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データ

種別異次元超人
身長40m
体重4万3千t
出身地異次元
武器鉤爪、メビウスブレスを模したクリスタル

概要

暗黒四天王の一角・邪将ヤプールウルトラマンメビウスを倒すために作り上げた、エースキラーの2号機。

元々はエースキラーそのまんまだったが、メビウスの戦闘データを受け継いだ宇宙同化獣ガディバと融合することでメビウスの能力を継承しメビュームシュート、メビュームブレード、メビュームバーストが使用できるようになった。

外見も、足の形など細部が微妙にエースキラーとは異なり、ナイフも持っていない。一番分かりやすい差異は、『A』の時の個体の二の腕にあった装甲が付いていない所。また、不気味な唸り声を発するようになった。また、右腕にはメビウスブレスを模したモールドが刻まれている。

東京の街でメビウスと対決するも、とっさにメビウスが編み出した新技・メビュームダイナマイトに巻き込まれ爆発四散する。

しかし、ヤプールはメビウスキラーが倒された場合に備えて、次なる作戦を用意しており、メビュームダイナマイトを行使した事で人間態に戻り、技の反動により体力を著しく消耗していたメビウスと彼の近くにいたジングウジ・アヤ、そしてメビウス打倒の第二作戦におけるキーパーソンと定めた人物の3人を異次元に拉致することに成功した。

前述の通り、咄嗟に編み出されたメビュームダイナマイトに敗れているが、データにない必殺技を使われた他、オリジナルがウルトラ5兄弟に対応した『エースキラー』だった事もあり、6番目のウルトラ兄弟であるウルトラマンタロウ対策をしていなかった事が敗因なのかもしれない。奇しくもメビウスの師匠はウルトラマンタロウであった(といってもヤプールは過去からかウルトラマンタロウを知っていたようで、メビュームダイナマイトの名付け親になった)

メビウスキラー(G)

ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』では、怪獣墓場残骸が収容されていたが、ヤプールが乗り移ることで復活した。

目と胸のクリスタルの発光色が緑から青になっているが、これはおそらく本作が全編グリーンバックで撮影された事による影響と思われる。

また、本作ではメビュームスラッシュ(エフェクトは紫)を使用している。

同じく死んで怪獣墓場に来ていたアーマードメフィラスグローザムデスレム共々復活。タロウエースを捕まえ、二人を人質にしてメビウスにギガバトルナイザーを取ってくるように命令した。最終的に因縁の相手たるエースに倒されることとなるのだが、このおかげで平和宇宙にはとんでもない悪が目覚めることとなってしまう。

ちなみに、初期設定では巨大ヤプールがそのまま復活するはずだったが、たまたま着ぐるみが出払っていたのでメビウスキラーが登場することになった。しかしメビウスキラーに変更されたことで戦闘にスピード感が出た為、怪我の功名だったとアクション監督の横山誠は語っている。

また、この作品のヤプールの声は玄田哲章氏ではなく、『ウルトラマンティガ』に登場したゴブニュ(ヴァハ)の声を演じた田中亮一氏が声を担当した。

エースキラーにガディバが合体する形で登場した。

本作以降のエースキラーはメビウスキラーのスーツを流用しているが、『キラー・ザ・ビートスター』に登場したエースキラー(BS)はメビウスキラーとの混同を防ぐ為か、発光パーツが青くなっている(誤解のないよう断っておくと、オリジナルのエースキラーの発光パーツもメビウスキラーと同じく緑である)。

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