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アークボガール

あーくぼがーる

ウルトラマンメビウス本編の後日談『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』に登場する元暗黒四天王の1人
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「オードブルにしては中々楽しませてくれたがな‼」(プレイムービー DXウルトラコクピット専用DVDより)

データ編集

登場作品『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』


別名高次元捕食王
身長61メートル
体重5万1千トン
出身地宇宙
CV佐藤正治

概要編集

コミカライズやグラビア作品で展開された『ウルトラマンメビウス』TV本編の後日談、「ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦」に登場する元暗黒四天王の1人。

なお、媒体によっては様々な展開が描かれているため、ここでは『プレイムービー DXウルトラコクピット』の専用DVDで描かれた活躍を中心に記載する。


共通設定編集

ボガールボガールモンスレッサーボガールなどの高次元捕食体たちの頂点にしてボガールマスターの異名を持つボガール族の王。


エンペラ星人率いる怪獣軍団の大幹部暗黒四天王の元邪将という過去を持つ。


外見はカラフルな体色や水牛のような頭の3本の大きな角、そしてボガールよりも発達した巨大な鉤爪の付いた右腕を持っており、ボガールと同様に背中の捕食器官に複数の棘が付いていて、捕食の際には翼状に口を広げ、食事を行う。


元暗黒四天王という地位にあっただけのことは有り、片言でしか喋れなかったボガールとは違い、タロウに登場したドロボンレオに登場したタイショーなどと同じく、並みの宇宙人以上の高い知能を持っており、流暢に地球言語(日本語)をスラスラと喋っていたことからもその事を窺い知ることが出来る(その光景を目の当たりにしたリュウ隊長は思わず「怪獣が喋った!?」と呟いてしまったほど)。ちなみに前日談の付録DVDでのセリフは笑い声と唸り声だけである。


また、ボガール一族の王だけのことは有り、貪欲までに食欲旺盛で、腹部に兼ね備えた口を使い、そこから強力な吸引渦を発生させ、何と惑星そのものをも食してしまう

ようはバキューモンブラキウムのような生きたブラックホールのようなものともいえる。


更にかつて邪将の地位であっただけに高い戦闘能力をも有しており、右腕の爪先から強力な破壊光弾を発射できるほか、異次元空間のゲートを開くことや分身能力をも兼ね備えている。


邪将を名乗っていただけにその性質や性格は邪悪かつ残忍であるが、他の四天王たちやエンペラ星人の命令を無視し、自分かってに本能の赴くまま宇宙各地の惑星をそこに住んでいる生命体ごと食い荒らし続けていため、遂に堪忍袋の緒が切れたエンペラ星人と他の四天王メンバーにより宇宙の地獄「ブラックホール」に追放・封印されてしまっていたが、エンペラ星人の死により封印が解けて復活。

数多くの支配下に置いた怪獣、宇宙人や他のボガール族を従え、再び宇宙中をその貪欲なる食欲本能のままに食い荒らし始めてしまった。


なお、明言はないが、ウルトラ大戦争に参加したという資料が見当たらないことから、エンペラ星人閣下たちにブラックホールへと追放されたのはそれ以前の出来事だったと推測されるが、詳細は不明である。


主な活動歴編集

宇宙中を食い荒らし回っていたある日、かつてのが攻め入った地球を新たな獲物に定め、自身は異空間に身を潜めつつ、調味料として部下である怪獣、宇宙人、挙句の果てには異次元空間のゲートを開き、(多分ヤプールの作り置きの)超獣までを呼び寄せて、地球をより美味しく頂くために調理し始める(地球に攻め込む少し前(「出現!アークボガール戦え!ウルトラ兄弟」)にメビウス、ヒカリ、セブンと交戦。それぞれの必殺技を受けても全くの無傷だった)。


しかし、新生CREW GUYSのアイハラ新隊長や新人隊員の活躍、そして地球の危機に駆けつけたメビウスを初めとするウルトラ兄弟達に阻まれてしまう。


しかしそれも彼にとっては地球を美味しくするための調味料の一種であったらしく(とはいえマグマ星人ガッツ星人、何故だか復活したグローザムセブンの抹殺命令を下したり、メビウス、ヒカリ、セブンたちの集会にちょっかいを出したりと、ウルトラ戦士を疎ましく思っていたような節もあるが…)、頃合いを観て、遂に地球近くにやって来た彼は、自分が潜む異空間に突入して来た新生CREW GUYSとウルトラマンメビウス達に向かって、人間達を「オードブル」、ウルトラマン達を「デザート」呼ばわりし襲いかかる。


そして持ち前の圧倒的戦闘能力と貪欲なる食欲により、ウルトラ戦士たちの放つ光線を喰らうというベムスター真っ青な離れ業をやってのけたりなど、新生CREW GUYSとウルトラ兄弟達を追い詰めるが、最後はウルトラ兄弟の放った合体光線と新生CREW GUYSのガンウィングから放たれた『インビンシブルフェニックス・パワーマキシマム』を喰らい、自身が初めて体験する食べきれない(吸収しきれない)そのあまりに強力な光エネルギーに驚愕しながらも、どこか満ち足りたような呟きと共に大爆発、消滅した。


その他のメディアでの活躍編集

てれびくん版(漫画作者内山まもる)


エンペラ星人亡き後、宇宙中に新たな時空波を発信し、それを使って数多くの宇宙人や怪獣達を暴れさせる一方、配下の1人であるチブル星人に食料となる怪獣達を集めた「怪獣牧場」をとある惑星に作らせ、自身もそこに身を潜め動向を窺っていた(ちなみに時空波もそこからチブル星人に発信させていた)。


事件の収束の為に調査をしていたウルトラ戦士たちに時空波の発生源を突き止められ、怪獣牧場の守衛であり、かつて仕えた君主の復讐に燃えるジオルゴンを倒して怪獣牧場に乗り込んだウルトラ兄弟たちにチブル星人が倒され、挙句の果てに時空波発生装置も破壊されてしまったため、ついに姿を現しウルトラ兄弟に襲い掛かる。


その圧倒的な戦闘能力によりウルトラ兄弟を圧倒し、メビウスとヒカリ、さらにはそのピンチを察知し、救援に駆けつけたGUYSの面々をも飲み込み、これで宇宙を支配できると勝ち誇るも、直後にメビウス達が合体したフェニックスブレイブに体内から爆破されて滅び去るという、拾い食いをした為の食あたりが死因という凄まじいのか情けないのか意見が分かれるような壮絶な最期を遂げるのだった…。


考えようによってはその貪欲な食欲が仇となったとも考えられるんだけど、なにしろ敗因が拾い食いだしなぁ…。


テレビマガジン

これからの食事の邪魔になるであろうウルトラ兄弟を始末するため、謎の電波をウルトラの国に送信、ウルトラ兄弟を宇宙に誘い出し、配下の宇宙人や怪獣軍団に襲わせる。


そして怪獣、宇宙人軍団が全滅するや否や、複数のエンディール星人を従えて遂に表舞台へと登場。

破壊光弾でウルトラ兄弟を攻撃するが、ウルトラ兄弟たちが先の戦いで怪獣や宇宙人を倒した際に手に入れていた「赤、青、黄の3つの光の玉(結局最後までこれが何だったのかは語られなかった)」に自分達のエネルギーを注入して作成した巨大なエネルギーボールをメビウスにぶつけられ爆死した…。


ウルトラマンフェスティバル2007編集

通常よりも巨大化したアークボガールが登場。ウルトラマンメビウス・フェニックスブレイブと対決した。

この個体を見るに、通常種同様に翼を捕食器官として扱う事ができるようである。


スーパーヒーロージェネレーション編集

CV:阿座上洋平

復讐のために命を落としたハンターナイトツルギをあざ笑いながらまさかの登場。

分身能力があった事を反映して三体を相手に戦う事になる。


ウルトラヒーローズEXPO THE LIVE ウルトラマンタイガ編集

第2部で登場。トレギアがワイズマンズソードに封印されていた闇を全て解放させた事により誕生した「闇の集合体」であり、アークボガールそのものというわけではないようだ。

エックスダークネスジードダークネスを差し向けてタイガ達を苦しめるが、ジョーニアスオーブメビウス(ウルトラマン)が地球に到着し、ダークネス諸共、合体光線に倒された。

原作のような等身大スーツではなく、ウルトラマンフェスティバル同様に巨大な造形物が用いられた。


余談編集

声を演じた佐藤正治は『ウルトラマンティガ』のレイビーク星人や『大怪獣バトル』のレイブラッド星人の声を演じている。


大怪獣バトルではプレイムービー出身の怪獣としては珍しく技カードという形で出演しているが、Uキラーザウルス暗黒四天王などの強豪がプレイアブル化する中、本格参戦は叶わず。


関連タグ編集

ウルトラマンメビウス エンペラ星人 暗黒四天王


巨大ヤプール/メビウスキラー:後任。


ボガール ボガールモンス レッサーボガール


大食い


マガオロチ/マガタノオロチウーラーメツオーガ/メツオロチ:アークボガールに匹敵する食欲を持つ恐ろしい怪獣たち。

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