演:宇梶剛士
概要
XIGの現場での戦闘指揮を担当する行動隊長(チーフ)。年齢は33歳。
作品中におけるXIGが「シリーズ屈指の大所帯」でもあるため、通例のポジション的にはおおよそ「副隊長」に位置づけられる(さらに指揮系統上のトップが石室章雄コマンダーなので、便宜上彼が「隊長」扱いとなっている)。
かつて航空防衛隊に所属しており(当時の階級は中佐)、その際は「防衛隊随一の戦術家」と言われていた。
強面だが人情家で、自身の部下達が駒扱いされる事を何よりも嫌い、自身が命令を下すチームが出動する際は必ずと言っていいほど部下と顔を合わせて出動させており、そのためチームからの信頼も厚い。
その一方で当初はチーム・ライトニングとファルコンのスカイチームを優遇していたせいか、チーム・クロウのリーダーである稲城美穂に「男性優位者」などと詰め寄られる場面もあった。
入隊当初の高山我夢の教育係のようなポジションにもあった。しかし、第4話で我夢が自身の「所有機」であったXIGファイターEXを無断発進されてしまい、以降なし崩し的に彼の専用機にされてしまったり、子どもへのブリーフィングは苦手なために、第40話ではエリアル・ベースに招待した際にはあたふたしてしまい我夢と途中交代する場面もみられた。
余談
先述したXIGファイターEXの一件から、たまに「部下に専用機をパクられたかわいそうな人」と評される事がある一方、本人はエリアル・ベースかピースキャリーで指揮に当たっているので「下手に格納庫で寝かせられているよりは我夢に使われている方がマシ」だと一定の理解を示すファンや、作中では我夢の「私物化」に対し、実質的なお咎めは無い事などから「堤チーフが問題視してないならそれで良いのでは?」と評するファンもいる。