データ
別名 | 超巨大植物獣 |
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身長 | 258m |
体重 | 108万t |
出身地 | メトロポリスK3地区 |
概要
デスフェイサーを失ったモネラ星人が、モネラシードと融合して誕生した超巨大怪獣。ティガとダイナの5倍以上の大きさを持つ。
身体の両側に左右6本ずつ、合計12本の触手を持っており、そこからは破壊光線「テンタクルズボム」を発射する。頭頂部から発射する拡散光線「クラウンビーム」は周囲3kmをリング状に壊滅させる威力を持つ。地底から触手を伸ばして相手を絡めとることもできる。
最大の武器は、触手でとらえた相手を腹部の檻の中に閉じ込めて高圧電流「QMバスター」で倒すという戦法。
その圧倒的な巨体と戦力で「クイーン」という名にふさわしい威力と恐怖を人類に与えた。
ディプラスやゴッドジャギラと同じく、ダイナ・ストロングタイプを圧倒した数少ない相手である。
弱点は地面に根を張っているため動くことができないという事。
劇中での活躍
デスフェイサーを倒したウルトラマンダイナを地底から伸ばした触手で拘束し、モネラシード内のモネラ星人が融合することによって誕生。
クラウンビームで周囲3kmをリング状に破壊し、ダイナを腹部の檻に閉じ込めて自由を奪うとQMバスターで倒してしまい、人類に絶望を与えた。
だが、最後まで希望を捨てなかった子供たちや街の住人達の祈りに答えてウルトラマンティガが降臨。ティガによって檻を破壊され、エネルギーを与えられたダイナの復活と脱出を許してしまう。
地底から触手を伸ばして二人を苦しめるも、スーパーGUTSの攻撃で触手を切断され、ティガとダイナの合体攻撃で左側の触手を破壊され、フライングダブルパンチを顔面に受ける。
最後のあがきとしてクラウンビームを発射しようとするも、ティガのゼペリオン光線とダイナのソルジェント光線の合体攻撃TDスペシャルを受け消滅した。これにより、モネラ星人も全員倒された。
余談
ウルトラシリーズ劇場版初の超巨大怪獣である。
この事件はTPCに大きなショックを与えたらしく本編第49話にて、ゴンドウ参謀がアスカ・シンに見せた「人知を超えた怪物ども」の一体としてかなり大写しでモニターに映っている。
その人気の高さから1998年当時のウルトラマンショーでも度々登場する事になったが、その際は大型バルーンと地上からの操演で演出していたと言う。
ソフビ
クイーンモネラのソフビは劇場公開に合わせて発売された『リアルファイティングセット』にティガ、ダイナ、モネラ星人とセットで入っていた。
しかし2021年に『ウルトラマンクロニクルZヒーローズオデッセイ』の放送に合わせてか、同年3月にウルトラ怪獣DXでクイーンモネラが発売された。