ・ティガやコスモスに配下のガルベロスやアングリラを退けられ、ヒカリのナイトシュートに敗れた。
第2部『ウルトラマンメビウス外伝〜奇跡の不死鳥(フェニックス)現る!〜』でもジオルゴンと共に登場。
こちらでもエンペラ星人の寝首を搔こうと画策し、卑怯なコウモリよろしく、ウルトラ戦士に寝返ったり、エンペラ星人に命乞いをしたりとその場凌ぎの見苦しい行動を繰り返した結果、アークボガールの生贄にされてしまった。
元ネタは『テレビマガジン』と『てれびくん』で行われた『強敵宇宙人デザインコンテスト』の最優秀賞受賞作品に選ばれた宇宙人の1人。
また、『パラライズ・アイ』に決定する前(応募された当初)は『目からビームを放つ』となっていた。
それと、エンディール星人は過去に嘘をつかれ騙されたがゆえに『悪』に染まってしまったらしい...
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