概要
ウルトラマンゼットがウルトラゼットライザーを使いウルトラメダルに宿る歴代ウルトラ戦士の能力を借りて姿を変えるタイプチェンジに相当する能力。
それまでのフュージョンアップやフュージョンライズが2人のウルトラ戦士の力を活用するのに対し、この形態では3人のウルトラ戦士の力を活用する。
歴代ウルトラ戦士の呼び方は、それぞれの形態で異なる。
ゼット自身の力量はゼロから「三分の一人前」と言われてしまうようにまだまだ未熟であり、それを補う役割を担っている(1/3×3で一人前、もしくはゼット、ハルキ、ウルトラメダルで一人前になる)。そのため、ゼットはハルキと一体化して以降、専らフュージョン形態で戦っており、事実上ゼットの戦闘における基本形態。
オリジナルのゼットよりも高い戦闘能力を誇るが、変身時における条件と同じようにハルキとゼットの気持ちが一つになっていないと戦闘がままならず、最悪ウルトラフュージョンが解けてしまうという明確な弱点が存在する。また、戦闘で大ダメージを受けた場合でもウルトラフュージョンが解けてしまう描写がある。
ニュアンスは異なるが、前々作のウルトラマングルーブ、前作のトライストリウムに続き3作連続で3人合体が登場する事となる。
これまでのような、アイテムをスキャンした瞬間にウルトラマンの姿が現れるという演出はゼットではないが(ジードの場合は演出がある)、代わりにぐんぐんカットの最初に3人のウルトラマン達が飛び交うという演出がある。
ウルトラフュージョン一覧
※はウルトラマンフュージョンファイトオリジナル形態。
詳細は各項目を参照。
ゼット
師匠たちの力を借り、宇宙拳法秘伝の神業を操るゼットのスピード形態にして、基本形態。
偉大な兄さん達の力を借り、真っ赤に燃える勇気の力を操るゼットのパワー形態。
輝ける先輩達の力を借り、変幻自在神秘の光を操るゼットの超能力形態。
ゼロ師匠、ジード先輩、そして先輩のウルトラやばい父親の力を借りるゼットの最強形態。
ジード
ウルトラマンギンガ+ウルトラマンエックス+ウルトラマンオーブ
ジードライザーが破損し、フュージョンライズが使用不可能になったジードが得た新たな姿。
ゼロ
初代ウルトラマン+ウルトラセブン+ウルトラマンエース
玩具版ではレイトのウルトラアクセスカードを使って再現可能。
余談
名称自体はこれが初出ではなく、DXオーブリングやDXジードライザーではウルトラマンギンガビクトリーへの変身時にウルトラフュージョンと発声するほか、『ウルトラマンフュージョンファイト!』では特に名称がない合体変身をウルトラフュージョンと呼んでいた。
関連項目
ウルトラマンZ
フュージョンアップ:ウルトラマンオーブにおけるフュージョン能力の名前で、メタ的な視点でいえばフュージョン系能力の元祖。基本的には2人のウルトラマンの力を使う点で異なる。
フュージョンライズ:同じくフュージョン能力の名称。ただし、こちらは敵味方共通の能力である。
ウルトラマングルーブ:3人のウルトラマンが合体する戦士。こちらはスーパーウルトラマンである。
トライスクワッド:3人のウルトラマンが合体する繋がりで、トライストリウムという形態がある。グルーブ同様にスーパーウルトラマン。
オーブトリニティ:ある意味でゼットのウルトラフュージョンの先駆け。