時空を超えた!
データ
通称: | アドベンチャー |
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身長: | 9m(ビークルモード時),11m(バトルモード時) |
最高速度: | マッハ3 |
乗員: | 1名 |
武装: | クラッシャーハンド |
概要
『ウルトラマンガイア』劇場版「超時空の大決戦」のみ登場。(時系列的に本編26話以降)
同作で高山我夢が多世界解釈の実証のために開発していた時空移動実験機。
翼の代わりにホイールで胴体を挟んだようなフォルムが特徴。パイロットは我夢。コックピットと射出したクラッシャーハンドを除く全身がフルCGで描かれている。ロボット怪獣ではなくあくまでライドメカである。
千葉参謀曰く「まだ実験段階の時空移動メカ」だが、実用段階の最終始動テストという名目で、高山我夢が勉がいるパラレルワールドへ向かうのに使用。
機能·スペック
ビークルモードではマッハ3のスピードで機体両脇のホイールを回転させて時空(パラレルワールドの間)を移動、パラレルワールドに突入することが可能である。
戦闘時はホイールを二つの腕に変形させたバトルモードとなり、走行には下部の車輪を用いる。パーツは分解可能(劇中では後述の脱出ポッドでの脱出の際にその様子が見られる)。始動時には左右のレバーを内側に90度倒し、バトルモードへの変形後は再びレバーを垂直に戻す。武器はビークルモード時でのホイールを使った体当たり攻撃と、バトルモード時での伸縮自在の光線状ワイヤー付きのクラッシャーハンドからの高圧電流攻撃。コクピット部分は緊急時には非常用の脱出ポッドとなり、飛行も可能。
活躍
高山我夢が勉がいるパラレルワールドへ向かうのに使用。時空移動後に電撃でキングオブモンスを痺れさせたが、相手が悪かったこともありパワーの差には勝てず、唯一の武器であるクラッシャーハンドを破壊された後にクレメイトビームの2連発で破壊された。
アドベンチャー2号
続編小説『超時空のアドベンチャー』に登場。
我夢が超時空の大決戦の世界を去ったあと、同時多発的に誕生した天才児たちによって設立された財団法人「ガートランド財団」により建造された。パイロットは新星勉。
開発責任者は財団創設者一族であるクレアとサミュエルのガートランド兄妹と平間優、および優の話を信じた世界中の天才たち。
赤い球の力でウルトラマンが呼び出せない状況で、別次元からウルトラマンを呼び出すために出動。(その際最も適任なパイロットとして優が推薦したのが勉だった)
その際、時空の異変によってティガとダイナの世界にも立ち寄り(ティガは劇場版、ダイナは25・26話の時間軸)GUTSとスーパーGUTSを引き連れ、目当てのガイアの世界に到達するが、寄りにもよってガイアとアグルが戦っている真っ最中(「アグル対ガイア」のころ)に到着してしまい、アグルからアルケミー・スターズが作った変なおもちゃ呼ばわりされ、光弾で破壊されてしまったが全壊は免れ、GUTSとスーパーGUTSを引き連れ超時空の大決戦の世界へと帰還した。
余談
- 名称
名称は小説『ガリバー旅行記』にて、主人公ガリバーがブロブディンナグ国へ行く際に乗船した帆船「アドベンチャー号」に由来する。劇中では我夢が勉から預かった『ガリバー旅行記』を持って搭乗し、「アドベンチャー号。ガリバーを乗せ、海を渡った帆船」とつぶやくシーンがある。
後の『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』にて、ウルトラマン一人がパラレルワールドに移動するのに光の国の全エネルギーが必要(ただしあちらはレベル2バース、こちらはレベル3バース間と「距離」が違う)と判明し、ある意味XIGのライドメカの中でもとんでもないメカである。
なお、勉の世界に出現した時には上空に黒い雷雲が出現しその中から飛び出してきた(これはキングオブモンス出現時と同様だが、赤い球で呼び出されたものではないため勝手に雲が出現した)。
関連動画
関連タグ
ウルトラマンガイア 超時空の大決戦 ライドメカ 相手が悪かった
ダブルライドウォッチ:時空を超えて現実世界で戦う映画にて再び時空を超えるキーアイテム繋がり。
関連機体
電脳巨艦プロメテウス:劇場版限定の機体。ライドメカかは不明。
マウンテンガリバー5号:ロボット型ライドメカ。本機と違い耐久力があるが夢オチ回なので限定という点が共通している。
特空機:ロボット型ライドメカ。こちらはテレビ本編で本格的に活躍している。
GUTSファルコン:変形してロボット型になるライドメカ繋がり。上記の特空機以降の作品なのでロボット型ライドメカの影響がある。本作はTDG三部作を意識した作品である。