概要
母星が滅亡の危機に瀕したアブソリュートタルタロスが光の国に目をつけ、自分達アブソリューティアンの新たな母星にする事を企み、M78ワールドやその他並行世界を含めたあらゆる宇宙から宇宙人や怪獣を招集して襲撃を仕掛けた事件。
タルタロスは世界と時間を超える能力を利用し、マガオロチやルーゴサイトの様な宇宙クラスの災厄をもたらす怪獣達はおろか、本来なら既に滅びた筈のグア兄弟にレイバトス。そして、挙句の果てにはウルトラマンベリアルとウルトラマントレギアの同位体までもを召喚。
そして、正史では既に失われたアイテムの回収や、伝説のコスモ幻獣拳を利用する為に過去の事件に介入して更なる惨劇を引き起こす等、その戦火は光の国だけではとても収拾できない規模へと拡大していく。
これを危惧したウルトラの父は、対アブソリューティアンの精鋭チームの結成をウルトラマンゼロに任せるが、既にコスモスペースやフューチャーアース等にもタルタロスの干渉による影響が出ており、戦いは新世代ヒーローズやデラシオンの使者であるコスモスやジャスティスと言った、別次元のウルトラ戦士達をも巻き込み、かつてのベリアルの乱の時よりも壮絶なものとなっていく。
ユリアンがタルタロスの人質として光の牢獄に囚われてしまい、更にこの混乱を利用して宇宙警備隊を出し抜く者も現れ、同時期にはデビルスプリンターによる事件も立て続けに発生するなど、事態は悪化の一途を辿っている。また、宇宙警備隊はアブソリューティアンの対処でほとんどが出払っており、タルタロスの軍団と戦っていたグリージョやトライスクワッド、ゼットを除く他のニュージェネレーションの面々はデビルスプリンターの対処で応援に行ける状況ではなく、光の国の警備に人員を裂くことが出来なかった。
そればかりか、アブソリューティアンは光の国以外の別宇宙の地球にも侵略の魔手を伸ばしており、更なる混迷が予見されつつある。
『運命の衝突』では、1度体制を立て直すべくギャラクシーレスキューフォースがタルタロスのナラクの解析とユリアン王女レスキュー隊のメンバーの選抜、トライスクワッドは、ゼロが行っていたウルトラリーグのメンバー集めの引き継ぎ宇宙警備隊はリブットを呼び戻しアブソリューティアンの監視と行動を開始した。そして後半、惑星ブリザードでのウルトラマンとアブソリューティアンの信念をかけた戦いの中、タルタロスとアブソリュートディアボロ、リブットは行方不明となり、アブソリューティアン側はリーダーを失ったことで動けず、ウルトラマン達も度重なるタルタロスとの戦いでダメージを受け、一時停戦状態となった。
ウルトラマン達は体勢を建て直しタルタロス戦で受けたダメージとエネルギーの回復に務め各々の任務に戻り、ウルトラリーグの正式メンバーの選抜とアブソリューティアンとの決戦に備えた。
しかし、タルタロス達は偶然にも侵攻を企てていた別次元の地球へと漂着しており、その世界に存在する超エネルギー=エタニティコアに接触するべく暗躍を開始。
駆け付けたリブットとウルトラマントリガーによって撤退に追い込まれるが、コアに関する調査など必要最低限の目的を果たし、ザ・キングダムへと帰還する。
そして、帰還して早々に暗躍を再開したタルタロスは、何故か自分達の脅威にもなりかねない筈のレイブラッド星人の怨念を並行同位体として現世に解き放ち…?
その後もエタニティコアのあった時空の未来の世界でも戦力確保のためとある惑星で大きな花の状態で眠っている状態にあったモネラ星人を仲間にするために手下を差し向けて覚醒を促すもウルトラマンダイナ達の妨害を受けるが終盤ではディアボロとティターンと共にウルトラマンと戦うも既に流石のタルタロスでも手に負えない状態になっており花の正体を分かってなかったダイナ達に問われると回答を濁してそうそうに引きあげている。
関連タグ
ウルトラギャラクシーファイト ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀 ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突 ウルトラマントリガー
ダークロプスゼロ、ダークスパークウォーズ、ギャラクシークライシス:同じく並行宇宙を巻き込む大規模な事件。