データ
初出 | 第3世代 |
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タイプ | ノーマル |
威力 | 100(第3世代)→-(第4世代~) |
命中率 | 100 |
PP | 10 |
分類 | 特殊 |
範囲 | 単体 |
直接 | - |
効果 | たくわえるを使った回数に応じて威力が上がる。たくわえるの効果は消える。 |
英語名 | Spit Up |
概要
第3世代から存在する技。
蓄えてきたものを一気に吐き出して相手を攻撃すると言う、なんとも(物理的に)汚い技。
習得者は勿論たくわえるとセットで覚える。
しかし、たくわえたものを出してしまうと言う点がこの技最大の難点。
事実上たくわえるとセットで習得しなければ完全に腐り、しかも吐き出してしまうとたくわえた分は0になってしまう。
何の追加効果もなかった第3世代はともかく、たくわえる事で防御・特防が上昇するようになった第4世代以降では防御面上昇効果も消える為むしろ吐き出す事はデメリットになっているのが痛すぎる。
その為、この技の採用率は低い。
ちなみに初登場した第3世代では、タイプ一致で使えるポケモンがおらずスキン特性にも乗らなかったが、第7世代ではプリンとネッコアラが登場。進化系のプクリンであればはかいこうせんのデメリットを嫌う場合、貴重な威力の高い特殊ノーマル技として最後っ屁で使えないこともないが、ネッコアラは元々特攻は低い上ただでさえ低い耐久力を再度戻すメリットは薄いので使いづらい。
第8世代では新たにホシガリス系統が追加されたが特攻が低い為、使われずじまい。
ところがどっこい、この動画にて使い道を見出した猛者がいる。
https://www.youtube.com/watch?v=k8U5bln6chE
具体的にはあまのじゃく持ちラブトロスがいやしのねがいを使い、故意に倒れて、アローラベトベトンがかがくのちからであまのじゃくをコピーし、そこで吐き出して反撃も兼ねながら、本来元に戻る、つまりダウンするハズの3段階分もあまのじゃくのおかげでアップダウンを逆転させ、限界まで積み切るコンボを開拓してしまった。
ロマンの域を出ないというか、常人では使いこなすのは難しいと思われるが、一度ハマったら強いを地でいくコンボなので、のみこむともども全く使えない技というわけではないことが証明された瞬間である。