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解説

人々に秘密裏に結成されたG.U.A.R.D.のエキスパートの集団がXIGである。

組織名はeXpanded Interceptive Guardiansの略。


その性格上最前線で根源的破滅招来体と戦うため、旧防衛隊のエキスパートを中心に編成されている。

普段は、空中母艦基地エリアル・ベース(Aerial Base)にて待機している。

従来の防衛チームと異なり空戦・陸戦・海戦などの専門部隊に複数分かれているのが特徴で、隊員の数は恐らく歴代の防衛チームで最多。防衛チームでは珍しいレスキュー専門の部隊がいるのも特徴。

常駐オペレーターや専属パイロットが存在し、指揮官は基本的に後方から指示しているなど、かなり分業化されており、5〜6人前後で白兵戦、パイロットはおろか地上パトロール、果ては民間からの電話対応までこなしていた従来の防衛チームと異なる点が多い。むしろ作劇上の都合もあるとはいえ分析担当でありながら積極的に専用機すら使って現場に出てくる我夢が働きすぎなのである。


赤道上空に浮かぶエリアルベースには発信ゲートや整備場、各隊員の個室やカフェテリアといった活動の上で必須となる施設が揃っており、甲板には外敵との交戦を想定して砲台も据えられていたが、モキアンとの戦いで特攻した為に失われた。なお、『ガイアよ再び』によれば2号機が完成間近になっているとのこと。


なお、エリアルベースやXIGファイターにはリパルサー・リフト(反陽子浮揚システム)が取り付けられていて、XIGファイターは滞空やアクロバティックな飛行といった通常の航空機の範疇を超えた三次元的な動きを可能としている。このシステムの開発者こそ誰あろう高山我夢なのである。それは、通常の戦闘機と同じ感覚で操縦すると撃墜されてしまう事を意味しており、第1話時点で2機撃墜された。

リパルサーリフトはミサイルにも応用されていて、着弾範囲にマイナスの質量を発生させる兵器として運用されている。


エリアルベースやXIGファイターなど優れた航空技術やメカニックを保有しているが、ガイア世界の技術的問題やあくまで根源的破滅という未知の存在を想定して結成された日の浅い組織という事情もあり前シリーズの「ティガ」「ダイナ」のGUTSに比べると大型のビーム兵器の類は発達しておらずミサイル系統がメインであり、XIGの戦力のみで巨大怪獣を撃破できたのは特攻で倒されたモキアン程度である。とはいえ非力という訳ではなくXIGファイターの攻撃により怪獣にダメージを与えガイアの逆転に繋げたりなど活躍する場面は多い。


最終決戦では残されたXIGファイターGTとG.U.A.R.D.戦闘機の下部にリパルサーフィールドを展開、そこに地球怪獣たちの発するエネルギーを集約して射出、ガイアとアグルを復活させる「ミッション・ガイア」を展開した。その試みは見事成功し、復活したガイアとアグルによって世界中を覆っていたドビシは掃討され、ゾグも撃破された。


G.U.A.R.D.

国連とアルケミースターズ協力の元、結成されたXIGの上位組織で、名前は「Geocentric Universal Alliance against the Radical Destruction」(対根源的破滅招来体防衛連合)の略。


本部がアメリカのニューヨーク、支部は北アメリカ(セントジョーンズ)、アラスカ(バンクス)、南アメリカ(フォークランド)、ヨーロッパ(スバールバル)、アフリカ(マダガスカル)、北アジア(ノボシビルスク)、南アジア(モルジブ)、オーストラリア(スチュアート)、南太平洋(クリスマス)、日本(GEO BASE)に存在する。


物語で重要な役割を担うことの多い組織だが、太陽光をエネルギー源としたG.U.A.R.D.対空間レーザー衛星のシステムを乗っ取られたり、クリシス・ゴーストに金属生命体の破片サンプルを奪われる、M91恒星系破壊未遂など失態や課題も多い。


また戦争を乗り越え軍隊を解体した前シリーズのネオフロンティアスペースTPCとは異なり、「ガイア」の世界は現実世界の軍隊に近い組織構成故に国の意向を無視できず終盤近くには環境破壊の恐れのある地底貫通弾による怪獣への先制攻撃や怪獣対策を理由に各国が武装強化が行われるようになり、日本のジオ・ベースもワーム・ジャンプ・ミサイルの発射設備まで建造され、軍事色も濃くなった。

この軍拡の流れは下手をすれば怪獣対策を名目の武力衝突や戦争のリスクを生じるものだが、ゾグが倒され根源破滅が地球から手を引いた後も地球怪獣は出現し続けておりガイア最終回後もこの国際情勢的の不安定要素は改善されていない


隊員/職員たち

隊員たちはほぼ共通して青、グレー、黄色の三色で構成されたPBジャケットという耐寒・耐熱性に優れたスーツを着用している。


オペレーションクルー

高山我夢

コッヴとガイアの戦いの後に入隊したアルケミー・スターズの青年。化学分析担当だがよく現場の後方支援のために出撃する。そして……


石室章雄

XIGのコマンダー(司令官)で45歳。主にチームの出撃判断を下す。

第1話で「ファイターの操縦が間違っている」という我夢の通信を邪険にせず、発言の意図を汲み取ろうとした他、彼の類い稀なる素質を見抜いて入隊を許可、中盤頃には既にガイアの正体を見抜いたほどの切れ者だが、ゴキグモンの命名に関してもあっさりと承諾してしまうなど一周回ってコミカルなところもある。

また、篆書体が読める為、テンカイの名前を看破して見せた事も。趣味は茶道であり、既婚者で二人の息子がいる。

別に時間に飽き飽きして強盗とかはしない。


堤誠一郎

XIGの行動隊長(チーフ)で33歳。主に現場指揮をする。元・航空防衛隊中佐で、航空防衛隊では屈指の戦略家と呼ばれていたほどの人物だが、子供や女性が苦手な一面を持つ。

素晴らしい!とは言わない。


千葉辰巳

正確にはG.U.A.R.D.所属だがXIGの常任参謀で51歳。石室コマンダーが優秀なこともあり、コマンドルーム内では目立った活躍が少ない。政治的な根回し方面で活躍している。

別にSAFの隊員でもなければ、炎の宇宙海賊でもないフランスに土下座外交を繰り出して時間稼ぎもしない。


佐々木敦子

21歳。オペレーター。律子という姉がいる。また小さい頃は体が弱くそのことにコンプレックスを感じていてサイコメザードⅡに利用されたことがある、ちなみに元ゲーセン荒らしだったとか……。

当初は我夢を子供扱いしていたが、梶尾への失恋を経て後に好意を寄せるようになる。その為、嫉妬深いところがあり、(主に我夢とキャサリンが仲良くしている場面で)本気で切れるとボールペンを折るほど。


ジョジー・リーランド

20歳。オペレーター。日本人とオーストラリア人のハーフで底抜けに明るいコメディリリーフで我夢とも親しい。メカニックに対して詳しく、敦子とは名コンビ。艦内で黒猫を飼っている。

別に財団に所属などしていない。


鵜飼彩香

20歳の非常勤オペレーター。敦子、又はジョジーが留守のときにいる。性格はとても静か。


Fighter Team

チームライトニング

空軍部隊。名前の由来は稲妻でシンボルマークはアメリカ伝承のサンダーバードをモチーフにしている。

チーム・ライトニング


梶尾克美

チームライトニングのリーダー。24歳。元防衛隊のトップガンで出撃回数の割に墜落が終盤の1回しかなかった。一方で地上戦の射撃はお察しであった。一応、その後腕を上げている。

ある事件で知り合った敦子の姉といい仲になっていてゴキグモン戦では繭に囚われていた律子を助けるために繭に乗り込んだ。エリート思考だった為か当初は我夢に強く当たるが、次第に信頼していくようになった。これは彼の人付き合いが苦手という一面が関係しているのだが、その割にボケをかましたり、ツッコミを入れたりとコミカルな面も持っている。アルゴナ戦では食べられそうになってしまい、いつもの彼らしくない絶叫を上げていた。また、ツチケラのうめき声を苦しんでいると解釈するなど人の心がわからない人物ではない。


北田靖

梶尾リーダーの副官を務める23歳。よく落ちるが、本来のパイロットとしての腕は確かであり、最終回では2機しかないGTを与えられた。

我夢に強い興味を持っているという初期設定があったが、途中から自然消滅していった。


大河原聡志

25歳。よく落ちる運のない人。

ウルトラマンガイアを信頼しており、偽者が現れたときも射てなかったが、その言葉が悩んでいた我夢を吹っ切れさせた。そして(本物のガイアに)助けられた後は「仕返し」とばかりに偽者に集中砲火を浴びせた。

ちなみにXiGは基本的にチームの隊長が従来の防衛隊員枠として話を展開していく事が多いのだが彼は珍しく

『メイン回を貰った隊長ではないメンバー』である(ハーキュリーズの桑原も同様にメイン回がある)。


チームファルコン

ベテラン空軍部隊。名前の由来は

どういうわけだが、死にたがりが多いのだが、後述。

チームファルコン


米田達彦

チームファルコンのリーダー。34歳。冷静な死にたがり。しかしそうなった訳は過去にエアロヴァイパーと遭遇しチームファルコンが犠牲となりエアロヴァイパーを倒した未来を見たためであった。

チームクロウの多田野彗に思いを寄せられていて、チームファルコンのエンブレムを預けた事もありその時に撃墜されて機体が大破したものの無事であった。これまでのガンQとの戦いでも重傷を負ってはたった2話で回復してしまうという生存フラグの塊みたいな人。


林幸市

梶尾の防衛隊時代の先輩で33歳。昔、演習の際に米田に助けられたことがあったらしく、彼への忠誠心は厚い。

演習で樹莉に落とされた事を根に持っており、チームクロウへよく突っかかる。昔は電脳警察だったとか。


塚守亨

ブルーインパルス出身の32歳で、林のストッパー役を務める……だが、死にたがりである。

別の世界では青いウルトラマンだったり、仮面ライダーだったりする。


チームクロウ

女性空軍部隊。名前の由来はカラス。何故カラスをシンボルにしているかというと「知恵」の象徴だからだとか。メンバーはロックンロールを好んでおり、これをBGMに作戦に参加する事もある(須藤ひとみ氏が歌うLOVE IS ALIVE、インストアレンジのロックファイト)。


チームクロウ


稲城美穂

チームクロウのリーダーで元F-2パイロット。26歳。

当初はやや強気な性格だったが、次第に落ち着いた態度を取るようになった。

これはなかなか自分たちに出撃の機会が与えられなかった事に苛立ちを見せていたから。


三島樹莉

広島生まれの24歳。元エンジニアでファイターについてとても詳しい人物でやられた事はキッチリ返す性格。


多田野慧

22歳。チームファルコンの米田リーダーに思いを寄せていて、彼が死に急いでいる事に心配した事もある。演ずるは円谷プロ作品常連の石橋けい女史。


Expert Team

チームハーキュリーズ

陸戦部隊。名前の由来はギリシャ神話のヘラクレスの英語読みで、シンボルマークはゴリラがモチーフ。とにかく暑苦しいがとても頼りになる男の中の男達。趣味はトレーニング。OPでの主張がかなり激しい。肉体派に見えて仕事はとても慎重で頭脳面は共に作戦に参加することの多い我夢が担当しており、トレーニングを共にする事も多い。

なおウルトラマンZにてストレイジが出るまでウルトラシリーズでは唯一の陸戦部隊だった。

後年のインタビューではスティンガー内部にえちい写真を貼る予定だった事が明かされているが、流石に子供も見ている番組なので却下された。

チームハーキュリー


吉田悟

防衛軍出身のチームハーキュリーズのリーダーで30歳。意外とロマンチストで既婚者。3人の子持ち。

リーダーとしてとても優れた人物であり、第2話で助けた我夢にいきなり武器弾薬補充という重労働を押し付けた人物だが、これは参謀役の我夢に装備を把握させておくという狙いがあった。幼馴染にフリーターの庄司照夫という男がおり、彼が出会ったという不思議な男の調査を依頼される。

中の人は闇の巨人だったりするかもしれない。


桑原孝信

28歳。元エンジニアだったらしい。チームの中でも肉体派なのだが、とても穏やかで堅実な性格。中の人はドーパントTDG三部作主役ウルトラマンマッチョ担当。従兄弟はマンモス大剛。

大河原と同じく『担当回を貰った非リーダー以外の隊員』である。


志摩貢

35歳。知性にあこがれている格闘技マニアで空手の達人。チームのコミカル担当。

我夢を親しみを込めて「チューインガム」と呼んでおり、第50話では吉田リーダーにも感染っている。

MLRSバイソンの操縦を行った事も。


チームシーガル

レスキュー部隊。名前の由来はカモメ

チームシーガル


神山篤志

チームシーガルのリーダー兼ピースキャリーのグラサン。北海道様似町生まれの28歳。

18歳の頃にボスニアでNGOのレスキュー活動に参加して以降、レスキューという仕事に誇りを持っている。

操縦技術の高さが信頼されているのか「ミッション・ガイア」にも参加しているすごい人。堤チーフの理解者でもあり、人徳の高さを評価している模様。

ティガだったりダイナだったり初代ウルトラマンだったりした時期がある。


松尾蓮二

根っからの江戸っ子で神山と共に現場を担当。

元・看護師であり、患者に感情移入してしまうほど情にもろい。祖父が竹細工師である事も手伝って、手先は器用でレスキューツールの改良を務める。とある事情から「チム・シガル・マッツォ」と呼ばれる事もあるが、第9話を参照の事。

過去には林隊員と共に電脳警察をやっていた事がある。


マイクル・シモンズ

27歳。後方支援担当。寺巡りをする程に日本文化を好んでいるが、松尾から出鱈目な日本文化を吹き込まれている。生まれはコロラド州で、敬虔なクリスチャンの家系で育った。昔は電磁戦隊のサポートやタイトルコールを担当していたとかなんとか。


チームマーリン

海洋部隊。名前の由来はアーサー王伝説の魔法使い……ではなくカジキ。出番はOVAを含めて2回と少ない。よく間違えられるが「マリン(海洋)」ではなく「マリン(カジキ)」である。忘れそうなら「ロゴにカジキ」と覚えておこう

チームマーリン

イラストではジャケットの肩が黄色いが、本当は青い。


横谷勝歳

28歳。チームマーリンのリーダー。潜水艇の設計技師という顔も持っており、操艇者として数多くのプロジェクトにも関わっている。


今井源太郎

25歳。眼鏡をかけている。海洋生物学者兼地質学者であり、分析を担当する。


巌均悟

32歳。普段は騒々しい肉体派だが、任務中は静か。

初出場の際にはやっと自分たちに出番が与えられたことを喜ぶというメタ発言をかます(実際問題、ウルトラシリーズの水中戦力は出番が少なかったり、最悪、設定だけで終わるパターンが多い)。


その他

開発部

乱橋巧介

「諦めてないのはな、アンタたちパイロットだけじゃないんだ!あと4時間待ってくれ。最高の飛行機に乗せてやる!」

XIGファイター開発部の責任者で、新型機の開発に心血を注ぐ。その甲斐あって、『ガイアよ再び』時点ではXIGファイターSTとGTが量産されるに至る。

一見、厳しい人物に見えるが、それは最高のコンディションのXIGに隊員たちを乗せたいという思いの表れであり、最終決戦では余命3ヶ月と診断されたのにもかかわらず、スタッフ総出でXIGファイターやG.U.A.R.D.戦闘機を4時間で整備・リパルサーフィールドを展開できるように改造し、ミッションガイアに大きく貢献した。特にXIGメンバーがガイアを援護できず、途方に暮れている所にタイミングよく現れたシーンは一部ファンからはKY(空気読みすぎ)と評されている。

妹が蜜柑農家に嫁いでいる為、隊員たちに差し入れをする事もある。



G.U.A.R.D.メンバー

柊博之

環太平洋部隊の准将。

一見するとサングラスを掛けた強面に見えるが、実は部下思いの心優しい人物であり、ゾンネルⅡによって部下を失ってしまった後悔から、地球怪獣の排除も辞さない。その為に大量破壊兵器として国際条約で禁止された地底貫通弾の使用に踏み切ってしまう。この兵器は地殻破壊や汚染物質を撒き散らすなど恐ろしい副作用を持った兵器であり、作中ではこの兵器によってが起こることに……。

やがて風水師の黒田恵との出会いや、地球を守ろうとブリッツブロッツに立ち向かうティグリスⅡの姿を見て考えを改め、戦友と認める。最終決戦では同じ地球に生きるものとしてゾンネルⅡの援護すべくG.U.A.R.D.に出動命令を出し、ドビシの一体を撃破させた。

上戦ではXIGバズーカでの砲撃の他、MLRSバイソンに搭乗する。

シリーズ恒例の「強硬な作戦で事態を悪化させるタカ派軍人」ポジションだが、紳士的な態度で有能な面を見せるなど好意的に描かれている。


瀬沼龍一

ジオ・ベース情報部門の特捜チーム「リザード」に所属する。

口ひげと結んだ後ろ髪がトレードマーク。地上での諜報活動が主な任務であり、サイコメザードに操られた我夢に消火器を吹き付けられたりと当初は不憫な役所が多かったが、意外に戦闘力は高く、物語の後半からはウルフファイヤーを複数体射殺したり、我夢を十字架から解放するなどの活躍を見せる。


アルフ・マッケイ

G.U.A.R.D.アメリカのコマンドチーム隊長で、演じたのはパックンマックンのパトリック・ハーラン氏。過去にはガメラを追っていたかもしれない


樋口

ジオ・ベースケミカルセクションのチーフ。その昔は自らも変身して悪と戦うヒーローの大先輩だったとか。


星山博士

ジオ・ベース科学研究セクション量子力学部門に所属。

対アンチマター変換システムをアルケミースターズと共同で開発するが、効果を上げることができなかった。


ジェレミー・スピノザ

G.U.A.R.D.アメリカ幹部。第10話で初登場したのち、『ガイアよ再び』で再登場。ゾンネルの掃討作戦を妨害した容疑で藤宮を追っているが、藤宮の意図を理解して指名手配を取り消した。


谷本明

ジオ・ベースの参謀。「ワーム・ホール・システム」を使ってワーム・ジャンプ・ミサイルで根源的破滅招来体の本拠地があると思われたM91恒星系を一気に叩こうと考えたが、逆に根源的破滅招来体に利用され、ワームホールから超コッヴ超パズズを地球に呼び寄せてしまい、計画を中止する。

彼らが狙いを定めていたのはコッヴやパズズの住む星だったのである。


XIGの装備

ジェクターガン

隊員が携行する小型銃。カートリッジの交換により、多彩な弾を撃ち出す(ドリル弾、火炎弾、熱戦、麻酔弾、信号弾の5つ)。また、銃口にバレルを装着してグレネード弾を撃つ事もできる。

G.U.A.R.D.も同型のものを装備している。


XIGバルカン

主に陸戦で活躍するバルカン。ジェクターガンにも装填されているHYPOP弾を3個同時に装填してエネルギー弾を撃ち出す。主にハーキュリーズが使用した。別に番号を入力とかはしない。

この他にXIGバズーカやサブマシンガン(マーベリックM88)があるなど、陸戦兵器は豊富である。


XIG-NAVI

腕時計型小型通信機。


XIGメット

外部との通信機能が備わったヘルメットで、かなり軽量。


XIGのメカニック

ピースキャリー及び通常(普通車、大型車等)サイズのビークルを除き、殆どのビークルは六角柱型共通規格の格納形態の変形機構を有し、エリアル・ベース又はピースキャリーから格納形態のまま投下された後に運用形態に変形する。


ピースキャリー

全長36m
最高速度マッハ2
乗員10名

堤チーフと神山リーダーが乗っている大型輸送攻撃機。

後述のXIGファイターSS、SGを作戦エリアまで輸送する母艦の役割を果たす。この為、各メカはコンテナ型に変形、あるいはコンテナに収容されている。

後方支援を担当することが多いが、火力が足りない状況では攻撃に参加することもある。

尾翼に高性能レーダーを内蔵したレドーム、機首にはヘルチケット砲を搭載。


XIGファイターEX

全長12m
最高速度マッハ8
乗員2名

元堤チーフ、現我夢専用戦闘機。我夢によって人工知能PAL(CV:渡辺和彦『テレビ本編』、神谷浩史『ガイアよ再び』)が搭載されている。

分析を主任務としているので直接戦闘に参加せず、PALによる自動操縦・通信が可能なため、滅多に撃墜されるようなピンチに陥る事が無く、我夢が変身して操縦席を離れても疑われないというお約束クラッシャー的な特徴を有している。モキアン戦でエリアル・ベースごと破壊されたかに思われたが、実は生き延びておりゾグ第一形態の攻撃から我夢を庇うため突撃を敢行、撃墜された。その後、PALは我夢のパソコンの中で復活を遂げている。

上述の経緯故、最終回後を描いたOV『ガイアよ再び』には登場出来なかった。

とはいえ、武装を全く持っていない訳ではなく、主な武装は両翼に備わったサイドワインダーミサイルやレーザーバルカンを発射できる2門の「エンタシア砲」。機首には実体を隠した怪獣を実体化させるパイロットウェーブ照射機能を備える。この機体をはじめとしたXIGファイターはリパルサー・リフトを搭載している為、ホバリングを可能としている。

EXは「エキサイター」の意味。


XIGファイターSS

全長14m
最高速度マッハ9
乗員2名

ファイターチームリーダーが乗る指揮官用戦闘機。機動力に優れている。

主な武装はレーザーを発射する2門の「スペラール砲」と機体下部の「HEATミサイル」。

青いカラーリングが特徴であるが色違いの訓練機(黄色)もある。

SSは「スカイサーファー」の意味。


XIGファイターSG

全長11m
最高速度マッハ6
乗員2名

ファイターチームメンバーが乗る戦闘機、SS1機とSG2機で1小隊を形成する。

SSに比べて機動力は劣るが、両翼に大量のミサイルを装備するため投射火力では勝っている。機体側面にはマジョット砲を装備している。ただし被撃墜率は高い。赤いカラーリングが特徴的。

やはり訓練機のカラーは黄色。

SGは「スカイゲイナー」の意味。


GBTスティンガー

全長9m
全幅8.7m
最高速度時速172km
乗員3名

チームハーキュリーズの高性能機動戦車。

優れた装甲と火力を誇り、劇中では幾度もガイアを救う活躍を見せている。

ハーキュリーズと同様になかなかしぶとく、被弾・大破しても再起動することが多かった。

見た目通りの重量級な為、投下の度自転車を倒してしまうことから「スティンガー被害者の会」を作られてしまう(ちなみに『ウルトラマンコスモス』第14話では統合防衛軍の戦車部隊「ベンガルズ」が自転車を倒してしまうというスティンガーを思わせるシーンが見られた)。

主な武装は合計50発の4連装砲。また、トーチカモードという防御形態があり、こちらの形態では徹甲弾を発射する。


シーガルフローター

全長7m
最高速度マッハ3
乗員3名

チームシーガルのレスキュー用万能ジャイロ。

量産されており、シーガルの出撃以外にもパーセルの実験の際にEXやSSと共に出撃している。


セイレーン7500

全長12.6m
最高速度時速104km(水上)/時速76km(水中)
乗員4名

チームマーリンが搭乗する、水深10,000mまで潜行可能な潜水艦

TV版ではたった1回しか出撃出来なかったが、「ガイアふたたび」で再登場を果たした。

主な武装は船首から発射する信号弾、水中翼から発射するマーリンブラスト砲。尾翼には赤外線照射装置を搭載しており、光のない深海でも問題なく活動できる。


ダヴ・ライナー

全長48m
最高速度マッハ1
乗員24名

エリアル・ベースと地上を結ぶシャトル機。


XIGファイターST

全長14m
最高速度マッハ12
乗員2名

ファイターSSの発展型、推進力のアップが激しく開発が中断していたようだが乱橋チーフの協力のもと完成、SSと異なりレーザーが発射できるようになった。

米田リーダーが搭乗しゼブブ戦にGTと共に投入されたが弱点を突いた後に撃墜、その後は修理が間に合わなかったからか登場していない。

『ガイアよ再び』では正式量産されており、米田リーダーが我夢を迎えに来た時に登場したほか、ガクゾムとの戦いでは梶尾リーダーが搭乗している。

カラーリングは青と白。


XIGファイターGT

全長11m
最高速度マッハ8
乗員2名

ファイターSGの発展型で、ミサイルの代わりにレーザーを撃てるようになっている。

エリアル・ベース崩壊後に初お目見えし、STと共にゼブブ戦に投入されたがその後は量産が間に合わずにワームホール攻撃作戦ではチームライトニングの梶尾リーダーとチームクロウの稲城リーダーが、ミッション・ガイアではチームライトニングの梶尾リーダーと北田が搭乗した。

『ガイアよ再び』では量産されており、チームライトニングが搭乗している。

カラーリングは赤と白。


MLRSバイソン

全長9m
最高速度時速208km
乗員3名

G.U.A.R.Dが所有する地上戦闘用バギーだが、XIGも運用する場合があるので記載。

主にXIGメンバーではチーム・ハーキュリーズが搭乗した。機体上部のロケットランチャー「サイクライダー砲」と車体側面の「200m徹甲弾」を装備。また、リパルサー・リフトでの浮遊も可能。


ベルマン

全長4.65m
最高速度時速486km
乗員4名

地上での作戦行動用に運用される車両。レーダーサイトとビンシェル砲を装備している。G.U.A.R.Dのチームリザードも運用しており、彼らが最も多用した(隠密活動時は一般車両を使用している)。

ベース車両はホンダ・アコードワゴン


シーガル・ファントップ

全長9m
最高速度時速313km
乗員2名

チーム・シーガルが運用するレスキューマシン。要は消防車で、怪獣の起こした火災を一撃で消火してしまう消火弾を発射できる他、全部で8個のライトを搭載しており、暗所でも問題なく活動できる。

ちなみに機体側面にはレーザー砲が装備されており、いざという時には戦える設計になっている。


アドベンチャー

防衛隊史上、サイバーカードメテオールペダニウムランチャーに並ぶぐらいかなりのチート兵器。フレキシブルローターを回転させて空間に歪みを作り出して並行世界に行く事ができる。

戦闘時にはバトルモードに変形し、電撃を流し込むクラッシャーハンドを伸ばして敵に立ち向かう……が、キングオブモンスにはまったく歯が立たなかった。


G.U.A.R.D.戦闘機

ノーマルファイターと呼ばれるG.U.A.R.D.の戦闘機。

ミサイルが主武装であり、グレーの機体はオーストラリア支部のもの。南太平洋支部の機体は白と青に彩られている。最終話ではリパルサーリフトを搭載した機体が「ミッション・ガイア」で運用され、梶尾リーダーと北田以外のメンバーが乗り込んだ。稲城リーダーもかつて乗り込んでいた機体だったという。

ベース機体はF-15


G.U.A.R.D.中戦車

G.U.A.R.D.が運用する戦車で、環太平洋部隊や陸上部隊が運用している。

車種は90式戦車M1エイブラムス


余談

ちなみに千葉参謀は上位組織G.U.A.R.D.のメンバーであり、正確にはXIGのメンバーではない。


第48話の監督・特技監督を務めた北浦嗣巳によれば、当初は負傷した米田が命を落とす展開にすると言う意見もあったが、北浦は「最後は生きている喜びで終わった方が良い」という考えから展開を変更させ、生存する展開としたという。

また、同話にて脚本を担当した川上英幸も「涙を流すような展開にするのなら、その先に希望がある方が良いだろう」という考えから、米田が命を落とすという展開には北浦と同様に反対だったという。


超時空のアドベンチャー』でも一応は登場するものの、最終決戦ではガイアの登場のさせ方の都合で参戦できなかった。GUTSスーパーGUTSは招集できたのに少し残念である。


関連タグ

スーパーGUTS前作の防衛組織。

EYES次作の防衛組織。

ウルトラマンガイア アルケミー・スターズ 防衛チーム G.U.A.R.D.

根源的破滅招来体 ウルトラ怪獣

一条寺烈ダイダルの野望では「チーム・リザード」の所属となっている。

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