データ
別名: | 超古代怪獣 |
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身長: | 62m |
体重: | 7万t |
出身地: | 霧門岳 |
スーツアクター: | 三宅敏夫 |
概要
第43話「あしなが隊長」に登場。
ティガと2度に亘って激戦を繰り広げたゴルザの細胞が、何者か(スフィアである可能性が示唆されているが、真相は不明)に命を与えられて強化再生したと思われる個体で、前回ティガに亡骸を沈められた霧門岳から再び出現する。
顔が小さめになり、目が鋭く白目がちになっているのが特徴。
また以前の強化ではパワータイプに押し負けてしまった為か、体は更に大きくガッシリとしたものになった他、胸から腹にかけてなど一部のディティールにも変化が見られる。
武器も額から放つ超音波光線から口から放つ赤い光線に変わっており、光線吸収能力も以前のようにエネルギーに変換するだけでなく吸収した光線に自身の熱戦を加えて強化して撃ち返す事が出来るようになった。
更にダイナとの戦闘では余裕を見せて挑発するような動作を行うなど、力だけでなく知能も大きく上がっているようである。
一言で言えば平成ゴジラっぽくなったゴルザ。
スーパーGUTSの追従式ネオドリルビームを受けて地上に出現。出現の際の陥没でTPC地上部隊を半壊させ、スーパーGUTSの攻撃も効果無く、口からの光線で地上部隊を破壊する。復活前と同様の光線吸収能力やパワー、熱線を駆使しダイナを苦しめたが、最後はヒビキ隊長の言葉を思い出し冷静さを取り戻したダイナのフラッシュチョップを受けて負った傷口に光線(スペシウム光線かソルジェント光線)を受けて倒された。
余談
着ぐるみは新造。当初は、新規デザインのゴルザが用意されていたが、監督のアイデアで造形スタッフでオリジナルのゴルザをアレンジしている。ゴジラを意識したデザインアレンジがなされており、初代と比べて頭部が小さく、腕が大きくなっている。
第43話の原案および特技監督を務めた満留浩昌は、脚本を通すための策略として人気怪獣のゴルザを登場させたが、シナリオ会議では狙いとは逆に「ゴルザである必要性」を問われてしまったという。満留はそれに対して「人気怪獣が出ればお客さんも喜ぶ」と通したが、「作戦ミス」だったと述懐している。
上述の通りスフィアの関与が仄めかされているが、ゴルザ復活の謎は劇中では結局明かされなかった。ただし、一部児童誌等では明確に「スフィアによって復活した」とされていたりする。
関連タグ
スフィアメガロゾーア…『ウルトラマントリガー』のラスボスメガロゾーアが、続編『ウルトラマンデッカー』で宇宙浮遊物体スフィアを利用して復活した存在。「続編で復活した前作のヴィラン怪獣」という点でゴルザⅡと似た様な立ち位置だが、スフィア絡みが明確になっているのを始め、様々な点で対比になっている。