「待て、俺が行く。マイ…フレンド」
「グッバイ、ディアマイ…フレェェェェンド!!」
データ
別名: | 剛力戦士 |
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身長: | 62メートル |
体重: | 6万8千トン |
飛行速度: | マッハ3 |
演: | 松田優 |
演(スーツアクター): | 中村浩二 |
概要
ルルイエから復活した闇の巨人の一人で、力自慢の戦士。人間体は肩にタトゥーを刻んだ筋肉質の男性。
粗暴な性格だが口数は少ない。人間体でもダイゴの首を掴んで片手でクレーンにつるし上げられるほどの怪力を発揮する。
モチーフは恐らくクトゥルフ神話の邪神クトゥルフに仕える旧支配者の一柱「父なるダゴン」。
超古代においてティガダークと仲が良かったのか、彼を「マイフレンド」と称ぶ(3000万年前に英語があったのかというツッコミはさておき)。
他の2人とは異なり、武器の類は一切使わず、力押しの武骨な肉弾戦法が得意で、地面を一時的に液状化させる能力も持っている。
水中戦も得意らしく、自身に有利な地形にするためティガを水中に引きずり込んでいる。
必殺技
ダーラムホイップ
投げ技。
スクイッター
地面液化能力で地面に埋まった相手に全体重をかけてのしかかり更に動けなくする。
ラムースキック
岩をも砕く飛び蹴りないし回し蹴り。
ダーラメッタ
連続パンチ。
ダガーム
普通のパンチ。
ファイアマグナム
両腕でエネルギーを発生させたのち、右腕を地面に突き立てて放つ、地を這う炎の衝撃波。
最期
ルルイエ遺跡の地底湖でティガダークと対決。持ち前の怪力と地面液化能力で(ティガダークの変身者の心が光であったため、相当の弱体化をしてたとはいえ)終始優位に立ち、最終的にティガダークを顔以外を埋まった状態にして追い詰めるが、トドメのファイアマグナムを、前述の顔以外が埋まり身動きが取れない状態ながらも吸収したティガダークはティガトルネードに変身。デラシウム光流の直撃を受けて爆死した。
悪の存在であるためウルトラマンと名義されていないが、ヒュドラ共々木端微塵に爆殺された本物のウルトラマンであることを考えると、結構ショッキングな最期を遂げている。一方、後に現れた悪のウルトラマンたちは倒されて爆発の中に消えるという、倒された瞬間の描写がソフトな形になっていった。
その後の活躍
新世紀ウルトラマン伝説2003
ウルトラマンキングの誕生日を祝う怪獣として、カミーラ、ヒュドラと登場した。
スーパーヒーロージェネレーション
原作同様にルルイエから復活。こちらでのCVもオリジナルキャストとなっている。
TDG THE LIVE ウルトラマンティガ編 in 博品館劇場
カミーラが呼び寄せた闇の巨人の一体。
ナイスが相撲や短距離走で対決する事を提案した際には乗ったり、猫騙しに怯んだりと妙にノリが良くてコミカルな所がある。
三人でティガに引導を渡そうとした所、乱入してきたイーヴィルティガのイーヴィルビームが直撃。
ヒュドラと組んでイーヴィルティガを叩き潰そうとしたが、自慢の怪力もイーヴィルティガに軽くいなされ、腹パンでグロッキーになった所を貫手で倒された。
ウルトラヒーローズEXPO 2021サマーフェスティバル
「ベスト・マイフレンド…!」
cv:岸哲生
アブソリュートタルタロスによってカミーラやヒュドラと共に復活し、ティガとウルトラマントリガーの前に出現。
その後ダイナと交戦し、ソルジェント光線を受け倒された。
余談
ダーラムを演じた松田優は、『ウルトラマンガイア』にてXIGのチーム・ハーキュリーズの吉田悟隊長を演じている。またスーツアクターを演じていた中村浩二はXIGチームハーキュリーズの桑原隊員を演じていた。
初期脚本「光よ、永遠に」では「ミーゴゥ」という名称の黒人で、エジプトに現れたルルイエの巨人像と一体化するという展開だった。
プロテクターは『ウルトラマンマックス』に登場したターラ星人に改造された。
初稿では口元はウルトラマンのようなものだったが、邪悪さが出ないため、監督の村石宏實のカミーラ以外は口をなくしたいという意向で、現在のデザインとなった。また、顔は『13日の金曜日』のジェイソンのホッケーマスクをイメージしており、膝当てはデザイン画になかった
人間体のヘアメイクは、変身後の頭部の飾りと頬のメイクを共通の要素として入れている。
関連タグ
ウルトラマンティガ 愛憎戦士カミーラ 俊敏戦士ヒュドラ ウルトラ怪獣
ウルトラマンタロウ:敵を倒すため初めて木端微塵に爆散したウルトラマン。なお、こちらは自身の能力で再生し、後年は使用時に爆散する描写は無くなっている。
ダーゴン:ダーラムのリメイクキャラ。初登場回の戦闘フィールドも同じく水中である。
こちらは人間の強さを学び、ティガと同様に正義に目覚めるという真逆のキャラクター付けになっている。また、彼の最期のセリフは「マイフレンド」。ダーラムが最後に放った「グッバイ・ディア・マイフレンド」というセリフの意味が180度変わる最期であった。