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ゲネガーグ

げねがーぐ

「ゲネガーグ」とは、特撮ドラマ『ウルトラマンZ』に登場するウルトラ怪獣。
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データ

別名凶暴宇宙鮫
身長67m
体重6万t
出身地不明(恐らく宇宙のどこか)

初登場:『ウルトラマンZ』第1話「ご唱和ください、我の名を!」

概要

ゲネガーグ


『ウルトラマンZ』第1話「ご唱和ください、我の名を!」に登場した宇宙怪獣
別名通り、地球のサメによく似た怪獣だが、二足歩行かつ身体の真横と尻尾の付け根辺りに爪の生えた鰭があり、どことなくワニにも見える(昔はサメのことを“ワニ”とも呼んでいたので強ち間違いでもなかったりするが)。また鼻先に包丁のような角が生えている
後述する生態故、争いに身を置くことが多いためか、体のあちこちに赤い傷跡のようなものが見受けられる
眼は一見白目のように見えるが、よく見ると実はちゃんとがある。
平成ウルトラ怪獣のような生々しさを持つ一方、昭和ウルトラ怪獣を彷彿とさせる独特なスタイリングが特徴である。

ウルトラマンゼット 怪獣図鑑1


巨大な口で何でも飲み込んでしまうという悪食な怪獣で、飲み込んだものを吐き出して攻撃することもできる「ゲネヴォミット」という技を持つ。悪食家であるという設定は伊達ではなく、小惑星のほか、なんとブルトンまでも飲み込んでいた。

凶暴宇宙鮫ゲネガーグ!


武器として鼻先の刃物上の角を振り回し、背中からのジェット噴射によって地上・宇宙空間を問わず高速で突撃する戦法を得意とする。また背中と側面の鰓状の穴から拡散光弾「ゲネパラサイトボム」を撃ちだし、口からは紫色の破壊光線「ゲネバスター」を吐く。

劇中の活躍

堂々と光の国を襲撃してウルトラゼットライザーウルトラメダルを飲み込んで逃亡し、ゼットとウルトラマンゼロの追撃を受けることになる(回想シーンでは、光の国の怒涛の光線・光輪攻撃を物ともせず全て突っ切って両者が保管されていた施設を襲撃していた)。

戦闘の最中、(意図して行ったのかは不明だが)飲み込んでいたブルトンを吐き出しゼロを異空間に放逐。その後は地球に狙いを定め、ゼットに追われながらも地球に降下する。
同じく降下したゼットとナツカワ・ハルキの搭乗するセブンガーを相手に2対1でも圧倒し、更には避難所へ向かい、避難所を守ろうとするゼットとセブンガーを一方的に痛めつけて敗北寸前まで追い詰めるも、ゼットとハルキが一体化しアルファエッジウルトラフュージョンすると劣勢になり、一度はジェット噴射による突撃を仕掛けて一矢報いたものの、最後は上空で放った破壊光線をゼスティウム光線に押し返されて爆発・炎上し、そのまま地上に墜落して木っ端微塵になった。

その後、ゲネガーグの飲み込んでいたメダルのいくつかは回収され(エースとタロウのメダルはハルキが、初代ウルトラマンはヨウコが、ティガとダイナとガイアは何者かがそれぞれ拾った。しかし映像では最低でも10枚以上メダルと思しき光が飛び散っている)、爆散したゲネガーグの残骸も怪獣研究センター生化学研究所のメンバーによって回収・処理されたが、地球に来る前にウルトラゼットライザーと共にどこかで寄生生物セレブロをも飲み込んでいたらしく、残骸処理に当たっていたカブラギ・シンヤが寄生されてしまうこととなった。

また、ゲネガーグの襲来に触発されたのか、これ以降世界各地で大型怪獣の動きが活発化したことが第2話で語られている。

ハルキとゼットに致命傷を与えて一心同体とならざるを得ない状況を作り出したり、地球がセレブロの脅威に晒される間接的な要因になったり、地球の各地で眠っていた大型怪獣を目覚めさせる原因になったりと、物語が動き出す大きなきっかけを作った、正に“始まりの敵”に相応しい役割を果たした怪獣と言える。

また、この怪獣もまたデビルスプリンターの影響を受けていたとされているようだが……?

ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀』では、光の国を襲撃した際の状況が詳しく描かれた。
ゼットとゼロはウルトラ戦士たちと共にユリアン王女の救出に挑んでいたが、それも空しくユリアン王女はアブソリュートタルタロスに誘拐されてしまう。ヒカリから『ゲネガーグによってゼットライザーとウルトラメダルが強奪』との緊急連絡が届いたのは、ちょうどその直後だった。
この時、光の国はタルタロスの暗躍の影響でゼロや80メビウスなど精鋭の一部が出払っていた上、ウルトラ6兄弟もその配下との戦闘後、デビルスプリンターの調査に新世代ヒーローズも参加していた事からもわかるように割ける戦力にも余裕がない状態であったため、完全にその隙を突かれる形になっていたのである。

セレブロとの関係

物語の起点となったゲネガーグだが、実はセレブロに意識を乗っ取られており、操り人形として光の国襲撃や地球来襲を行ったのではないかとも見られている。
セレブロが寄生した三人は左目が赤く光るという特徴が顕われていたが、第一話冒頭のゲネガーグも同じく左目が赤く発光する演出がなされていたためである。

また、最終版でセレブロの恐ろしい企みが明かされて以降、

  • 背中のジェット噴射
  • 誘導弾のようにも見える鰓からの「ゲネパラサイト・ボム」
など非生物的な特徴を備えていたことも相まって、ファンの間では「ゲネガーグもまた、別の惑星で生み出された最強の兵器だったのではないか?という憶測が飛び交うようになった。
憶測の域は出ないが、この怪獣もまたセレブロの哀れな被害者だったのかもしれない。

『UGF大いなる陰謀』最終話公開後は、一部で「セレブロは宇宙警備隊がタルタロス対策に気を取られている事を察知してゲネガーグに寄生し、襲撃に及んだのではないか」とする説も出されている。もちろん、たまたまタイミングが被ってしまっただけという可能性もあるが。

余談

デザインは、マガバッサーゼッパンドンなどのニュージェネ人気怪獣を生み出した楠健吾氏が手がけた。

本来ならば、『タイガ』劇場版にてグリムドがゲネガーグより一足先に映像デビューを果たす予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う映画の公開延期の影響で順番が逆転する事態となった。

ウルクロ最終回お疲れ様&ウルトラマンZ来週からスタート



尚、第2話で基地のモニターで確認されたゲネガーグの影響で活性化した怪獣はゴルザマジャバデッパラスギールベドランギガンテスザンボラーゲスラの模様。

スーツはマガタノオロチの改造。
元はラスボスの怪獣が最初の敵怪獣に生まれ変わるという非常に数奇な運命を辿ることになった。
田口氏曰く「セブンガーを新造する都合上1話怪獣を新造できない可能性が出てきたため、再登場が難しい設定だし、してほしくもない怪獣なので産みの親として生まれ変わってもらった」という予算上の都合との事。
ぱっと見では全然分からないのでゾアムルチマガジャッパや、ザイゴーグスネークダークネスのように皮を剥がして骨組みのみを流用したと思われる。また、大きな口を生かすため、鮫モチーフの怪獣となった。



関連タグ

ウルトラシリーズ
ウルトラ怪獣 宇宙怪獣
ウルトラマンZ
一話怪獣(ウルトラシリーズ)

サメクジラ:ウルトラシリーズにおける元祖サメ怪獣(ただしクジラとの複合デザイン)。
ゲオザーク:『ティガ』に登場したロボット怪獣。サメモチーフなのはもちろん、見た目や名前などどことなく似た要素が多い。

ベムラー:一話怪獣こと始まりの敵の筆頭とも言える宇宙怪獣。ウルトラ戦士に追われて地球にやってきたと言う点は同じである。
パワードバルタン星人:始まりの敵にして、追跡してきたウルトラ戦士とほぼ同時に到着、それと同時に地球に対して敵対行動をした結果、ウルトラ戦士と防衛チームが共闘するキッカケになった点が共通する。
コッヴガイアの始まりの敵にしてゲネガーグ同様に地球に眠っていた怪獣達を活性化させた。
ヘルベロス前作の第1話で登場した新規怪獣。
マガバッサー前回の田口監督メイン作の第1話怪獣で、デザイナーも同じ。
デマーガ:こちらも田口監督メイン作の第1話怪獣。口以外から光弾を放つ点でも共通している。
ディノゾールメビウスの宇宙から来た第1話怪獣で、こちらはなんでも切り裂いてしまう。

ギロン:他シリーズの怪獣。頭部の包丁のような角繋がり。
フカマル:こちらもサメモチーフで、寸胴気味な体型などが似ている(角はないが)。ちなみに、こちらも進化すると飛行能力を獲得する
サメハダー:こちらも寸胴体型のサメのキャラクター。お尻の穴から海水を噴射し高速で移動できるという似た生態を持つ(ゲネガーグは背中からだが)。

カービィ:何でも飲み込んでしまう、別名「ピンクの悪魔」。宇宙からやって来たという共通点もある。

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