データ
出身地 | 不明(火星付近の宇宙空間にて遭遇) |
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身長 | 55メートル(ミクロ化も可能)※ |
体重 | 4万5千トン |
活動時間 | 3分間 |
変身者 | アスカ・シン(第39話ではフドウ・ケンジも一時的に融合) |
変身道具 | リーフラッシャー |
CV | |
スーツアクター |
※TVシリーズでの平成ウルトラマンの中では、主役ウルトラマンで最大を誇る。
※掛け声はTV、劇場版いずれもつるの氏が担当しているが、掛け声は全く異なる。
概要
スフィア襲来の際に火星に現れた光の巨人。スーパーGUTS隊員アスカ・シンと一体化し、リーフラッシャーで変身する。本編では無言で変身する事の方が多いが、「ダイナ!」と叫んで変身する事もあった(第21話、第32話、第49話)。変身にかかる時間は0.1秒である。なお、初期の変身シーンは上記のイラストのように半透明の体が徐々に色付いていくというCGが大々的に使用されたものだったのだが、第11話からはベーシックなぐんぐんカットへと変わっており、以降の客演時にも大体こちらの変身バンクが意識されたものが登場している。ティガも何度か変身バンクが変更されているが、ここまで明確に変身シーンが変えられた例はシリーズでも珍しい例と言える。
ティガと似た容姿をしており、ティガ同様基本形態のフラッシュタイプ(画像中央)からスピードとサイキック能力に優れた青のミラクルタイプ(画像右)、パワーと格闘能力に優れた赤のストロングタイプ(画像左)へのタイプチェンジ能力を持つが、ティガら3千万年前の巨人達との関係は不明である。タイプチェンジは自由に行う事が出来たティガと違い、一度の戦闘で一回しか出来ない為、ミラクルからストロング、またはその逆の変身は不可能(これは前作でシリーズ初のタイプチェンジを設定したものの、スカイタイプの出番が極端に少なく、片方に偏りすぎたことの反省であるという説がある)が、その分タイプチェンジ後の能力が両方とも非常に高い事も特徴である。
ただし、どちらかにタイプチェンジした後に基本形態のフラッシュタイプに戻る事は可能である為、変身時にフラッシュ→ミラクルorストロングにチェンジ→フラッシュに戻って撃破という構図も多かった。
実際に初登場時はそのティガと似た容姿からティガと間違えられている(2022年に明かされたことだが、なんと撮影現場でもダイナがティガと、スーパーGUTSの面々がGUTSと制作陣に間違えられる事があったらしい)。
(ダイナ初登場)
TPC一般職員:「ティガ……」
フカミ総監:「いや違う、しかし……あの巨人もウルトラマンだ」
ティガの続編である本作において、このシーンは必見である。また、劇場版にてアスカ自身もススム少年が持っていたティガの人形を一度ダイナと間違えて直後に訂正され、ここで初めてティガの存在を知る。
何気にダイナ本編後に映画やスピンオフ作品への出演等、平成ウルトラマンの中でも特に出番が多いにもかかわらず、出自が全くと言っていいほど解っていないウルトラマンの一人。
色々と有力な説自体はあるものの確証に至る説は出ていない(ただし、小説『ウルトラマンダイナ 未来へのゼロドライブ』では出自が明言されている。詳細は後述)。
ティガは変身者であるダイゴ以外も憑依合体・変身出来たものの、ダイナは正真正銘全マルチバースでアスカただ一人(勿論「ダイナと出会わなかったパラレル世界のアスカ」も無限に存在するが)しか変身出来ていない。
劇場版『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』でのティガとの共同戦線の後ティガから光を受け継いだ。
必殺技
詳細は各タイプの記事を参照。
ソルジェント光線
フラッシュタイプの必殺技で、スペシウム光線と同じ構えで放つ。
レボリウムウェーブ アタックバージョン
ミラクルタイプの必殺技。空間を右手の中に圧縮して超衝撃波を作り出して放ち、敵の背後にブラックホールを発生させて吸い込み圧殺・破裂させる。
ガルネイトボンバー シューティングバージョン
ストロングタイプの必殺技。胸の前で両拳を合わせて前方にエネルギーを発生させ、それを凝縮して超高熱の赤色光弾に変え、右パンチのアクションで放つ。
テーマ曲
曲名 | 備考 |
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ヒーロー登場! | 登場BGM |
光の巨人、ふたたび | 戦闘BGM。『決戦!ウルトラ10勇士!!』などでアレンジされた |
君だけを守りたい~アスカの歌~ | EDテーマのカバー曲。『ウルトラマンサーガ』での戦闘テーマ |
タイプ別
いまこそフラッシュ | フラッシュタイプのテーマソング |
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われらのダイナ | フラッシュタイプの戦闘BGM |
ミラクルの風になれ | ミラクルタイプのテーマソング |
FIGHTING THEME -MIRACLE- | ミラクルタイプの戦闘BGM |
ダイナの赤い輝きに | ストロングタイプのテーマソング |
FIGHTING THEME -STRONG- | ストロングタイプの戦闘BGM |
後のシリーズでの客演・活躍
本編終了後も、下記の銀河伝説では宇宙を旅しているという設定から客演が増えており、平成ウルトラマンの中では最も客演が多い。そのため、今やウルトラマンコスモスとともに客演の顔となっている。特にゼロとコスモスとの共演が多く、戦友としての関係性も続いている。
何気にアスカは最初からウルトラマンではなかった平成ウルトラマンでは珍しく変身能力を保持したまま最終回を迎え、その後もその力を持ち続けている数少ない戦士でもある。
また、昭和作品でウルトラマンジャックが郷秀樹、ウルトラマンエースが北斗星司とそれぞれ一体化したまま地球を去ったように、ダイナもアスカと一体化したまま地球を去ることとなった。ただし、上記2人が光の国に帰還したのに対し、ダイナは光の中に消えていったため、結果的に地球とその宇宙を去ることになっただけなので、2人とは趣旨が異なる。
厳密にいうと、他の平成ウルトラマン達も客演機会は意外とあるが、ウルトラマンとしての姿の身にとどまることも多く、またキャストが変わっている場合もあったり、オリジナルキャストが出ても当時とは別の役で出ることもある。それに対してダイナとコスモスは人間態でも登場することが多いことから、ファンからは「特に客演が多い」と印象を与えているのではないかと考察するファンも存在する。
なお、映画出演時・客演時はテレビ版と同じ掛け声を使用している作品もあるが(『10勇士』など)、『光の星の戦士たち』、『超時空の大決戦』、『超8』、『ウルトラ銀河伝説』、『サーガ』などの作品では掛け声が全く違う。
ここではアスカの姿で登場した作品には◎、アスカの姿で登場していないがアスカ役のつるの氏がダイナの声を担当した作品は●を付記する。本人ではあるものの声の出演がないものは〇で記載する。イメージとして登場は△で表記する。
『超時空の大決戦』●
キングオブモンスたちによる世界の破滅が進行するなか、最後まであきらめないという勉少年の願いを赤い球か聞き入れる形でティガと共に召喚、ここに映像作品としては初のTDG作品出身のウルトラマンが集結することとなった。
本編では宇宙空間でバジリスと対決、その大鎌には苦戦を強いられるも火球を腕で防御しながら粘り強く勝機を窺い、最終的にはCソルジェント光線による逆転勝ちを拾った。
瞬時にストロングタイプにチェンジしてカオスジラークを投げ飛ばし、サイコメザードごとガルネイトボンバーとティガのランバルト光弾で撃破してからはミラクルタイプにチェンジしてデーモンギラレス14世と激突する。
『大決戦!超ウルトラ8兄弟』◎
我夢「待ってろダイゴ…」
アスカ「今行くぜ…!」
「ダイナアァァァァァァッ!!!」
「ガイアアァァァァァァッ!!!」
我夢と共にダイゴの戦いを見て、ダイナとして戦う別世界の自分の記憶が宿り、リーフラッシャーで変身。ガイアと共にティガの救援に駆けつけ戦う。別世界との同期があったとはいえ、こちらのダイナは純地球産である。
『ウルトラ銀河伝説』◎
アスカ「俺の名は、"アスカ・シン"」
オキ「アスカ…?」
アスカ「あー…尤も地球人なら、"ウルトラマンダイナ"って言った方が分かりやすいかもな」
光の中に消えた後は時空を超えて遙か未来の別次元へ飛ばされ、ずっと旅を続けていた模様(どうやら異世界に行く能力を身につけたらしい)。
苦手分野だった格闘技の能力は向上しており、ZAPのスペースペンドラゴンの機内にてゼットン星人を生身のまま倒している。
スペースペンドラゴンを拘束していたナースをビームスライサーで瞬殺し、ZAPのメンバーをレイがいる怪獣墓場まで案内した。最終決戦では光の国のウルトラマン達と共に、ウルトラマンベリアル率いる怪獣軍団相手に果敢に立ち向かった。
まだ戦闘開始から時間が経っていなかったことと、定かではないがm78星雲の戦士ではないために凍結による消耗の影響を受けていないためか、セブンが戦闘不能、初代、メビウスもカラータイマーの点滅状態に追い込まれた状況でもカラータイマーは終始青く、直後にゼロが現れたとはいえ「ベリアル、まだ俺がいるぜ!」と言うなど、熱い心は変わっていない。
事件解決後は一度光の国を訪ねた後、スペースドラゴンを途中まで送り届け、再び旅立った。アスカの姿でも光の国にいられるようだ。
『ウルトラマンサーガ』◎
「まだ終わりじゃない。限界を超えた時、初めて見えるものがある…掴み取れる、力が」
『ダイナ』本編と同一人物で最重要キャラ。時系列的には『ウルトラ銀河伝説』の後。
本編とは異なり、熱い部分はそのままに落ち着いて大人びた雰囲気になっている。
チームUの通信を感知し、フューチャーアース(別次元の地球)に飛来。チームUと協力してバット星人が送り込む怪獣と戦っていた。ハイパーゼットンの存在を察知したダイナは自ら繭の中へと飛び込み、その誕生を阻止しようとしたが、その強大な力を前に先輩のティガにように石化してしまった。しかしそのおかげでハイパーゼットンの誕生の時間稼ぎには成功している。
その間フューチャーアースを守るために、アナザースペース(前作の舞台)にいるウルトラマンゼロとコスモスペース(コスモスの世界)にいるウルトラマンコスモス(=春野ムサシ)をテレパシーで呼び寄せた。
誕生したハイパーゼットン(ギガント)とゼロ、コスモスが戦っている最中にタケル少年とアンナの協力で復活し、3人のウルトラマンの力でハイパーゼットン(ギガント)を倒す。その後完全体となり復活したハイパーゼットン(イマーゴ)に圧倒され敗北してしまうが、最後はゼロ、タイガ、ムサシ、アスカの諦めない心が一つとなってウルトラマンサーガに変身し、勝利を掴んだ。
『ウルトラゼロファイト』△
ゼロ「何故だ…何故俺にこんな力を与えたんだ…?答えてくれ、ダイナ、コスモス!」
一度サーガに一体化した影響で、ゼロが新たにミラクルタイプの力が受け継がれたルナミラクルゼロ、ストロングタイプの力を受け継いだストロングコロナゼロと2つの新形態を獲得。バット星人グラシエとの戦いを通して、新たな力への葛藤が描かれていく。
『ウルトラマンギンガ』△
ギンガ世界にてダークスパークウォーズに参戦し、戦っていた所をスパークドールズに変えられてしまうシーンにレオ、ティガ、メビウスと共に登場。映ったのは一瞬だが、ゴルザ、サドラ、ベムラーとの交戦中と思われる際に先輩のティガとともにスパークドールズに変えられてしまった。スパークドールズは劇中では目立った活躍を見せず、ダークルギエル撃破後に元の姿に戻ったものと思われる
『決戦!ウルトラ10勇士!!』●
「俺達の戦った怪獣が合体してんのか…本当の戦いは、ここからだぜ!!」
本編開始時には既にエタルガーに敗れ去っており、時空城に他の平成ウルトラマン共々幽閉されていたが、UPGの活躍によって救出される。
最終決戦の際には、ティガ、ガイアと共にファイブキングのエタルダミーと戦う。一進一退の攻防を繰り広げるが、最後はミラクルタイプへとチェンジし、ティガのデラシウム光流とレボリウムウェーブ、ガイア・スプリーム・ヴァージョンのフォトンストリームの合体技でファイブキングを撃破。最後は他の戦士と共にクロスオーバーフォーメーションを発動、必殺光線の発動により時空城を破壊した。
『THE_ORIGIN_SAGA』◎
「行こう、それぞれの明日へ…」
ベゼルブ事件の行方を追っている道中でウルトラマンオーブ:ガイと対面、惑星カノンへ向かう傍ら、テレパシーでムサシにも救援を要請している。今作では久しぶりにストロングタイプにチェンジしてベゼルブやクグツバードンらを撃退したりガイへ先輩としてアドバイスを送ったりとベテランとしての振る舞いが多い。
一方でミコットを殺された反動で半ば逆上気味に命の樹を切ってしまったジャグラーに対しては「光の戦士の戦い方ではない」と言及している。一部のファンには「曲がりなりにも戦争を止めたジャグラーに対して厳しすぎる」とも指摘されているが、厳密に書くとこの時点では
- 命の樹はその存在自体が惑星カノンにとって先祖代々から奉ってきた神聖な存在である
- 命の樹を切断する際にアマテ女王をも同時に攻撃する
という背景があり、カノンの衛兵たちがジャグラーを罰しようとしたのも女王を手に掛けた輩をみすみす見逃すことはできない事情があったためであり、その場の戦争を止めたと言ってもアマテに万が一のことが起これば更に惑星の統治に問題が発生する恐れがあったことも留意すべきである。
この時はコスモスがフルムーンレクトでアマテの治療をすぐに行ったことから大事に至ることはなかったが、危うくカノンは星の長と戦神を同時に失いかねない場面であったことも事実であり、カノンの民から見ればジャグラーがどのように印象が写ったかは想像に難くない。
また、ジャグラーが命の樹を切断したのは「弟子のミコットが殺されたこと」によるその場の感情での行動という側面も強く、カノンの民衆の風習やアマテの思いなどをあまり考慮した行動ではなかった。
ただ、上述の通りジャグラー側に同情の余地があるのも否定出来ないうえ、そもそもの問題として、仮にも味方の失敗に対し正論の否定をぶつけるだけぶつけて、フォローは一切無しという時点で問題がある(一応意図は理解していたようだが)。
終盤ではムサシと共に地球に飛来、我夢や藤宮、ガイと共にサイクイーンの野望を阻止した後はガイに激励の言葉を残し、他の三人と同様それぞれの旅に戻っていった。
『ウルトラマンZ』△
ハルキ「変幻自在、神秘の光…!」
今作では光の国から強奪されたゲネガーグから飛散したウルトラメダルの一枚として登場。第8話にてファイブキングに苦戦するゼットたちにヘビクラが投げ渡す形で入手し、ティガ、ガイアのメダルとウルトラフュージョンしたガンマフューチャーへ変身可能となった。
ガンマイリュージョンによる幻影としても何度か登場しており、第22話ではストロングタイプへのチェンジも見せている。
なお、ガンマフューチャーの変身使われるメダルは、ジードのコスモスカプセル同様、光の国とは無関係の戦士ながらも光の国で作られたことを疑問視する声も(ウルトラメダル製作に関して当人を呼んだという旨の言及があるため)少なからずあるが、ダイナの場合は実際に上記の銀河伝説にて光の国を訪問していることやゼロとの交友などから他と比べても納得する声も多く、疑問視する声はほぼない。
『ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突』△
ウルトラマンゼット・ガンマフューチャーのガンマイリュージョンによってティガ、ガイアと共に実体化に近い幻影が登場。
べリアル帝国軍残党勢力と交戦した。
一方で、現在も宇宙で旅を続けており、別宇宙に行く力も身につけている上、光の国の戦士(特に盟友であるゼロ)とも面識があり、サーガについても言及がある為、他2人と異なり設定的に出演も可能であったことから「これほどの危機には駆けつけるのではないか」と本人の登場を望む声もあったが、残念ながら本人の登場はなかった。だが「ギャラクシーファイト」シリーズが続くことは決まっているため今後の展開次第では可能性はゼロではない。
また、アブソリューティアンはU40の存在する宇宙や「コスモスペースといった光の国とは別宇宙にも飛来していることと、コスモスペースにてコスモスが狙われた理由が「伝説の力を呼び起こす鍵となる存在であり危険因子と判断された」であり、その伝説の力の片方にはダイナもかかわっていることから「既にどこかで襲撃されて戦っている」といった考察もある。若しくは後述の「デッカー」での展開から加勢に来れる状況では無かった可能性もある。
なお、前作ではフューチャーアースでバット星人がタルタロスによって復活したシーンでゼロが「ここは以前、ダイナとコスモスと共に戦い、奇跡を起こした地球」と名前のみが登場している。
『ウルトラマンデッカー』〇
第15話にてデッカー・アスミのイメージシーンとして一瞬だが登場。
数百年後の未来の世界で、地球人や多くの宇宙人たちと共にスフィアの脅威に対抗している「もう一人のウルトラマン」として語られた。
これにより、物語開始前から既にダイナとデッカーは協力関係にあった事が判明しているのだが、お互いよく似た姿をしている理由についてはテレビシリーズ本編放送中には明らかにされてはいなかった。
そして、第21話において遂に本編にサプライズ登場。
(前作のトリガーにおけるティガ客演は次回予告の地点で仄めかす程度の要素はあったが、今回は全く前情報のない登場であり視聴者の多くを驚かせた。ちなみに監督の田口清隆は前作『ウルトラマントリガー』第19話、つまりティガ客演回も担当している)。
本作の世界で確認されたウルトラマンとしては実に6人目となる。
スフィアジオモスの開けた次元の穴を逆に利用、次元の穴から出現しかけていたスフィアザウルスをソルジェント光線の一撃で沈めて現れた。
途中でスフィアジオモスに加勢したテラフェイザーには苦戦するも、ストロングタイプにチェンジして互角以上に立ち回った。そこへ迷いを振り切ったカナタがデッカーに変身し、2対2の戦いに発展。敵の攻撃を正面突破で掻い潜り、ダイナミックタイプとのWパンチにより二体の体勢を崩すことに成功する。その後フラッシュタイプへ戻るとデッカーシールドカリバーを召喚したデッカーと攻勢に入る。
この時は
- フラッシュサイクラーでスフィアジオモスのバリアを破壊してデッカーの攻撃のチャンスを作る
- TRメガバスターチャージ中のテラフェイザーの砲口にウルトラフォークを放って発射を止める
- スフィアジオモスの攻撃をデッカーが防いでいる間にゼロ距離でソルジェント光線を撃ち込む
など歴戦の戦士に恥じない「超ファインプレー」で、デッカーをアシストした。
そしてティガとダイナのウルトラディメンションカードをデッカーに託し、「デュアルレジェンドフラッシュマルチスクラム」でスフィアジオモスを撃破するのを見届けた(自らのカードのみならずティガのカードを託せたのはティガから光を受け取ったことも影響しているのかもしれない)。
スフィアジオモスを撃破した後はカナタに
とテレパシーでメッセージを送り、激励のサムズアップをしながら未来の世界へと帰っていった。
一度も喋ることはなかったが、上記のメッセージを含めてその仕草や振る舞いからアスカであることが分かる演出がされている。
また、登場時には初期の変身バンク、ストロングタイプにチェンジする際は初期のタイプチェンジ、ウルトラフォークを放つ際は炎のバック、デッカーと共にテラフェイザーとスフィアジオモスに突っ込むところはネオジオモスの攻撃に怯まずに突っ込んでいくシーン、デッカーとのWパンチでは「光の星の戦士たち」でデスフェイサーにダイナックルを放ったシーンの演出がそれぞれ再現されている。
続く22話にはアガムスの回想にて僅かながら登場。ミラクルタイプにチェンジしデッカーミラクルタイプとの連携で大量のスフィア群を撃破する様子が描かれた。
シズマ・ミツクニ以来となるネオフロンティアスペースからの来訪者であり、TPCと縁のある人物なのだが、時間が無い故に話をする所か、まともな自己紹介をする暇も無いまま去る事になり、主人公のアスミ・カナタはダイナの名前は後述の事情から知った様だが、「変身者」であるアスカについては全く知らないと思われる。
また、メトロン星人マルゥルはデバンを通じてダイナの存在を既に知ってはいたが、彼がウルトラマンティガと同じ次元…即ちシズマ会長の出身世界から来た事は知らない模様。
ちなみにカナタがダイナの名前を知っていたのはアガムスがウルトラマンダイナと言っていたからだとのこと。(テラフェイザーで妨害に入った直後に「邪魔はさせんぞダイナ!」と初めてダイナの名前を出しているため、直前に発言していないと不自然になるのでおそらく尺の都合でカットされたものと思われる)
『旅立ちの彼方へ…』△
回想シーンにて登場。
侵略行動を起こしていたゴドラ星人、バド星人、マグマ星人を追跡してラヴィー星に来訪し、数的不利をものともせず侵略者を撃破。そこで瀕死の重傷を負っていたディナスという女性を光の力で治療、彼女にウルトラマンとなる力を与えた。
ただ、これはアスカが意図的に変身能力を与えた訳ではなく、アスカ本人もあくまで傷を癒やすために一時的に治療をするだけのつもりだった。流石にこのことは歴戦の戦士である彼も驚いたらしく、本人は「ディナスに与えた光が彼女の思いと反応したのかもしれない」と吐露している(そして、この経緯をディナスから聴いたカナタは、デッカー・アスミも同様にダイナからの付与で変身能力を得たと推察している)。
その後はウルトラマンとなったディナスと共にしばらくラヴィー星を守っていたようで、戦闘能力が芳しくない彼女にも元々自身はただの地球人だったことを明かしていた。
一方で変身解除してアスカ・シンとしての姿は見せなかったらしく、自分の詳しい出自や背景はほとんど話さないまま別れた模様。
意図しなかったとはいえ、ウルトラマン1人を創造する程の光の付与や「元々はただの地球人」だったという台詞からティガとはまた別の方向性で神秘性が感じられるようになっている。
なお、本作のダイナがディナスを助けた時系列はあまり明言されていない(そもそも「デッカー」におけるダイナの行動が未来や現代を行き来しているものの為、明確な時系列はないのかもしれない)。
ただし、ディナスがデッカーの存在を「地球にいるらしいウルトラマン」程度としか知らなかったことや意図せず彼女をウルトラマンにしてしまったということを考えると、ラヴィー星を守ったのは少なくとも未来でデッカー・アスミたちと共闘する前だと思われる。
他媒体での活躍
『ウルトラマンフュージョンファイト!』
ガイ「もっと高く!光の輝きと共に!」「光の剛力、敵はない!!」
ティガ・マルチタイプとフュージョンアップしたゼペリオンソルジェント、パワータイプとフュージョンしたパワーストロング、さらに、ミラクルタイプとベリアルのカードを組み合わせたサンダーミラクルも参戦。何気に基本3形態全てがフュージョン元となっているのでティガと並んで中々優遇されている。
次作ではコスモスとフュージョンライズしたマイティトレッカーが登場。
『超時空のアドベンチャー』
「思い出したぜ。なぜ今まで忘れていたんだ」
今作ではレイキュバスとの戦いから続く形(つまり本編の第26話辺り)でスヒュームと対決しており、別世界の介入とクラーコフの助けも借りて勝利していた。 そして、赤い球の力で『アドベンチャー』の世界に呼び出されたスーパーGUTS隊と共にアスカが変身、同時にかつて『超時空の大決戦』でガイアやティガと共にこの世界を守っていたことを思い出す。
デラシウム光流やレボリウムウェーブすら防いでしまう圧倒的な力を持つギラレス14世には苦戦を強いられるも、アートデッセイ号やクラーコフと共にゼペリオン光線、ソルジェント光線、フォトンストリームの同時攻撃で打倒。ダイゴとしばし同じ光の戦士として会話した後は、ワームホールを通じて元の時代のネオフロンティアスペースへと帰還していった。
今作では何気に一度の戦闘でストロング・ミラクルの両方にタイプチェンジを果たすという本編の設定との齟齬が見られる。これに関しては赤い球の力でタイプチェンジ能力が拡張されたという説もあるが、具体的な理由は明かされていない。
ウルトラマンヒットソングヒストリー_ニューヒーロー編
異空間に迷い込んだゼロを救援に現れた戦士の一人。
ゼロと既に会っているという発言から、時系列は『銀河伝説』のあと。
「ホンダ_ステップワゴン」TVCM
初代、セブン、エース、タロウ、父、母、メビウスとともにウルトラファミリーとして登場。出演した戦士のなかでは唯一M78ワールドの戦士ではないが、この年に上記のウルトラ銀河伝説が公開されている。一応平成ウルトラマンのメビウスとは過去作の続編、野球設定、共演の機会が多いなどある程度の共通点が存在しており、昭和の初代、セブン、エースとの共演歴、また光の国の来訪歴があるなど本編でも面識自体は存在している。
バトルスピリッツ
コラボスターター『光の巨人たち』で登場(PB18-U04)。イラストはおそらく第49話を基にしていると思われる。
指定されたコストのスピリットを破壊する事でコアブーストが可能で、「ウルトラマン」のコストを+する効果で煌臨サポートも可能。
コラボブースター『ウルトラヒーロー英雄譚』ではストロングタイプ(CB18-042)、ミラクルタイプ(CB18-048)が登場しており、後者のイラストは第26話での構図が元ネタ。
TDG THE LIVE ウルトラマンダイナ編
STAGE1ではダイナ抹殺を目論むシルバック星人が召喚したハイパーゼットン(サーガの個体の再生個体)と対決し、ゼロとコスモスと共にウルトラマンサーガへ融合して撃破した。
STAGE2ではアブソリュートタルタロスによって討伐の対象と見なされ、自分自身の可能性の一つであるアブソリュートダイナと戦う事に…。
バイタルブレス
VBMカード「ウルトラマンダイナ/ウルトラマンガイア」に収録。
ダイナの全形態が収録されている他、原作には登場しない「グリッターダイナ」なる姿も登場(あえてこの表記なあたり、グリッターバージョンとは別物らしい)。
TAMASHII NATIONSスペシャル配信:ウルトラギャラクシーファイト編
スフィアレッドキングに苦戦するレグロスとデッカーの救援に登場。エネルギーを分け与えると何処かへ去っていった.
ネタ
ダイナは本当におバカだな…
エイプリルフールでのダイナは、変身者を演じるつるののイメージ(ヘキサゴン以降のおバカキャラ)も相まって、かなりのアホの子と化している。
本編の熱血かつ純粋で野球大好きなところは変わらないが、その残念な頭の出来からガッツ星人始め、多くの宇宙人・怪獣達から総じて呆れられる始末である。
その際の台詞が上記である。
しかしながら天然なところが受けるのか、光の国では大いに受け入れられ、タロウ家では新しい弟のようなポジションを得るほど馴染んでいる。ウルダイ日記というブログをしている。
現在のアスカの性格も非常に落ち着いたものとなっているが、ヒーローショーでも本編のその後のダイナが登場しながらも、やはりおバカキャラという設定で活躍する事もある(いわゆる平成ライダーに客演しているカタコトアマゾンライダーのような状態)。ニュートリノ通信を「ニュートロトロ」、惑星破壊貫通弾を「わくわく破壊カンチョー爆弾」と言い間違えて周囲をなんとも言えない雰囲気にしていた。
公式のライブステージである『TDG THE LIVE ダイナ編』ではタルタロスに洗脳された25年前ダイナの並行同位体こと『アブソリュートダイナ』が現れそれについてガイアが「ウルトラマンを簡単に洗脳できるハズがない」と言及するも、タルタロスから「25年前のダイナならどうかな?」と暗にバカにされており、その反論を受けたティガとガイアも本史ダイナを若干冷たい目で見ていた。
ダイナ「アハ、アハハ……まぁ昔の俺、ちょっと単純なとこあったかも………」
ティガ・ガイア「…………」
また、ウルトラマンFERでは平成作品で唯一リストラされるという扱いを受ける。理由に関してはダイナが最終回で行方不明になったからという説がある(FERの世界観ではマンからコスモスが同一世界であるかのように描かれている)。
またこの世界での時系列が作中の年代設定通りに進んだとするならば、ガイア(90年代末)⇨ティガ(2007年)⇨コスモス(2009年)⇨ダイナ(2017年)となるので、ダイナがまだ現れていない頃の話ではないか?という見方もできる。
フュージョンアップにて
ウルトラマンオーブにてダイナを用いたフュージョンアップは3つあるがその内2つがハルクのような体型である。
おまけにウルトラマンベリアルを用いたフュージョンアップの内サンダーブレスターはやや筋肉質な物のサンダーストリームは普通の体型なのでハルク体型はダイナの要素という可能性が出てきている。
もしかしたら脳筋なのかもしれない(原作でもストロングタイプの方が強かったし…)。
命名
ウルトラマンダイナの由来は、マイによって「ダイナミック」と「ダイナマイト」という意味から付けられている(後に「大好きな」も追加される)。
名前の候補の中にはナカジマは「ウルトラマンジャイアン」、カリヤは「ウルトラマンスーパーデラックス」という案があったが、マイが名称が「ダサい」という事で却下になった。
ちなみに却下された名前は両方とも藤子・F・不二雄の漫画のキャラクターの名前と偶然だか不明だが被っている(余談だが、藤子・F・不二雄の作品ではウルトラマンのパロディが非常に多く、中には完全にアウトな部類のものまである)。
余談
『ウルトラマンサーガ』番宣のために『謎解きバトルTORE!』へ、出演俳優やコスモスとともに出演した際、ダイナは鉄球の試練に挑戦。
序盤こそ苦戦はしたものの、なんと0秒ちょうどで壁が迫る中、脱出に成功してクリアした。
ウルトラマン、そしてダイナミックヒーローの名に恥じない姿を共演者やお茶の間の視聴者に見せつけた。
※メタ的な視点で見ても制限時間が短い中で鉄球を落とす度に悔しそうな反応をしたり、壁が迫り始めると左右を確認して異変に気付くというリアクションを行う等、スーツアクターの演技力も高い。
見たか、俺の超ファインプレー!
カラータイマーのデザインイメージは、「ペンタゴン」。ちなみにウルトラマンゼノンのカラータイマーはダイナと同じように見えるが、実際はダイナのカラータイマーを改造して取り付けている。
タイマー音自体も独自のものであるが、フラッシュタイプのカラーリングと似た『コスモス2』のコスモス・エクリプスモードになぜか流用された。逆に『サーガ』で石化する際の音がティガやコスモスと同じものというあべこべが発生している。これはハイパーゼットン・コクーンの膜の中にいるためその分音が変わるだろうという考えから音に編集を加えたため(ティガやコスモスの音に近くなったのは偶然とのこと)。
余談だが、ダイナのフラッシュタイプとコスモスのエクリプスモードはカラーリングが同じであり、似た容姿をしている。
ダイナのデザインは前作の『ティガ』に引き続き削減の発想となり、頭部に切れ込みを入れたものとなった。体色は赤・青・銀となり、ティガより一層派手さがアピールされたものになっている。また、頭部はティガの頭部上半身をひっくり返したものとなり、マスクは正面のシルエットはウルトラマン、側面のシルエットはウルトラセブンを意識している。そのため、かなり独特なデザインとなっており、平成作品では初めて頭部が前のめりでデザインされている。
スーツアクターのopクレジットはティガの後半と同様に一貫して「特技アクション」だった。
平成ウルトラシリーズには「○○周年記念作」記念作品がいくつか存在するが、これらはいずれもダイナと何かしらの接点、共通点が存在する。
下記は、その一覧である。
『ティガ』:30周年記念作品。前日談にあたり、作品としても「ティガ」の要素を色濃く引き継いでいる。
『コスモス』:35周年記念作品。『ウルトラマンサーガ』以降の客演全てで共演しており、人間態の出番も多い。また、それぞれの中の人も仲良し。
『メビウス』:40周年記念作品。共演は多いもののキャラクターの絡みは少ないが、作品としてみれば、再登場する怪獣、防衛隊関連の人物、用語、過去作の世界観の踏襲など、過去作要素を色濃く踏襲した作品同士。
『オーブ』:50周年記念作品。THE_ORIGIN_SAGAにて共演。本作に登場した4人の歴代戦士の中で最も深く絡み、また、宇宙を流離っているという共通点も存在する。
最強タイプはあるの?
平成のウルトラマンを振り返ってみるとティガのグリッターティガを始め、多くのウルトラマンには最強形態が存在するが、ダイナには最強形態というものが事実上、存在しないのである(タイプチェンジをしない、という面では同じく最強タイプがないウルトラマンマックスにも当てはまるが、あちらは途中から強化武器であるマックスギャラクシーを装着している)。
というよりも、そもそも俗にいう最強タイプの概念が登場したのが次作であるため、当然と言えば当然ではある。
タイプチェンジがガイアやネクサス、ギンガ以降の強化でもなく、さらには上記のティガやメビウスのような最終回限定の姿もなく、終始使い分けであったということも大きいだろう。
ただ厳密にいうと「ダイナには最強形態がない」というわけではなく、『大決戦!超ウルトラ8兄弟』でグリッターバージョンが与えられている。と言っても、このダイナはいわゆる並行同位体のようなものであり、本編のダイナが最強形態を持っていない事に変わりはない(ただし『サーガ』や『決戦!ウルトラ10勇士』で本編世界のダイナが黄金の姿(しかも後者に至っては『クロスオーバーフォーメーション』という名前すらある)になった事はある。もっとも、これを最強形態と呼んでいいかというと…)。
…まあ、結論を言うなら「グリッターティガが人々や巨人達の光で誕生したように、フドウ・ケンジや光と化したゴンドウ参謀と融合したケースがダイナにはある為、最強タイプになれるかなれないかは別として、『光』による強化が『できないわけではない』」と思われる。
デザインを担当した丸山浩氏はフラッシュタイプをベースにしたトリニティフォームのような最強形態を構想していたが、劇中には登場しなかった。
とはいえ、没ネタを元に形を変えて復活させる事例があるので、ダイナにも後付けで最強タイプが追加される可能性は十分にある。
2021年には本作の前日談であるティガの25周年記念作品、『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』が放送され、ティガも本編とは別個体ながらも登場し、様々な意見が出た中で、本編の変身者であるダイゴが変身能力をすでに失っていることと、ティガの光を受け継いだアスカがウルトラマンとして生きていくことを選び現在も各地を流離っている現役であること、さらには本人同様、同郷のネオフロンティアスペースから飛ばされたGUTS関係者も登場していることから「ティガではなく敢えて現役のダイナを出してほしかった」「ティガの光を受け継がせ、シズマ会長と接してその後のネオフロンティアを知らさせて安心させて欲しかった」といった声も存在していた。結果的に『トリガー』の続編である『デッカー』では、シズマ会長及びその関係者と接することはなかったものの、自身とティガの光をデッカーに託している。
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ダイナの正体(ネタバレ注意)
『ダイナ』のメインライター・長谷川氏による小説『ウルトラマンダイナ 未来へのゼロドライブ』にて遂にその正体が明かされた。
ウルトラマンダイナの真の正体はアスカの父・カズマが光になった存在である。
プラズマ百式のテスト飛行の最中、消息不明となった彼は宇宙で光となり人知れずウルトラマンとして怪獣と戦っていた。『ティガ』と『ダイナ』の空白の7年間の間地球に甚大な被害が起こらなかったのは彼のお陰である。そして来たるべくして来たあの日火星でピンチに陥ったアスカを救うべく、彼は駆けつけたのだ。
この設定は実は『ダイナ』第1話の時点で存在していたとのこと。
実際、第26話での言及や、最終回でワームホールに飲み込まれた後のアスカがカズマと共に光の中に消えていくシーン、その他各種描写から「光になったカズマ」説は視聴者の間でも有力な説であり、長谷川氏も以前からカズマがウルトラマンになって戦っていたことを裏設定的に語っていた。
そのため、衝撃の新事実というよりも、設定が明言されたととるファンも少なくなかった。
ダイナの変身パターンは、平成ウルトラマンでは多い「ウルトラマンはあくまで力の概念であり、人間はそれを託される」、いわゆる「授与型」と思われていたが、上記の通りその正体はもともとはアスカとは別の存在であり、むしろ昭和作品に多い「ウルトラマンと一体化」したパターンであることが判明した。
長いこと授与型と考えられていた理由として、ダイナはカズマの意思ではなく全てアスカの意思で行動しており、カズマの意思がほとんど出てこなかったこともあるだろう(ただし、3話では変身拒否をしており、珍しくダイナ自身の意志が出たと言える)。
昭和ウルトラマンでは、郷秀樹や北斗星司は一体化後にしばらくして意識が統一されていたが、ダイナの場合は、客演時のコスモスのようにダイナ自身の人格を出さずに変身後の行動も全てアスカに委ね、最終的に完全に同一の存在となったのではないかと解釈する人もいる。
一方で、正体が判明した後も、どういった経緯でウルトラマンになったのか、なぜ超古代の戦士とよく似た姿とタイプチェンジ能力を保持しているのかについては明言がない。後者に関しては単なる偶然の一致とは考えにくく、共通点と言えば単に「同じ次元の存在」と言う事くらいで、「父親なのはいいとしてそこらへんの詳細が明かされてないからそこを描いてほしい」という声も存在する。ちなみに、THE_FINAL_ODYSSEYに登場した超古代の戦士たちは全員がダイナのスーツの改造でありダイナの面影がはっきりしていたため、その戦士らと何かしらの形でかかわったのではないかとの考察も存在する。