データ
第40話「ジャギラの樹」登場
別名 | 身長 | 体重 | 出身地 |
---|---|---|---|
宇宙魔樹 | 59m | 4万8千t | ジャギラ星(森野神社) |
概要
200年前に宇宙から飛来(あるいは地球へと送り込まれた)宇宙植物ジャギラの樹にジャギラ星人と代々ジャギラの樹を守る家系に生まれた神保紀子が取り込まれ一体化した事で誕生した怪獣。
ジャギラ星人曰く「自身の超能力と紀子の生命力が一体化した完全なる神」らしい。
腹部に花が咲いた二足歩行するガジュマルの木のような姿をしており、その行動はジャキラ星人の意思によってコントロールされている。
同化したジャギラ星人の意思を受け、地球を母星“ジャギラ星”と同じ環境(植物の星)にするために暴れ回る。
根や蔦を手足のように自在に操る事で蛇のように地面を這わせて地上にいる敵対者を攻撃する。また、花弁から吸い込んだ人間を操る事ができる黄色い毒花粉を散布することも可能で、操られた人間は目が緑色に光るという特徴を持つ。
その他、体から赤い破壊光弾を発射することも可能で、接近戦ではこれと蔦を併せて太く肥大化させた両腕で敵を薙ぎ払う戦法を得意としている。
ウルトラマンダイナとの戦闘では体内に取り込んでいる紀子の為に反撃できないダイナを土中から伸ばした蔦で拘束し地面に叩き付けるなどの攻撃で追い詰めるが、取り込んでいた紀子を『バーストラリアット』で救出されると形勢は逆転。
最後は『ソルジェント光線』を受け緑色の炎を上げながらジャギラ星人諸共焼き尽くされて消滅した。
ジャギラの樹
200年前、隕石に乗って地球へと飛来した宇宙植物。
一見、どこにでもある御神木そのものの姿をしているが、その正体はジャギラ星から飛来、あるいは送り込まれた宇宙植物で花弁から人間を操る黄色い毒花粉を放出する。
操られた人間は樹の回りに集まり、その生命力を吸われてしまうが、ジャギラ星人は樹に操られた人間を自身のコントロール下に置くことが出来るようで、200年前にこの毒花粉を浴びた村人の一部は星人によって無意識下に『ジャギラの樹』の正体を探る者を排除するように仕向けられていたようだ。
余談
準備稿段階までのタイトルは「神の宿る樹」だった。