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ジード(ウルトラマン)

べりあるのむすこ

ここではウルトラ戦士のジードについて解説する。
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概要

ウルトラマンベリアル息子にあたる、若きウルトラ戦士
M78星雲人の血を引いた人物であるが、地球人少年朝倉リクとして自らの正体を知らないまま育てられてきた(元々光の国の住人は人間と限りなく近い見た目をした種族であったため、そこまで不自然な話ではない)。

主役ウルトラマンとしては初のダークヒーローの要素を含むキャラクターだが、「決められた自分のSTORY 抗うたび築くHISTORY」と主題歌のフレーズにある通り、悪のウルトラマンの息子という重すぎる宿命を背負い、時に苦悩しながらも、地球の平和を脅かす怪獣宇宙人たちとの戦いの中で仲間たちと共に成長して行く求道者の側面も併せ持つ。

ウルトラマンジード



変身アイテムジードライザーと歴代ウルトラ戦士の力を宿したウルトラカプセルを使い、様々な姿にフュージョンライズ(変身)する。
その他にも、第6話からは各形態共通の武器としてジードクローを使うようになる。

また地球人と一時的に融合したり、元は人間型の存在が後天的にウルトラマンの力を宿したりしている訳ではなく、まさしくこれが本来の姿である為か、最近の先輩の様に体内の謎空間インナースペース)に人間態が立っている様な描写はされず、ジードの顔に重なる様にリクの顔が浮かび上がると言う表現がされている。
ただし、ウルトラカプセル関連の描写をする際には周囲に細胞組織が蠢くような空間に立つリクが描写されたり、ジードクローの操作時にはリクが青い空間内に立っているなど、謎空間描写は回が進むにつれて増えている。

地球での活動限界時間は他のウルトラ戦士と同様、およそ3分。
さらに一度変身を解除すると約20時間のインターバルが必要になる
これがウルトラカプセルの問題なのか、ジード自身の問題なのかは不明。17話ではウルトラマンゼロが20時間のインターバルについて言及していたが、これがゼロビヨンド側のウルトラカプセルについての制限のことか、囚われていたジードの再変身のインターバルについて言及していたのかは不明。
このインターバルが存在するために、変身してすぐに戦いたいのにまだ時間がたっていないため変身可能まで待たなければならなかった例もある(その間に街に若干の被害が出てしまった)。

生まれたころから一般人として生活を送ってきたためなのか、戦士としてはまだまだ未熟な部分が多く、強敵を相手に苦戦を強いられたり敗北したりする描写が目立つ
しかし、記憶を頼りに光線技を放って一発で怪獣を撃破したり(あくまでかつての児童誌での設定であるが、本来、光の国では光線技を自在に使いこなせるようになるには相応の練習・訓練を積まなければならないと言う設定がある)、手に入れたばかりのカプセルの力を誰に教わるわけでもないのに自在に引き出して敵と戦闘したりと、時折父親譲りの優れた戦闘センスを見せてくれることもある。

名前の由来

ジード(GEED)という名前はリクがモアから教わった「ジード(ジーッとしてても、ーにもならない)」から名付け、それをレムが正式に登録したものだが、第17話ではペガの言葉で「それって私の……?」とモアに訊かれた際、照れ隠しなのかとっさに「『GENE』+『DESTINY《運命》』」が名前の由来」と答える。それでも「綴りが一致しない」レムに突っ込まれるも、直前にライハに言われた言葉を引用し、「『運命をひっくり返す』という意味で『GEDE』のDとEの順序を逆にして『GEED』」だと説明していた。
愛崎「解せぬ」

なお、運命をひっくり返さなかった場合の表記である「GEDE」の場合、ハイチのブードゥー教における死神であるゲーデなどのわりとネガティブな存在を意味するので、なかなか意味深長ともいえる。

容姿

フュージョンライズによって姿が大きく変わるが、ベリアルの遺伝子を受け継いでいるためか、目の形が父親と非常に似ており、ヒーローらしからぬ目つきの悪さが特徴。
ただし、ベリアルの目が赤っぽい色であるのに対し、ジードの目は鮮やかな青に染まっているという点が大きく異なる(とはいえ、ソフビではかなり濃い青になっているため、余計に悪役じみた顔つきになっているのだが)。

この悪人面のせいで、ジードは人々からベリアルと何かしら関わりのある存在であることを見抜かれ、怪獣と同様警戒されてしまうことになり、彼を苦悩させることになる。ゼロも初めて対面した際に(直前までかつてベリアルの配下であったダークロプスゼロが出現していた状況もあって)一瞬ベリアルと間違えてしまったほど。17話で闇堕ちしかけた際には目の色がベリアルと同等になったため、よりそっくりになった。

また、変身中リクは自分がどのような姿になっているか確認することができないため、最初の戦いが終わった後に街の大型スクリーンに映し出されたニュース映像を見て、初めて変身後の自分の姿を認識し、「あれが…僕……?」と大きなショックを受けていた。

ウルトラマンが味方かどうかを人類が初見で判断できず警戒するという展開自体はこれまでもなかった訳ではないが、ジードの場合は第3話でマスコミへ「自分が人類の敵では無い」という本人名義のメッセージをわざわざ送った事からも不信感の強さがうかがえる(その後も劇中ではジードの存在は賛否両論であり、第6話ではゼロと比較されてリクが不貞腐れる場面もあった)。
もしジードの世界に本格的な防衛チームウルトラマンを怪獣と同列の存在と考え、徹底的に否定、迫害する過激なマスコミ関係者がいたら、防衛チームに攻撃されたせいで負傷した末怪獣を取り逃がしたあの先輩マスゴミの浅ましい姿を見て、地球人全体に失望しかけたあの先輩のような事が起きたかもしれない……


基本フォームのプリミティブっぽいアクション、ソリッドバーニングロボットサイボーグ、そしていかにもエイリアンといった容姿のアクロスマッシャーと、全フォームには共通してミュータントモンスターらしい要素が取り入れられていると思われる。
また各形態には裏モチーフとしてニセウルトラマンの要素があるのでは?とも一部で言われていた(プリミティブはにせウルトラマン、ソリッドバーニングはにせウルトラセブン、アクロスマッシャーはカオスウルトラマンにせウルトラマンコスモスニセハンターナイトツルギ、など)。

各フュージョンライズ形態の共通点が顔とカラータイマーくらいしかなく、前作の戦士と同様、フュージョンライズとは別に真の姿が存在するかどうかについては不明で、変身時には一瞬ではあるがベリアル(アーリースタイル)のような姿が確認できるため、存在するのでは?とも言われたが出自や最強形態もフュージョンライズであった事もあり現状演出に登場するアーリースタイルは変身の過渡期として現れるだけの素体のような存在となっている。

先行登場

放送開始のおよそ1か月前、ウルトラファイトオーブ』最終回にて先行登場、事前の予告は一切なしでのサプライズ出演となった(あらすじに「衝撃のラスト」とだけ書かれていた程度)。

ラストシーンにて顔見せ程度の登場だったが、満身創痍となっていたレイバトスの前にプリミティブの姿で突如出現、レッキングバーストでとどめを刺した。

ジード自身、レイオニクスであるベリアルの血を受け継ぐ存在であるため、レイバトスは自身と同じレイブラッドの血を引く存在に引導を渡されたともいえる。

本放送開始前の作品で先行登場を果たすという事例は、平成ライダー等では割とよくあることであったが、ウルトラシリーズではジードが初めてである(最終的に実現してはいないがウルトラマンジャスティスが近い立場にあったことを示唆する書籍もあるが、脚本家の川上英幸氏はこれを否定している)。

あのベリアルの息子ということで大きな話題となったジードだが、母親はいったい誰なのか?
(最も、ゼロでさえいまだに明確な母親は判明していないが)、また、どういった経緯でM78星雲光の国ではなく地球で生まれ育つに至ったのか?などは多くの謎がある。

その詳細については、朝倉リクの記事を参照。

関連イラスト

ウルトラマンジード
決められた自分の物語―抗うため!!


ウルトラマンジード
ジード



関連項目

ウルトラマンジード ウルトラマンベリアル ベリアル親子
ウルトラマンパワード イーヴィルティガ…同じく目が青いウルトラマン。
ウルトラマンゼロ…父の宿敵。父親が誰なのか知らずに育ったという共通点がある。
ウルトラマンタロウ…父の旧友の息子。
ウルトラマンオーブ…前作。同じく2人のウルトラ戦士の力を借りて戦うウルトラマン。

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