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アブソリュートタルタロス

あぶそりゅーとたるたろす

アブソリュートタルタロスとは、特撮ドラマ『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』に登場するキャラクター。
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「我は究極生命体、アブソリューティアンの戦士。 アブソリュートタルタロス!」

概要

ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』に登場。

強大な力を秘め暗躍する謎の存在であり、「ナラク」という謎の能力を駆使するとされている(後にタルタロス軍勢が居たワームホール内の空間こそが「ナラク」である事が判明する、また両手の一対の赤いクリスタルも「ナラク」と呼ばれている)。
尚、「アブソリューティアン」と言う種族についての詳細が不明な当時は後述する事実から「アブソリュート」が「ウルトラマン」に相当し、「タルタロス」がウルトラマン「〇〇」の部分に相当するネーミングなのではないかと予想する声があったが「ディアボロ」や「ティターン」の例から実際にその通りであった。

その目的は、光の国をアブソリューティアンの新たな母星とし、新たな“ザ・キングダム”を築く事。
実際、物語の開始当初からウルトラ戦士達には「消えて貰う」と発言し、実際に抹殺しようと攻撃を加える等敵視する一方で、光の国を目にして「美しい」と述べて感動しているかのような描写があったり、何故かユリアンのみは殺さずに生け捕りにして連れ去ろうとするなど一見すると不可解な行動を取っていた。
後に目的が判明して以降は、光の国の美しさを称賛していたのは自身の住み家にするに相応しいか見定めていたとも受け取れる他、ウルトラ戦士の抹消は単純に光の国を手に入れるのに邪魔だった為、ユリアンの拉致は目的達成の為の人質にする為だった事も判明している。

様々な時代で暗躍を続けてきたらしく、EPISODE 6での会話では宇宙警備隊もその存在を危険視している。
今作にはウルトラマンジャスティスが「デラシオンの意志」により介入するとされている他、ウルトラマンキングも意味深な反応を見せたり、直接手合わせしたウルトラマンジョーニアスは「全てのウルトラ戦士を巻き込んだ戦乱の世が幕を開けようとしている」と予期しており、M78ワールドやその他の並行世界を含めたウルトラ史において、史上最大級の危機を呼び込む存在だと目される。

データ

種族アブソリューティアン
別名究極生命体
出身地ザ・キングダム本星
身長56m
体重6万2千t
CV諏訪部順一
英語版CVウォルター・ロバーツ
スーアク岩上弘数(ウルトラマントリガー)
デザイン脇 貴彦


人物像

容姿

ウルトラマンとよく似ているが、彼らの銀色とは対照的な黄金の体が特徴。両手の甲には赤いクリスタル、「ナラク」が埋め込まれている。また、表情もしばしばアルカイックスマイルにも例えられるウルトラマンとは対照的にムスッとした表情である。

アブソリュートタルタロス
Fall into_


カラータイマーがあるべき位置には楕円形の赤い彫刻が掘られている。

究極生命体アブソリューティアンの戦士 アブソリュートタルタロス
きょうの一枚4/19



性質

基本的にどこか相手を見下した様な態度を取っていたり、失敗した者に対しては一切容赦しなかったりと、性格は冷酷であるが、その本質は極めて冷静沈着である。
悪役にたまに見られる想定外の事態が起きたら感情任せに相手に向かって行く様な無茶は一切行わず、そこから冷静に敵の実力を分析し、状況によっては躊躇う事無く撤退を選択する適格な分析・判断能力を持ち合わせている。
また、敵に対しては尊大な口ぶりではあるが、味方陣営に対しては諍いの仲裁や熱くなり過ぎない様忠告する等リーダーシップや協調性にも優れており、現状アブソリューティアンの戦士の実質的なリーダー的役割も務めている。

敵と戦う必要がある際にも極力真っ向勝負は避け、あらかじめ配下と戦わせて消耗した所へ不意打ちを仕掛ける等、狡猾な手段を好んで用いる傾向がある。
とは言え、「究極生命体」と名乗るだけあって決して口だけでは無く、U40最強の戦士であるジョーニアスと互角に戦える程の格闘能力や、ジョーニアスの攻撃を受けても余裕で弾き返す頑丈さ(この時、手足を使わずに弾き返している)も持ち合わせており、ゼロが不意打ち気味に変身したウルティメイトシャイニングゼロにも瞬時に対応している等、その気になれば近接戦闘においても圧倒的な実力を見せる。
また「相手の考えを読む」能力があり、互角に立ち回るには「本能の赴くまま戦う技能」が求められる。ジョーニアスやレオ兄弟が格闘戦でまともにやり合えたのは、この境地に達しているからであり、故にタルタロスは彼らを「危険な存在」と認識する形で高く評価している。
なお防御力はギンガファイヤーボール等で怯んでいる様子を見せるが、必殺攻撃の直撃を喰らい続けても倒されない程にタフであり、スパークレジェンドやウルトラフュージョンシュートといった当たったらまずい攻撃は、即座に回避を選択する立ち回りを重視している。
この事から戦闘行為はあくまで目的達成のための手段の一つでしかないと割り切っていると言うべきか。

高い実力を持ちながらも、目的遂行の為ならば見様によっては『小物』、『姑息』の様にも見られかねない手段をも躊躇なく合理的に実行出来ると言う点が非常に厄介で思慮深く、冷静且つ用意周到に立ち回った結果、惑星エビルにてウルトラ戦士を出し抜き、王女のユリアンを捕らえる事に成功するという事実上の完全勝利を収めている。

能力

基本的に能力の大半は両手の甲にある「ナラク」を輝かせて発動している。
戦闘では両手にエネルギーを込めて稲妻状の光球を放つ「アブソリュート・デストラクション」と言う攻撃技を持つ。
その威力は不意打ちとはいえ歴戦のウルトラ戦士5人を纏めて吹き飛ばし、辺りに残留エネルギーが残る程の凄まじい破壊力を持ち、ウルティメイトシャイニングの光線と撃ち合った際にはそれにパワーを上乗せして真正面から押し切ってしまった。
第1章では最終的に防ぐ為にウルトラマンレジェンドの力をも使わせた程。
応用も効くようでジョーニアス戦では小型の拡散光弾として放っている。

また腕から放つ金色の電撃光線「アブソリュート・エクスキューション」は、デストラクションより威力は劣るもウルトラマン1体を軽々と吹っ飛ばしてダメージを与え、並の宇宙人程度なら簡単に爆散させられる威力を持つ。
更に対象を捕縛する拘束光線「アブソリュート・レストリクション」も使用する。

そして最強の技としてデストラクションの威力を最大まで引き上げた「アブソリュート・マキシマムデストラクション」を持ち、その力は惑星をも破壊しかねない事からそれを阻止するべくウルトラマンキングが駆けつける事態になった。

焦ってワープしたタルタロス


移動面では両手の甲にある赤い宝石の様な装飾ナラクを輝かせて金色のワームホールを開き、そこから別の星々や宇宙へと移動していると思われたが、正確には概要欄で述べた通りナラクという特殊な空間への入り口であった事が判明。
ウルティメイトゼロ等の様に空間に穴を開けて超空間を渡るのではなく、このナラクの中から直接別の惑星や宇宙へと移動を行っている。
また、これを用いて過去の時間軸へも自在に行き来出来る事が判明しており、数万年前の過去であるウルトラ大戦争の時代まで遡っていた。

ナラクの内部は眩い金色の輝きに満たされていて足元には同じく金色の輝きを放つ水の様な物が流れており、一見すると神秘的だが何処か得体の知れない異様な空間となっている。
更には自身の手勢が待機する拠点としても使用可能で、鹵獲した怪獣や捕虜用の空間すらも完備…と言うよりタルタロスの口振りや行動から察するに、内部に際限なく部屋の様な空間を拡張出来る様で上記と合わせて凄まじい利便性を誇り、手勢の拡大から移動までタルタロスの行動の大部分を支えている。

また、このナラクを使って相手に未来のヴィジョンを見せる能力を持つ。ただし、相手に全ての未来を見せている訳では無く(ゼロについて名前は出したものの姿は見せておらず、故にアーリーベリアルはゼロとの初対面時、顔を見ても彼を宿敵と認識出来なかった)、更に場合によっては過程の一部を省いている為、ある意味でかなり悪質な面がある。
実際、ベリアルに見せた時にはジード達への感情等の差異位しか違いがなく、精神面以外では概ね真実を教えていた一方、トレギアに見せた際には一番重要な場面を省いている上に、仮面についても「お前がお前自身を偽る為」と虚偽の面が多い説明をしている事から、相手によって見せる未来の虚実を変え、その心理の脆い面を突いて自身の配下になるよう誘導する話術との組み合わせこそがこの能力の真骨頂と言っても良いかもしれない。仮にもウルトラ戦士であるベリアルやトレギアですら引き込まれてしまうその恐ろしさ故に、「なまじ真実を全て見せて絶望させるよりも悪質さが一層高まっている」と感じる視聴者もいるのだとか。

更にはアブソリューティアンの力を他者に分け与えて強化させる事も出来る様である。
その効力は凄まじく、本来なら宇宙警備隊に入る事が出来なかった嘗てのトレギアがウルトラ6兄弟やゼロと互角以上に戦える様になる程の絶大なパワーアップを齎している。

活躍

ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀

第1章

冒頭にて、M78星雲光の国の大気圏外に突如現れ、光の国を見て「美しい…」と述べるなど感動しているかのような様子を見せる。

しばらくして、惑星フィードでのウルトラマン80ウルトラマンネオスウルトラセブン21ルーゴサイトの戦いの途中でレイバトスを引き連れて登場し、彼の力でギマイラを復活させ乱入させた。

その後、ウルトラマンコスモス・ジャスティスが合流し、5大戦士がルーゴサイトを撃退すると、隙をついてアブソリュート・デストラクションを放ってダメージを与える。
上述の自己紹介をしつつ、「まさかここまで抵抗するとは…やはりお前達には消えてもらう」と再びアブソリュート・デストラクションを放つも、コスモスとジャスティスがウルトラマンレジェンドとなって攻撃を防がれると流石に驚愕し、スパークレジェンドを浴びせられる直前に素早く撤退した(これがコスモスをアブソリューティアンにとって危険分子だと判断し、『運命の衝突』で遊星ジュランにアブソリューティアンの雑兵を仕向けさせてコスモスを襲撃させた)。

Episode 3のラストにて、ウルトラマンリブットギャラクシーレスキューフォースに所属する切っ掛けとなった惑星ミカリトの事件にて、スラン星人マガオロチの卵やゴーデス細胞を貸し与えた黒幕である事が判明。リブットやウルトラマンマックス達によって事件が解決した後、道具を全て調達したにもかかわらず計画に失敗したスラン星人を役立たずと見做して抹殺。その後、「ウルトラ一族か…」と呟き、ナラクのワームホールを開いて何処かへと消えていった。

第2章

「お前の運命を変えたくはないか?強大な力を手に入れ、欲しい物を手にしたくはないか…?」

数万年前、ウルトラ大戦争エンペラ星人侵攻において壮絶な戦いを挑み星を守ったウルトラマンケンこと若き日のウルトラの父、そして彼へ妬みの感情を抱きプラズマスパークに手を出した在りし日のウルトラマンベリアル…。

一見すると我々のよく知るウルトラの星の歴史なのだが、このベリアルは自分の意思と言うより何者かによって半ば誘導される形でプラズマスパークを奪おうとしており、正史とは似て非なる形で故郷の同胞達と袂を分かつ。

そして、プラズマスパークの影響で苦しみながら星を飛び出したベリアルの前に、唆した張本人にして未来から来たアブソリュートタルタロスが現れ、後にベリアルがレイブラッド星人の力を手にいれ、闇の戦士へと変貌する事、ウルトラマンゼロと幾度と無く戦うも何度も倒され野望を打ち砕かれる事、最終的に息子であるジードに倒される事になるという未来を見せ、彼を絶望させる。
そして、そんな彼に「私と一緒に来い。お前の運命を変えてやろう」という言葉を投げかけ、自身のワームホールへと彼を誘う。その先のナラクには、モルドジュダ兄弟、レイバトス、バット星人ゼットといった、かつてウルトラ戦士達を苦しめた強敵達が勢揃いしており…?

そして、物語はウルトラ大戦争から長い月日が経ったウルトラの星へと移る。
ウルトラマンヒカリの元で日々技術開発を進める若き日のウルトラマントレギア…。彼は新たにデバイスを開発し、彼の友人・ウルトラマンタロウから「タイガスパーク」の名を与えられていた。

しかしそんなある日、ヒカリが失踪。トレギアはボガールの襲撃により荒廃した惑星アーブでヒカリを発見するが、アーブを守れずに自暴自棄となったヒカリは、アーブの民の怨念を身に纏い、トレギアの目の前で復讐者ハンターナイトツルギと変貌、トレギアにさえ刃を向ける。尊敬する上司が闇に落ち、光の正しさに疑いを抱き始めた彼に謎の囁きが聞こえるようになる。

「力が欲しくないか?何事にも屈しない、欲望のまま生きる事が出来る、そんな力が…」

その囁きの主はやはりアブソリュートタルタロス。彼は惑星デスターへの任務に赴いたタロウとトレギアにナイトファングをぶつけ、トレギアを悪夢に苛ませた後、待ち受ける未来を見せる。将来、邪神魔獣グリムドをその身に宿し悪魔のウルトラマンとなる事、タロウとその息子タイガが常に立ち塞がる事になると伝える。そして、ベリアルと同じ様に「私と一緒に来い。そうすれば、仮面で自身を偽らずとも力が手に入る」と言う言葉を投げかけると共に、「お前の名前の意味を思い出せ」とトレギアの名前の意味が「狂おしい好奇心」である事を指摘し、彼を己の陣営へと誘うのであった。

そして、EPOSODE 6で物語の舞台は我々の知る正史の世界…ベリアルやトレギアが滅んだ後の次元に戻る。衛星ゴルゴダで並行同位体と化したグア兄弟、更に自身の力を授けたベリアルとトレギアをウルトラ6兄弟への刺客として差し向ける。
グア兄弟が敗れ、ウルトラマンゼロが6兄弟の加勢に現れると「お遊びは終わりだ」と称して参戦。不意打ちで電撃光線を浴びせてゼロを弾き飛ばすと、ベリアルとトレギアにザ・キングダムに向かうぞ」と言う意味深な発言をし、2人を連れてその場から撤退した。

第3章

EPISODE 7では、冒頭で『ウルトラマンサーガ』の舞台であったフューチャーアースへの干渉の詳細が描かれ、レイバトスを引き連れて現れ、嘗てウルトラマンサーガに敗れ去ったバット星人を復活させると、彼の配下である宇宙恐魔人ゼット率いるゼットン軍団をも軍門に下らせる。

そして現在の時間軸…偵察も兼ねてU40を訪れると、そこへ駆け付けてきたジョーニアスと遭遇し、力試しも兼ねて対決する。互いに一歩も引かない互角の戦いを繰り広げるが、ある程度相手の力量が分かった為か、ジョーニアスに素性を問われた際にお馴染みの自己紹介をした上で、「覚えておくがいい」という捨て台詞を吐いてその場から撤退していった。

EPISODE 9では、惑星エビルにてゼットン軍団と戦闘中のウルトラウーマングリージョとユリアンを背後から奇襲。恐魔人ゼットの話によれば狙いはユリアンの様で、彼女を捕獲しワームホールへと拉致しようとするが、ゼロがウルティメイトシャイニングゼロにチェンジしての高速移動により妨害され、ユリアンを救出されてしまう。そのままゼロとの一騎討ちに持ち込まれ、共にナラクへと飛び込んだ。

EPISODE 10では引き続きナラク内でウルティメイトシャイニングゼロと激闘を繰り広げ、接近戦ではやや押されるも、長時間の戦闘が行えない事を即座に見抜き、持久戦に持ち込む事でゼロを撃破。
惑星エビルに戻ると、再びユリアンを拘束。ウルトラ戦士達に自身の目的を告げた上で、ウルトラの星を引き渡して貰う為の人質としてユリアンを自身のナラク内へと連れ去り、ベリアル・トレギアを引き連れてその場を去って行った。

そして、ユリアンが幽閉された空間にはある人物が拘束されており…?

尚、今回のタルタロスとの戦いの影響で宇宙警備隊からも多くの人員がタルタロスやその配下との戦闘に回され、デビルスプリンター関連の事件も多発する中で、その隙を突かれる形でセレブロの寄生したゲネガーグウルトラゼットライザーウルトラメダルを強奪される事態が引き起こされている。

まさにタルタロスからすれば自身の目的も果たした上に、邪魔する敵は誰も居らず、首尾よく物事が運んで好都合な状況である。

ウルトラマントリガー


「私は究極生命体、アブソリューティアンの戦士。アブソリュートタルタロス」

第14話「黄金の脅威」に登場。

本作にて同胞であるアブソリュートディアボロと共に『ウルトラマントリガー』世界の地球に襲来する。
ちなみにタルタロスが地球に現れたのは本作が初めてである。

エタニティコアに狙いを定めており、ディアボロと共に闇の三巨人と対面。三巨人達に自分達のエタニティコアへの接触を傍観する事を要求。態度だけは紳士的だったが、「私達に何の得がある」と喚くカルミラに光線技の鯉口を切りながら「この場を双方無傷で収められる。不満かな?」と脅し同然の交渉を突き付ける。
この時のカルミラ達はグリッタートリガーエタニティとの戦いの傷が未だに癒えていなかったが、双方無傷で、と言っている為タルタロスは一切油断しておらず、渋々承諾する彼らに満足するとナラクへ一旦引き上げる。

その後、グリッタートリガーエタニティの力を調査する為にデアボリックを差し向けて街を破壊する等本格的な暗躍を開始。

ディアボロが拘束したトリガーからエタニティの力を奪おうとするが、そこへ自分達を追ってきたリブットが現れ、トリガーを救出しディアボロ相手に一歩も引かぬ戦いぶりを見せる。
熱くなり始めたディアボロを制止し、あくまでもコアの奪取を優先する為に撤退した。

第15話「オペレーションドラゴン」では終盤に登場。
戦闘を行っていたディアボロとは別行動でエタニティコアを調べていたらしく、エタニティコアが自分達の脅威となるのはまだ先と結論を出す。
撃破されたディアボロを復活させ、憤怒に燃える彼を余裕ある態度で宥めつつ最優先の相手は光の国としてザ・キングダムへ帰還した。

今回は主に交渉やディアボロを窘める事がメインで戦闘は行っていないがディアボロへの的確なサポートや闇の巨人達の現状を見抜き、有利に交渉を進める等相変わらずの切れ者ぶりであった。
上述の通り、一旦は撤退したがあくまで後回しにしたに過ぎず、いつか再び『トリガー』の世界に干渉する腹積もりでいる為、今後の動向が注目される。

ウルトラヒーローズEXPO2021ニューイヤーフェスティバル

『ウルトラマンZ』の後日談である本作ではZ世界の地球を気に入り、地球を滅ぼしてウルトラ一族を誘き寄せる為に登場。
ナラクの力でウルトラダークキラーを差し向け、追って来たウルトラマンゼロを苦戦させるが、ジャグラスジャグラーが乱入し、分が悪くなったと見てアーリースタイルベリアルトレギアを招集。召喚させたグリムドを置き土産に残して撤退した。

因みにハルキからは、「見た目は良い人そうすけど…筋肉すげえ!」印象を抱かれていた。

ウルトラ6兄弟THE LIVE in博品館劇場 ウルトラマン編

何と現生人類が生まれるより昔に干渉し、とある惑星に一人住むバルタン星人の少年バルル(祖父の代に移住してきたが彼以外残っていない)に目を付ける。彼が住む星は既に滅んだ超古代文明の環境破壊の影響で死の星となる寸前でありウルトラマンたちからも移住する事を勧められていた。そして彼は自らが作ったロボットに星の管理を任せ宇宙へ旅立つのだがそこにタルタロスが介入、彼を味方に引き入れ、死んだ母星の生命を甦らせる手段になるとして倒された怪獣を復活させる装置を作らせる。それを使いゼットが守る地球に侵攻、ゼットやゼロ、駆け付けたウルトラ6兄弟らを苦戦させる。尚、このショーが行われたのは大いなる陰謀の配信前なのでタルタロスの初登場となった。

NEW GENERATION THE LIVE ウルトラマントリガー編

STAGE1の黒幕として登場し、本作ではイーヴィルティガ闇の巨人ティガダークらの並行同位体を配下とした。相変わらずの強さを見せ付けるが、最後はファイブキングを召喚し撤退した。公式のメディアでは初めてトリガーと共演した作品でもある。 
この話の続きであるSTAGE2にも冒頭のみ登場。このときはベリアル、トレギア、キリエロイド、ゼットンを率いてギンガビクトリー、リブット、ゼット・オリジナル、トリガーらと戦った。その後強大な闇の気配を感じ撤退した。

ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突

プロローグから登場。
アブソリューティアンの本星にある宮殿で並行同位体のベリアルとトレギアにアブソリューティアンの成り立ちと本星の寿命が僅かである事を語っている他、アブソリュート粒子で更なる強化をさせた。また、ベリアルとトレギアが宮殿に踏み入れた事に一触即発の状態となったディアボロとティターンを静止させている。

その後はレイバトスを伴い、自身の干渉で発生した「モルドとジュダが消えた可能性世界」に赴くと、既に死亡していたギナ・スペクターを蘇生させ、兄弟の復活を盾にデビルスプリンターの回収を彼女に命じる。

そして、デビルスプリンター争奪戦の場となっている怪獣墓場にレイバトスやバット星人と共に現れると、拘束したウルトラウーマングリージョダークネスをバット星人に創らせ、グリージョや一緒にいたゼアスナイスボーイらを追い詰めるが、そこへニュージェネレーションヒーローズの戦士達が駆け付け、彼らを含めた15人ものウルトラ戦士達と激突する。
自身は合体戦士であるギンガビクトリールーブを相手に互角以上に渡り合うが、バット星人やグリージョダークネスは撃破され、ギナ・スペクターとレイバトスも窮地に陥る。目的を達成するべくレイバトスを救出すると、彼に集めたデビルスプリンターを使用させ、嘗てジードが破壊したギガバトルナイザーを再び復元させると、先の戦いで死んだグア兄弟の魂を召喚し、それをギナへ強引に合身させる事で正史以上に強力なグア・スペクターを誕生させてしまう。そして、レイバトスはデビルスプリンターを使用した反動で死亡してしまうが、ギガバトルナイザーを確保したタルタロスは大して気にもせず、グア・スペクターの凄まじいエネルギーに圧倒されるウルトラ戦士達を尻目にザ・キングダムへ帰還する。その後、タイガ達はウルトラマンレイガに変身してグア・スペクターを撃破するも、消耗していた所を今度はベリアルとトレギアに奇襲され、「挨拶」と称して散々煽られた挙句にベリアロクを強奪される屈辱を受ける事になり、惑星エビルに続いてまたしてもタルタロスは事実上の勝利を収めた。

尚、どこかから入手したトレギアアイとともにギガバトルナイザーを、ナラクに保管する所をベリアル達に見られていたが、それに気付いていたかは定かではない。

そして、ティターンにとある伝説の戦士の抹殺の任務を与えるのだが…?

そのティターンがウルトラマンネクサスの展開したメタフィールドにリブット毎囚われてしまい、反応が無くなった事からベリアル、トレギアを除きこの時点で配下の宇宙人をすべて失った事もあり自ら惑星バベルに赴きウルトラフォースの面々と対峙している。特にダメージを負った様子が無い万全な彼らを相手に一歩も引かず圧倒するも、メタフィールドから帰還したティターンが任務に失敗して撤退しノアと会った事による心境の変化に憤り、エネルギー切れが近いリブットを葬るべく入れ違いでウルトロイドゼロを嗾けるが、それをジュネッスブルーとなったネクサスが庇った事に驚愕。加勢しようとするも自身は乱入してきたゼロと再び戦い、更にはゼロに特訓を施した4人ウルトラマンも参戦し、アブソリューティアンの雑兵(通称:モブソリューティアン)を増援として寄越す。ウルティメイトシャイニングゼロを相手に再戦するも、今度は「動きが読めない」と翻弄され、レオ兄弟も加わった事で更に追い詰められ、ゼロの必殺技に対してアブソリュートデストラクションを放とうとするがレオ兄弟に妨害され、マトモに喰らいダメージを負って撤退を余儀無くされる。これがタルタロスにとって初の敗北となるが、同時に怒濤の攻撃を喰らっても致命傷には至らぬ頑強さを見せている。また、ゼロの一対一では無くレオ兄弟の介入による勝利は若干卑怯な様に見えるが、そもそも初登場の時点で消耗したウルトラ戦士に不意打ちを仕掛けている事が多い為自業自得と言える(ゼロにも「またお得意の不意打ちか!」と突っ込まれている)。

その後、光の国の宇宙警備隊に「光の国を明け渡せなければユリアンの命は無い」と脅迫するも、ユリアン王女レスキュー隊が結成されザ・キングダムに乗り込まれてしまう。
雑兵達に指示を飛ばし自身はウルトラマンゼノンとウルトラマンジャスティスと戦闘になり二人相手に互角に立ち回るも、ユリアンをアストラに救出され撤退されてしまう。
レスキュー隊を大軍を連れて惑星ブリザードまで追いかけるがそこには合流したウルトラ戦士達が待ち構えており全面対決に突入する。

再びウルトラマンゼロと相まみえ(ウルトラセブンも参戦したが、メビウスインフィニティーに合体する為に途中離脱した)、追い詰められるが、もうすぐ復活する「あのお方」なるものの為に負ける訳にはいかないと、宇宙空間から「アブソリュート・マキシマムデストラクション」で惑星ブリザード毎ウルトラ戦士を滅ぼそうとする(しかも、まだティターンが残っているにも拘らずである)。しかし、颯爽と現れたウルトラマンキングに光線を相殺され、その影響で開いた時空の穴に、仲間達をストロングネットで庇ったリブット共に飲み込まれた。

奇しくも行き着いた先は侵攻を企てていた『トリガー』の世界の地球(恐らく『トリガー』11話の辺りか)であり、復活させたディアボロと共にトリガーと闇の三巨人の戦いを目撃。想定とは異なる形で来訪する事になったが、当初の目的を達成するべく考えを巡らせる。

そして、以降は上記の『ウルトラマントリガー』第14話、第15話に続く。

余談だが、ウルトラマンゼットの台詞から、『運命の衝突』は『ウルトラマントリガー』第7話より前の出来事と示唆されており、ゼットよりも後(『トリガー』11話付近の時系列)に来訪したのは次元と時間のズレによる物だった事が判明している。

軍団

主にタルタロスの次元と時間を超える能力によって召集されており、大半が本来の運命から外れた存在たる並行同位体。そして、再生怪獣や新たに創り出された人工生命体等で構成されている。

詳細はリンク先の項目を参照すべし。

あだ名

その名前の語呂から、一部ファンの間では「アブソリュートタルタルソース」またはアブソリュートを抜いて「タルタルソース」や「タルタル」、更にタルタルに乗っかってか、アブソリュート部分も変えてもはや原型すら残ってない「炙り醤油タルタルソース」等の呼び名が定着してしまっている。
湊イサミを演じた小池亮介氏には「語呂良いよね チキン南蛮にかけたら美味しそうな名前だね」と割と直球にネタにされている。
上述したEpisode 4でベリアルに未来を教えた場面は「人生のネタバレ」とも評された事から、「ネタバレソース」なんて呼ばれ方をされる事も。もはや“ス”しか残ってない……
また、Episode 6において彼らの向かったザ・キングダムも発音の関係で一部からは「雑菌グダム」と呼ばれる事態が発生している。
更にはほぼ毎回の様に行う長い名乗り(通称:アブソリュート自己紹介)等、本人は至って大真面目なのだが結果的にネタの様に扱われてしまうという妙な傾向が多い(特にジョーニアス相手に名乗った時は自分を親指で指差して無駄に気取ったポーズをとっていた)。
声を担当した下記の諏訪部順一氏も「登場の度に見得を切って名乗るスタイルはもはや伝統芸能の域」と語っている。
もっと言えば何かと不安要素を抱える度に「危険な存在」と言うワードを何回も使う為、半ば口癖と化している。
サッポロ一番とウルトラマンのコラボで諏訪部氏とピグモンがサッポロ一番を使い、レシピを紹介した動画(現在は非公開)では味変としてタルタルソースを使用。我は究極味変ソース アブソリュートタルタルソース」と言うセリフが飛び出し、タルタルソースネタが事実上公式化してしまった。因みに諏訪部氏もタルタルソースの件については前々から知っていたらしい。
その一方で、幾分マシな呼び方で「アブソリュート」と「タルタロス」を繋げた「アブタロス」なんて物まである。


余談

  • タルタロスはギリシア神話に登場する奈落の神を意味する。彼の駆使する能力である“ナラク”も奈落と掛けたものだと思われる。また偶然にも、タルタロスの兄弟は大地の女神ガイア、親は原初の神カオスとウルトラシリーズに由来する名前である。
    • 尚、奈落は舞台用語で「舞台の床下の装置を設置したり通路にもなる空間」とする意味を持つ。一説では「華やかな舞台の裏には常に嫉妬があり、それが怨念となった魔物が薄暗い舞台下に潜んでいる」と信じられていた話がある等、劇中のナラクに通ずるものが無くも無い。



  • 上記でも触れたが、声を担当するのは人気声優の諏訪部順一氏。氏はウルトラシリーズ初出演であり、以前ラジオ番組にてウルトラシリーズに出演したいとの旨を語っていた為、その念願が遂に叶った形となる(ついでに言えばライダー戦隊も含めた三大特撮への出演を全て成し遂げた事になる)。氏曰く、「かなり前からウルトラシリーズへの出演を狙っていたが、なかなかオファーが来なかった」との事で、事務所を通じて今回のオファーが来た際には、「これを逃したら誰かに役を取られてしまう」と考え、即座に快諾したとの事である。
    • 尚、リアルタイム世代だった事もあってかウルトラマンレオが好きでシルバーブルーメがトラウマとの事。また、レオの事は「大好きで戦いたいが好きが故に倒したくはないし倒されたくもない」と複雑な心境でもあるらしい。『運命の衝突』でのレオ兄弟戦闘シーンはある意味でそれをかなえた形と言える。
    • また、氏はウルトラシリーズへの愛着も中々に深く各種インタビューや映像ラジオ「ギャラファイトーク」でその深い愛着を窺える。
    • 特に「ギャラファイトーク」ではセブンの最終回や上記のレオへの拘りをスタッフからのストップが掛かるまでひたすら語っていた程。
    • 自身の演じるタルタロスへの愛も深く、冗談交じりとは言えその存在の便利さを説きながら「ずっと生かしておいてください」坂本監督に頼み込んでいた。
同じくギャラファイトークにて語られたことだが坂本監督によるとキャスティング会議の際に有名どころで声が強い声優さんに頼みたいなあとスタッフさんたちの間で話しておりその中でスタッフたちから諏訪部氏の名前が上がってきて今回タルタロスのキャスティングに諏訪部氏にオファーをしており 坂本監督も実際の収録音声を聞いて、絶賛しており、声優さんってすごいなあと評価していた。諏訪部氏がレオの話をした時も、諏訪部氏と歳が近いからか、かなり話があっていた。
  • ウルトラマン公式チャンネルの公式CMでは、サブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」の宣伝を担当している(サブスクのCMのナレーションを担当しているのが諏訪部氏である事から来たネタである)。この事からファンから「究極宣伝体」と呼ばれているとかいないとか。
    • その後は前述のサッポロ一番とのコラボなど円谷関連への出演が多くなっている。

  • デザイン画では細身となっていたが、スーツアクターの体形に合わせてボリュームのある造形となった。

  • 登場当初からその話題性と活躍で人気を高めていったがその一方で立体化には中々恵まれず、2021年10月にアブソリュートディアボロと共にソフビ人形が漸く発売された。

関連タグ

ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀
ウルトラシリーズ

ウルトラマンキング:超常的な能力の持ち主である点や酷似した容姿から関連性が疑われている。実際、アブソリュートタルタロスの気配を感じたキングは何か思う所があるかの様な反応を見せているが…?

ウルトラダークキラー前作のボスキャラクター。こちらも自らの軍団ボスクラスの強敵を加えている。ウルトラヒーローズEXPO2021ニューイヤーフェスティバルではタルタロスの配下になっていた。

レイブラッド星人:ウルトラシリーズの究極生命体繋がり。ベリアルと関わりを持つ点も共通している…というか、第2章の件は完全にタルタロスにベリアルを横取りされた形になっている。
この「“ベリアルの乱”が起きなかった可能性世界」での彼が、どの様な道を歩んだのかは不明。

セレブロ:『Z』のメインヴィラン。ユリアンの一件の際に、彼と意図せず助け合う形となったが、後にセレブロのゲームで誕生したウルトロイドゼロの並行同位体を別の時間軸から調達して利用しており、この事からタルタロスは彼の存在とその暗躍を知っていた模様。

闇の三巨人:『トリガー』のヴィラン勢力。彼らの次元を訪れた際、エタニティコアに接触する為に三人を脅迫する形で不可侵条約を結ばせるが、結局翻意される。しかし、直接的な害を受けて憤るディアボロとは逆にタルタロス自身は大して気にしている様子は無く、報復等は一切考えず必要最低限の目的であるコアの調査を果たすと、長居せずに早々に引き上げた。この判断は正しく、後に三巨人はトリガーと人類に敗北。後の『デッカー』でカルミラは復活し、他の二人も精神体として出てくるも、一連の失敗もあってコアから手を引く事を決め、地球を去っている。

カーンデジファーアレクシス・ケリヴ別の円谷プロ作品における悪いドラえもん。第2章のベリアルをのび太に置き換えた場合、やっている事は完全にそれである

タイムジャッカー/スウォルツ:過去に干渉して仲間を集めるやり方が似ている。

ラヴリカバグスターウシロブシチューバロイド/チューバロイド2ランプシャドー:諏訪部氏がこれまでに演じた三大特撮のキャラ。

跡部景吾:諏訪部氏が演じたキャラクターの一人。「ザ・キングダム」のワードから跡部王国を思い出した視聴者も少なくなかった様子。

マルクト(モンスト):こちらも中の人繋がりで、名前の元ネタが「王国」である。自称「神をも超える存在」であり、初対面で毎回それを公言する傲慢且つ妙に律儀な所がタルタロスに似ている。

ドラコルル:『2021』版と中の人繋がり。個人の戦闘力は雲泥の差だが、お互いに「“シリーズ最強格”との呼び声が高い」「策略家として非常に頭が回る」等の共通点がある。

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