セレブロ「素晴らしい!めでたしめでたし…じゃねぇんだよオォ!!借りパク野郎がぁ!!ベリアルメダル…返せぇぇぇぇっ!!」
概要
『ウルトラマンZ』第16話「獅子の声」にて、カブラギがウルトラマンゼットに叫んだ台詞。
借りパクとは人から借りたものを返さないまま自分の物にする=パクる(横領する)事を指すスラング。
カブラギの発言については、事の発端は第15話「戦士の使命」まで遡る。地球に襲来したグリーザに対抗するにはゼロ師匠とそのライバルであるベリアルのメダルを使った超パワーが必要となり、ハルキを伴ったジャグラーが隠れ家に乗り込んできて、わざわざリクを誘拐してまで作ったベリアルメダルを不本意ながら貸した。貸したと思い込んでたのである。
※この時ジャグラーは「ベリアルメダルを渡せ」と言っており、貸せとは一言も言ってない。
しかし、後で返してもらえると楽観的に思っていたベリアルメダルはそのままハルキのゼットホルダーに加わり、何事も無かったように持っていかれたのであった。
つまりカブラギは借りパクされた側である。
この一件をカブラギは恨み、第16話で大人しくさせたホロボロスにメダルを投入しメツボロスに変貌させている。
とはいえ、発言者であるカブラギ(=セレブロ)もカブラギ本人の肉体と光の国からゼットライザーを借りパクしている訳であり、「お前が言うな」とのツッコミが視聴者から相次いだ。
また、同回のラスト及び第17話では、キングジョーを借りパクした野郎の同族が登場している。
『ウルトラマントリガーエピソードZ』ではトリガー本編から二年経っており、ゼットライザーは直っているにもかかわらず、借りたはずのGUTSスパークレンスとゼットのGUTSハイパーキーを最後まで返却することはなかった為、完全に借りパクである。アキト、お前は泣いていいぞ。
余談
この「借りパク野郎」発言が飛び交った16話の放映後、カブラギ役の野田氏の元にファンからベリアルメダルが贈られたらしい。
関連タグ
ウルトラマンマックス:ウルトラマンゼノンからマックスギャラクシーを借りパクした。というネタでいじられている人。
公式では、「ゼノンがマックスに託した」と記載されているのだが、当該シーンにおいて、マックスが借りパクしたように見えたことにより発生したネタ。
ゼノンも「マックスが適任」として許可しており、自身も有事の際にはマックスギャラクシーを使用している。
カゲロウ/仮面ライダーエビル:『仮面ライダーリバイス』でとある人物の名刺と3つのバイスタンプを借りパクをした人。
リオン=アークランド:こちらは部下からドライバーを借りパクした人。
パーフェクトゼクター:自分の変身アイテムの他に3つの変身アイテムを変身者から借りパクするアイテム。