概要
能力のバランスが取れている基本形態。刃状の技を始め、多彩な必殺技を扱う事に定評が有る。野球や剣道などアスカがこれまでに習得した競技の動きを取り入れる事もある。
ウルトラマンティガのマルチタイプに相当するが、カラーリングはティガよりも派手になっている。
能力はティガと比べて、初代ウルトラマンを思わせるものが多い。
ストロングタイプほどパワーに特化しているわけではないが、それなりに力もある為、この姿でアーストロンやキングシルバゴンといったパワーファイターを投げ飛ばしたりとマルチタイプに比べてパワフルな戦い方をするのが特徴。しかし、21世紀に入って以降の作品では変身者であるアスカの精神も成長したのか、アーストロンのマグマ熱線を素手で弾いたりと戦闘スタイルも冷静さが増したものとなっている。
スピードも速く、マリキュラ戦ではサッカーボールよろしくフラッシュキックで蹴飛ばし、飛んで行った方向に瞬間移動しては更に蹴り上げてフィニッシュにバレーボールのアタックを決めるシーンも見られた(叩きつけられたマリキュラは地面を抉りながら転がって行き、摩擦熱で炎を起こしていた)。
データ
飛行速度: | マッハ8 |
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走行速度: | マッハ3 |
水中速度: | マッハ2 |
潜地速度: | マッハ2 |
ジャンプ力: | 1000メートル |
握力: | 60000トン(人間換算で60キロ) |
キャラソン: | いまこそフラッシュ |
必殺技
スペシウム光線と同じ構えで放つ。命中後にオレンジ色(第10話までは青色)のリングのエフェクトが出るのが特徴(他のウルトラ戦士との合体攻撃やハイパーゼットン ギガント戦やグア・スペクター戦など、部位破壊のみの場合はリングのエフェクトが出ない場合もある)。エース以降のウルトラマンは光線使用前に「溜めポーズ」を取ることが殆どだが、この技はそれがなく非常にシンプルである(あっても振りかぶるようなモーションが入る程度)。
- 強化ソルジェント光線
ティガのゼペリオン光線と同様に発射前にポーズを取り、エネルギーを溜めて放つ。映画『光の星の戦士たち』で初使用
詳細はリンク先を参照。
亜種として、ゾンバイユとの戦いでは両腕に光球型エネルギーを作り出して叩きつける技を披露している。
- フラッシュ光弾
かめはめ波の様なポージングで手から虹色の光弾を放つ。素早く発射する事が出来、グロッシーナの体内から湧き出たサイクロメトラを倒した。
- ダイナスラッシュ
八つ裂き光輪の如く円盤鋸カッターを放つ。ギャビッシュの尻尾を切断した。
なお、グライキスに使用した際にはゼットンよろしく、無効化されてしまった。
ウルトラマンゼット(ガンマフューチャー)のガンマイリュージョンで呼び出されたダイナはこれをウルトラマンエースよろしく近接武器にしていた。
- フラッシュバスター
突き出した右腕から放つ破壊光線。スフィアやネオガイガレードに対して使用した。
スフィアに使用したのは薙ぎ払いタイプとなっている。
ティガ同様、M78星雲とは縁の無いウルトラマンながら放つことができる。
ソルジェント光線と同じ構えで放つ。エフェクトは光弾状のエネルギーを連射する形だったティガとは違い、原典に近い短い無数の光の筋となっている。ただし光はやや青みがかっている。
媒体によっては単にエフェクトが違うソルジェント光線として扱われることもある(効果音自体はソルジェント光線とそう変わらないため)。
ちなみに、ゴルザⅡ戦ではこれを放つ前にソルジェント光線を放っているが、そちらは吸収によって無効化されてしまっている。
- ハンドスラッシュ
FE3でのみ使用。ティガのハンドスラッシュと同じ技。
シルバック星人に対してはこれと思しき技を使用して撃破しているが、こちらの場合は下記のビームスライサーの可能性が高い。
因みにミラクルタイプもデビルファビラス戦で同じ技を使っている。
ソルジェントエネルギーを叩き込む技(正式名称不明)
体内のソルジェントエネルギーを球状にして両手に持ち、それで敵を殴りつけるように攻撃する。ゾンバイユを倒した。
- ビームスライサー
右腕から放つカッター状の光弾。主に牽制に用いるが切断力は高く、繰気弾のように操りナースの体節を一発で纏めて切り払い撃破してみせた。
また前述したようにシルバック星人にはこの技を使用して撃破した。
第2話ではタメポースを取ってエネルギーを集約してから放っている。
高速で連続発射も可能と使い勝手の良い技だが、ゾンボーグの光線と鍔迫り合いとなった際には、威力が足りなかったのか、逆に押し切られてしまった。
- フラッシュサイクラー
両腕に溜めた青白いエネルギーを大型の三日月状にして放つ光のカッターで、両腕または片腕だけを突き出して発射する。
ネオダランビア戦ではビームスライサーとの連続攻撃で亜空間バリアを剥ぎ取った。『ウルトラマンデッカー』でもスフィアジオモス相手に同様の戦法を見せた。
- ウルトラバリア(ウルトラバリヤー)
3タイプ共通の能力。光の壁を作って敵の攻撃を防ぐ。
ギャンザーに使用した円形バリヤータイプは敵の光弾を反射できる。小窓タイプはギャビッシュに対して使用したが、敵の光弾を数発浴びただけでヒビが入り、割れてしまった。ユメノカタマリ戦では波立った青緑色のバリヤーを展開し、念力で押し返そうとしたが、逆に押し切られてしまった。
オーブ、ガイア、アグル、コスモスと力を合わせて強化する事もできる。ダイナバリアとも呼ばれる。
両腕を合掌させて突き出し、水流を発射。
- ウルトラバルーン
赤い風船状のエネルギー体を作り出し、赤い物に興味を示すバオーンを誘導した。
- 移動能力
初代ウルトラマンと同様のテレポーテーション能力(ダイナテレポーテーション)や、ワームホールを発生させて瞬間移動するトゥインクルウェイが使用できる。光の国のウルトラ戦士同様に光の球にも変化でき、彼の場合は水色となっている。
グランスフィアとの戦い以降、別の宇宙に移動する能力を習得しているらしく、今現在も様々な宇宙を飛び続けている。
- フラッシュチョップ
チョップ技の総称。
向かってきたゴルザⅡに対してカウンターの要領で使用し、大ダメージを与えた他、グライキスの頭頂部に寄生していたスフィアを破壊した。
- フラッシュパンチ
ストレートパンチやアッパーカットなどのパンチ技の総称で、ヒマラに対しては指パッチンで気を引いた隙にアッパーカットで空高く吹っ飛ばして見せた。
- フラッシュキック
ストレートキックや飛び蹴り、連続蹴りなどの蹴り技の総称。
- ハリケーンスウィング
投げ技。敵の尻尾などを掴んで力一杯振り回し、敵を投げ飛ばす。
そのままソルジェント光線に繋ぐといったコンボも可能。
- ウルトラレッグホイップ
足を使って敵に巴投げを浴びせる。
- ウルトラ・ホイッパー
相手を持ち上げ、地面へ投げつける技。
- ウルトラヘッドロック
相手の首を絞めてダメージを与える。
ディプラスとの戦いで使用。
- フラッシュホイップ
突き出した両腕で敵を突き飛ばす。
グロッシーナとの戦いで使用。
- スパイラルバースト
プロテクターにエネルギーを集めて右腕を突き出し、波動弾を撃ち出す。
『THE_ORIGIN_SAGA』で初使用。
- ダイナチャージング
『ウルトラマンサーガ』で使用したエネルギー付与光線。
『デッカー』ではこれとほぼ同じポーズ&光線で、デッカーにティガとダイナのウルトラディメンションカードを託している。
- フライングダブルパンチ
ティガと同時に発動。拳を突き出しながら敵に突進する技で、命中すると爆発が起こる。クイーンモネラに対して使用した。
- ウルトラダブルスライサー
ティガと同時に発動。青い光線を放ち、クイーンモネラの触手を切り裂いた。
スライサーと名が付くが断続的に光弾を放つ技でも、カッター光線を放つ技でもない。
ゼペリオン光線と共にチャージ版のソルジェント光線を発射する。
258mもの巨体を持つクイーンモネラに止めを刺した。
ウルトラマンゼット・ガンマフューチャーの技の一つであるガンマイリュージョンで幻影として召喚された際にはガイアのフォトンストリームを加えたバージョン(『ウルトラマンフュージョンファイト!』では『TDGスペシャル』と呼称されている)をデストルドス相手に披露したが、効き目がなかった、この時は幻影だから本来の威力が出せなかったのだろうか(それでも多少怯ませることはできたが)。
- ウルトラスルーアイ
透視技。ミラクルタイプも使用できる。
曖昧さ回避
- 「ウルトラマンデッカー」に登場するウルトラ戦士、ウルトラマンデッカーの基本形態については、「フラッシュタイプ(ウルトラマンデッカー)」の項目を参照。(※なおダイナの同形態との区別のため、イラスト投稿の際「フラッシュタイプ(ウルトラマンデッカー)」タグを推奨する。)