野木秋
のぎあき
演:森日菜美
バクアゲ36に登場した未来の親友で、トイザらスに勤めるバイト仲間。
未来のことを『ミラぴ』と呼んでいるが、ブンブンが推察した「ミラ+ブンピンク=ミラぴ」ではなく、元々は秋が昔からそう名付けた渾名である。
舞台女優志望で劇団に所属していたが、これに反対した両親から就職先を紹介されたため夢を諦めざるを得ず、引っ越しの準備を進めていた。
人見知りかつどこか抜けているところがあり、上司から(やんわりと指摘される形で)お叱りを受けることもしばしば。そのため、周りに仲間が居て楽しそうにしている未来に少なからず嫉妬心を抱いている。
バイト中ということで未来からブンブンチェンジャーを預かったが、「これがあれば私も主役になれるかも」と考え、借りパクする形でそのまま自宅に持って帰ってしまう。範道家でブンブンシグナルからチェンジャーのありかを把握した未来から状況確認を求める着信を受けるも葛藤の末スルー。
その後、市井の人々がレイゾウコグルマー・二台目とソウジキグルマー・二台目の襲撃を受けているニュースを観、「ブンブンジャーとして皆を救いたい」と思う気持ちからブンブンチェンジしようとしたものの、勝手が分からず変身できなかった(チェンジャーの下部についているタイヤを回さないと変身できないのだが、秋がそれを把握していなかったことが原因)。
間一髪のところで先斗によって救出され、未来に対してこれまで抱いていたモヤモヤを告白したものの、未来からは「秋はちゃんと自分のハンドルを握ってる。今は回り道してるだけ」とアドバイスされたことで吹っ切れ、未来と仲直り。チェンジャーを返却するとミラの戦いを見守り、後日引っ越しの日には夢を諦めないことをミラに誓った。
演じる森女史は『機界戦隊ゼンカイジャー』のフリント・ゴールドツイカー役でお馴染み。それ以来3年ぶりのシリーズ再登板となる。
ちなみに作中で付けていた髪飾りは、森女史がフリント役で実際に使用していた小道具を使っている(作中Bパートの衣装もどこかフリントを意識した組み合わせのカラーリングである)。
さらには物語前半の舞台出演シーンで見せたダンスも、あのフリントのアニキの変身シークエンスを再現している。
予告から見るにゲスト枠でありながら2人目のブンピンクとなると思われていたが、実際はそれらしく予告を構成したミスリードでありチャンピオンブンピンクがブンブンパトカー2の能力で分身したのであった。
また変身の手順が分からないシーンについても、「タイヤ!最後にタイヤ回すの!」といった視聴者の反応が上がった
舞台出演シーンの衣装は星川レミの道着の流用である。