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蛭川光彦

ひるかわみつひこ

蛭川光彦とは『ウルトラマンメビウス』の登場人物にして、ウルトラシリーズ屈指の問題人物。
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※注意


このキャラクターは、その所業ゆえにアンチが非常に多く、時折過剰なキャラヘイト表現や、『似たような人物』など本来の記事内容の趣旨からズレた書き込みが行われることがあり、それが原因となって編集合戦へと発展することも多々あります。
原則中立性のある記事を保つ為、そして無益な編集合戦を防ぐ為にも、そういった書き込みは極力控えるよう、お願い致します

概要


「触るなぁ! 化け物ッ!」

「…俺は見たぞ。お前の正体を…黙ってるつもりはないからな」

GUYSクルー、ヒビノ・ミライです!…もちろんGUYSの連中もグルですよ。奴の正体を知りながらずっと隠してたんです!」

データ

本名:蛭川光彦(ヒルカワ・ミツヒコ)
職業:ジャーナリスト(フリーランス)
役者:加藤厚成


ウルトラシリーズにはウルトラマン第23話『故郷は地球』や、帰ってきたウルトラマン第33話『怪獣使いと少年』など、時として人間側の過失や人間の持つ醜さなどを表現し、批判している話が少なからず存在し、A80などの作品でも、人間が持つ負の感情=マイナスエネルギーがテーマとなったり、怪獣出現などに大きな影響を与えるといった話が存在するが、その中でもこのヒルカワというキャラクターはマイナスエネルギーをそのまま具現化させた地球人の悪しき一面を象徴しているとも呼ぶべき悪役で、シリーズの中でもかなり特異な存在である。

劇中では終始人として最低な行動ばかり取り続け、主人公達(そして視聴者)の苛立ちを募らせた上、ウルトラシリーズにおいては珍しく最後の最後まで一切改心することはなく、挙句の果てには、(一応断罪を示唆させる描写はあるものの)敵怪人・怪獣のような決定的な制裁は受けないままフェードアウトするという観る側からすれば非常に後味の悪すぎる退場の仕方をしたことから、全国の子供達や往年のウルトラシリーズファンから怒りや反感を買い、一部からは『ウルトラシリーズ史上最低最悪な地球人』という声も上がり、その嫌われぶりは、演じた役者本人も否定的な意見を出したほどで、放送終了後の現在でもネット上などで特撮作品における最も悪名高い人間(地球人)の1人として必ず名前が上がるほどである。

人物像


前述にあるとおり、性格は陰湿、狡猾、自分本位、傲慢、強欲、粗暴、不誠実、不作法、無慈悲、粘着質、恩知らずといった人間のあらゆるマイナスエネルギーが凝り固まったかのような外道の中の外道
その悪辣さは仕事上でもフルに発揮されており、ゴシップやスキャンダルといった他人の粗を探ったり、不幸にさせるような記事を常に追い求めている上、やり方も実に悪質なもので、根も葉もない話から記事を捏造したり、相手の心境や事情を顧みない強引な突撃取材(ちなみに前述2つは実際のマスゴミがよく使う手である)は勿論のこと、他人の弱みにつけ込んで利用したり、果ては盗撮などの卑劣な手段を使うことも辞さない典型的な悪徳記者だが、その一方でジャーナリストとしてのスキル自体は決して悪くはないという、まさに『才能の無駄遣い』という言葉を悪い意味で体現している。

何故か「GUYS」に対し、過剰なまでに批判的な見解を示しており、劇中では専ら彼らの評判や信頼を下落させる為の粗探しに余念が無い(※1)。
また、GUYSが地球防衛組織という立場上、下手に民間人に対して暴力などの強行手段をとることができないのをいい事にGUYSメンバーを真っ向から好き放題に挑発するなど、自身が民間人(にして報道関係者)である立場を最大限に悪用する一面も見せる。

さらには、あろうことか長年に渡って地球を幾度も怪獣や侵略者の脅威から守ってきてくれたウルトラマン達に対しても、その恩義を一切感じる事なく、異星人であるという理由だけで差別意識を抱く始末。
その偏見ぶりは彼らを宇宙人呼ばわりする事はおろか、面と向かって化け物と侮蔑するなど、完全に怪獣や侵略者達と同列の存在に考え、「アイツら(ウルトラマン)がいるから地球が怪獣や宇宙人に狙われるんだ!」と極端な屁理屈を挙げて疫病神扱いするほど(※2)。

このような人物像故に、出会った人物のほぼ全員からは激しい嫌悪感を抱かれ、特に彼の為に散々迷惑を被ったり、窮地に立たされる羽目になったGUYSメンバーからはハイエナ」、「人間のクズと毛嫌いされ、遂にはウルトラシリーズ随一ともいえる陰険さを持つ異次元人ヤプールをもってして「下等な人間」と言わしめたほどである(※3)。



※1……蛭川の様な捏造紛いの悪質な取材は許されないが、防衛チームが正しく機能、運営される上で、GUYSは取材において内部を探られ続ける事も、過去のケースにおいて人命を軽視した作戦や上層部の都合で隠蔽等に走った事が事実である以上必要である。実際、GUYSもコメディ話とはいえ、グロテスセルの件で処理に失敗し隠蔽に走り怪獣が現れたことがある以上、決して潔白であると言いきれない。
但し、それは防衛チームやウルトラマンの存在意義や立場を理解し、批判することになろうとより良いあり方を模索する為の記事を書く者(後述にあるウルトラマンガイアのテレビ局『KCB』取材班クルーや、ウルトラマンオーブSSPなどは、その模範的な例と見てもいい)でなければならないのであり、自身の私的な功績、怨恨等の感情や私利私欲に左右される「蛭川光彦」ではなく、社会的秩序・正義に基づく追及はある程度必要だと言う点は留意すべきであろう。

※2……事実として、このような言及をしたのは蛭川がシリーズ初ではなく、ウルトラマンレオ終盤において準レギュラーキャラの美山いずみが「(ウルトラマン)レオが地球にいること自体が怪獣や侵略者達が出現する原因になっているのでは?」と述べたのが最初とされている。また、後作ではウルトラマンギンガS神山長官が「ウルトラマンといえど宇宙人。いつ地球の脅威になるかも分からない」といった意見を述べたり、ウルトラマンジードにおいてかつて地球を含む全宇宙を滅ぼそうとした悪しきウルトラマンと風貌が似ているウルトラマンに対して市井の人々が猜疑心や恐怖心を向けるなど、ウルトラマンをはじめとした善良な異星人に対して地球人が過剰に警戒する場面はウルトラシリーズ全体を見ても決して珍しいケースではない。また、実際にウルトラマンだけを狙って地球に襲来し、その戦いの巻き添えにする形で多数の地球人の犠牲者を出した侵略者(帰ってきたウルトラマンナックル星人やウルトラマンレオの円盤生物など)も少なからずいることもまた事実である。
しかし、ウルトラQで登場したケムール人が『ウルトラマン』でも登場し、メビウス本編でも過去にナメゴンが出現したという言及があるように、怪獣や怪人の存在自体はいずれのウルトラシリーズにおいてもウルトラマンが飛来する以前から存在・登場しているため、「ウルトラマンがいるから」の一言で片付けるのは、たとえ知識不足からくるものだったとしても身勝手且つ本末転倒も甚だしい責任転換でしかない。

※3……元々「A」の頃から幾度となく人間を見下す発言を繰り返してきたヤプールであったが、意外なことに個人を指してその手の発言をしたことはほとんどなく、たびたび自分が利用してきた悪人達の醜い様を目の当たりにしても、大抵は「人間」という種全体を指す形で見下していた。そのことからも、個人的に「下等」呼ばわりされた蛭川が、如何にヤプールの視点から見ても異様な程に低劣な人間性であったのかがよくわかる。

来歴

登場以前

GUYS入隊前のイカルガ・ジョージのバッシング記事(さらに後述する蛭川初登場時のジョージの言葉を推測するに、その記事も実際には虚構記事であったと思われる)を書いており、入隊後もしつこくインタビューを迫っていた様子。

初登場時

初登場の28話ではGUYSのアマガイ・コノミの幼なじみで、傷害事件を起こして芸能界から干され気味になっていた俳優スザキ・ジュンと結託(実際は前述したスザキの事情を把握し、その弱みを突く形で利用していた)し、スザキの友人と偽って、コノミに接触する。

いち早くその正体に気づいたジョージを中心としたGUYSメンバー達から詰問されるも、本人は開き直るような態度をみせただけでなく、スザキがコノミを騙していたと知り、激昂してスザキに殴りかかろうとしたウルトラマンメビウスことヒビノ・ミライの様子をカメラで盗撮し、それを使ってバッシング記事を捏ち上げる事を企んで、逃亡した。だがその後、自分の過ちに気がついたスザキに盗撮した写真のデータをGUYSに引き渡されてしまい、目論見は失敗に終わる。

再登場時

43話で再び登場。街で海洋学者ジングウジ・アヤと遊びに来ていたミライを偶然発見し、28話での一件の逆恨みを兼ねて、今度こそGUYSを貶める為のスキャンダルのネタを仕入れようと、彼に強引かつ厭味な取材を試みる。その時はアヤの毅然とした応対によって退けられてしまうが、その後もしつこくミライやアヤに付きまとっていたが、その最中突然現れたメビウスキラーを前にして驚愕し、アヤを突き飛ばして真っ先に逃亡。
なんとかメビウスキラーが倒されると、体力を激しく消耗しアヤに介抱されていたミライのところへ戻ってくると、更に厭味な言い回しでミライを詰問しようとした(勿論、前述の愚行についての謝罪も無し)が、そこへ現れたヤプールによってミライやアヤと共に異次元に拉致されることとなる。

そこから続く44話では、異次元に広がる荒廃した街を見て、絶望感からパニックを起こし、宥めようとしたミライに対して「(こんな目に遭ったのは)お前(ミライ)のせいだ!!」と完全にお門違いとしか言いようのない言いがかりを喚きながら八つ当たりした上、ミライがウルトラマンであることを知ると、上記したセリフ(一段目)を言い放って拒絶しただけでなく、ヤプールからの「あの男(ミライ)を殺せば、お前だけは助けてやるぞ」という誘惑に唆されミライを殺そうとするなどの非常に醜い愚かさや、浅ましさを見せつけた。

そんなあまりに理不尽で身勝手過ぎる蛭川の行動は、歴代ウルトラ戦士の中でも特に地球に対し深い敬愛心を抱いていたミライをも激しく幻滅させる事となり、それまで地球人に悪い感情を抱いた事などなかった彼に、僅かながらも初めて嫌悪感・失望の念を抱かせた。

これらは全て、ヤプールが過去にウルトラマンAとの戦いでもたびたび利用してきた手であった人間のエゴを利用した、ウルトラマンを心理面から攻撃する作戦であり、ヤプールは端から蛭川にミライが殺せる事は期待しておらず、本当の狙いはミライに対し蛭川の醜悪な言動を見せつけることで、地球人に見切りをつけさせた上で仲間に引き込む事であった。

それでもミライを信じ、賢明に支えようとしたアヤや、Aからの激励によってミライはヤプールの誘いを退けると、メビウスに変身してヤプールを倒し、アヤや蛭川も助け出されたが、この時蛭川は微塵の反省や悪びれる様子も見せず、ミライに向かって不吉な笑みを浮かべながら上記二段目のセリフにもある「黙ってるつもりはないからな」という意味深な言葉を残しつつ去っていった。

この一連の事件はミライにとってはじめて自分の善意や優しさが尽く踏みにじられるという衝撃的な出来事となり、同時に蛭川のようなウルトラマンに対し敵意同然の感情を抱く、悪しき地球人もいるという当たり前ながらも大きな教訓を学ぶ機会となった。
そんなミライに対し、A(北斗星司)は優しさや地球人への敬愛心を失わない様に、かつて自分が地球を去る際に子供達に残した『最後の願い』(ウルトラマンAの名台詞の項目を参照)を『変わらぬ願い』として語り、激励するのだった。

本編終盤時

44話終盤に残した言葉のとおり、最終三部作の序章である48話にて彼は週刊誌に「GUYSに宇宙人が潜伏」という記事を公表。ミライの正体をマスコミに暴露するという、恩を仇で返す行動を平然とやってのける。さらに自らワイドショーに出演して、上記のセリフ(三段目)を宣言して、ミライとGUYS双方を非難することで世間に動揺を走らせ、GUYSやメビウスの信頼を失墜させようとする。

さらに間が悪いことに、この時地球は、侵略の為に迫りつつあったエンペラ星人から「メビウスを差し出せ」という要求を受けている最中であり、この公表は結果的にミライを地球追放の危機に立たせることとなった。しかし、GUYS隊長にして総監のサコミズ・シンゴの世界に向けた演説(その最中も、サコミズの言葉に嘲笑いながら茶々を入れたりしていたが、即座に同席していた司会者から「静かに!」と一喝されてしまった)によって、人類はミライの引渡しを拒否する意向を示し、エンペラ星人を前に団結力を強くし、GUYSやウルトラマンをより強い信頼を向けるようになるという蛭川の意図とは真逆な展開と進むこととなる。

こうして蛭川は、図らずも人類とウルトラマンの絆を絶対的なものへと昇華させるというメビウス最終章序盤の大一番の立役者の一人として貢献する形となってしまった上、人々が「守る」と決意したメビウスを散々批判していた事も仇となり、自分自身の面目が丸潰れとなり、大恥を晒すという痛烈なしっぺ返しを受け、最後はGUYSやメビウスへの激励の声が飛び交う中で、唯一人予想外過ぎる現状に信じられないと言わんばかりに愕然とした表情を浮かべながら、茫然自失となっていた。

余談

蛭川を演じた加藤厚成氏は、後に自身のブログで蛭川の事を役者として演じる上ではインパクトのあったキャラとして評価しながらも、彼が劇中で起こした一連の悪行に関しては、「男の風上にもおけない」と苦言を呈していた。

また、加藤氏はメビウス出演から後年『大怪獣バトルNEO』において、ペダン星人 ダイルを演じるまでの間、一部の視聴者から悪い心象を抱かれ続け、更に加藤氏がメビウスの前々作『ウルトラマンネクサス』で黒幕 石堀光彦/ダークザギを演じていた事もあって、「登場する度にウルトラマンを苦しめてばかりいる疫病神」と加藤氏自身の人物像を蛭川(やダークザギ)と混合して誹謗中傷する者が現れたり、前述の『大怪獣バトルNEO』でダイルが死亡(退場)した際には、メビウスにおける蛭川の悪行を根に持っていた一部のファンから「メビウスの時の天罰」等といったあてつけな皮肉や嘲笑を交えた心無い感想、コメントが加藤氏のブログや公式ホームページの感想板などに多数送られるなどの風評被害に悩まされたという。

関連項目

ウルトラマンメビウス 円谷プロ 吐き気を催す邪悪(特撮系) マスゴミ 外道 小悪党 風評被害

トリヤマ・ジュウキチ…同じくそのキャラのインパクト故に、『メビウス』の作中において大きな話題や注目を集めた準レギュラーキャラ。ただし彼は蛭川とは真逆で、所謂『愛すべき馬鹿』として注目された。

石堀光彦ペダン星人ダイル…ウルトラシリーズにおいて加藤氏が演じたキャラクター。詳細は項目先を参照

久里虫太郎ウルトラマンAに登場した劇画作家。こちらもヤプールの甘言に唆される形で手先となった地球人。ヤプールが蛭川を誘惑する際に扮した人間態は彼の姿をモチーフにしている(演者も同じ)。

根来甚蔵ウルトラマンネクサス前半に登場したジャーナリスト。真実追及と彼なりの正義感に基づいているのだが、蛭川程卑劣ではないもののアウトローな取材手段を用いる。それでもちゃんとした信念があるため蛭川よりマシだが、ネクサスの世界観では真実追及が必ずしも正義ではないと言う描写もあり、下記のKCBやSSPに比べるとグレー寄り。

カルロス黒崎劇場版ウルトラマンXに登場したWebTVタレント。蛭川同様、己の私利私欲の為に怪獣が絡む大騒動の当事者となったマスメディア関係者。それでも蛭川と違って根っからの悪人ではなく、ウルトラマンに対する偏見も抱いてはいない。

KCBSSP…前者はウルトラマンガイア、後者はウルトラマンオーブにそれぞれ登場したと同様にウルトラマンや防衛チームを主な取材対象としている報道機関(後者は厳密には個人情報サイト運営チーム)だが、彼らは蛭川の様な私利私欲や偏見ではなく、純粋に真実を知る為自分達の報道を人々に役立てる為にウルトラマンを追っており、何れも最終盤には自分達の扱うコンテンツの力を活かして、各々ウルトラマンの勝利に貢献している

石刈アリエウルトラマンジードに登場したノンフィクションライター。蛭川の様に自らの意志でウルトラマンの敵対者に加担している操觚者だが、彼女の目的はウルトラマンへの偏見・敵意や私利私欲ではなく、純粋に物書きとしての探究心と蛭川とは正反対の理由からである。

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