概要
2019年9月29日からウルトラマン公式YouTubeチャンネルにて配信された特撮作品で、『ウルトラギャラクシーファイト』シリーズの第1作。全13エピソード。2020年2月にロング版が配信された。
時系列は劇場版『ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル』と『ウルトラマンタイガ』の間の物語となる。
ストーリーの概要に関しては「ゼロ」につながるニュージェネレーションヒーローたちが「ゼロ」を助けるために戦う。作中ではゼロの力を使った形態が一堂に会するシーンが描かれた。また、2019年はゼロが初登場して10周年の節目にあたる。
人間のキャラは一切登場せず、着ぐるみのキャラクターのみ登場する(これは海外展開するにあたって、吹き替え版を作りやすいという意図もあるため)。
そのため変身シーンやインナースペースは登場しない。タイプチェンジ時の演出もカットされているが一部では変身アイテムを使用した演出がある。
監督は『ウルトラ銀河伝説』、『ウルトラマンジード』の監督も務めた坂本浩一氏、脚本はファイトシリーズおよび新世代シリーズの総集編エピソードを手がけている足木淳一郎氏がそれぞれ担当する。
両氏は『ウルトラファイトビクトリー』から続くファイトシリーズコンビとなっている。
ディレクターズカット版
2019年11月にイベントで先行公開された、未公開シーンを追加・整理し一本化したバージョン。
2020年2月27日に発売されたソフト版(Blu-ray)に収録されている。
各ヒーローの戦闘シーン、会話パートの重要シーンなどが追加されているので配信版とはまた違った印象を感じる事が出来る。
主題歌はボイジャーの「Ultra Spiral」。
登場ヒーロー・ヒロイン
公式ホームページではウルトラヒーローズと表記されている
CVは日本語版/英語版
ニュージェネレーションヒーローズ
- ウルトラマンギンガ(CV:根岸拓哉/ピーター・ヴァン・ガーム)
- ウルトラマンビクトリー(CV:宇治清高/マイケル・ホセ・リーヴァス=ミクー)
- ウルトラマンギンガビクトリー
- ウルトラマンエックス(CV:高橋健介/マーク・スタイン)
- ウルトラマンオーブ(CV:石黒英雄/クリス・ウェルズ)
- ウルトラマンジード(CV:濱田龍臣/戸田ダリオ)
- ウルトラマンロッソ(CV:平田雄也/ジェフ・マニング)
- ウルトラマンブル(CV:小池亮介/ライアン・ドリース)
- ウルトラマンルーブ
- ウルトラウーマングリージョ(CV:其原有沙/ルミコ・バーンズ)
- ウルトラマングルーブ
その他のウルトラマン
- ウルトラマンリブット(CV:駒田航/イアン・ギブ)
※実写作品ならびに国産映像作品初登場。
登場怪獣
公式ホームページではヴィランズと表記されている
暗黒軍団
- ウルトラダークキラー(CV:外島孝一/エリック・ケルソー)
- ダークルギエル(CV:杉田智和/ガイ・ペリマン)
- エタルガー(CV:鈴木達央/ライル・カー)
- ウルトラマンエックスダークネス
- ウルトラマンオーブダークネス
- ウルトラマンジードダークネス
- ウルトラマンゼロダークネス
怪獣
- ウルトラマントレギア(CV:内田雄馬/マイケル・リース)
※:EPISODE:08までは青い巨人表記。
配信日程
話数 | 登場ウルトラマン | 登場怪獣 | 配信日 |
---|---|---|---|
EPISODE:01 | ウルトラマンロッソ、ウルトラマンブル、ウルトラマンジード、ウルトラマンエックス、ウルトラウーマングリージョ、ウルトラマンゼロ、ウルトラマンタロウ、ゾフィー、ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック、ウルトラマンエース | ウルトラダークキラー、ジードダークネス、エックスダークネス | 2019年9月29日 |
EPISODE:02 | ウルトラマンオーブ、ウルトラマンロッソ、ウルトラマンブル、ウルトラマンタロウ、ウルトラウーマングリージョ、ウルトラマンゼロ、ゾフィー、ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック、ウルトラマンエース | エックスダークネス、ジードダークネス | 10月6日 |
EPISODE:03 | ウルトラマンビクトリー、ウルトラマンリブット、ウルトラマンオーブ、ウルトラマンロッソ、ウルトラマンブル | ペギラ、ラゴン、エックスダークネス、ジードダークネス | 10月13日 |
EPISODE:04 | ウルトラマンギンガ、ウルトラマンビクトリー、ウルトラマンエックス、ウルトラマンオーブ、ウルトラマンジード、ウルトラマンロッソ、ウルトラマンブル、ウルトラマンリブット | ダークルギエル、エタルガー、エックスダークネス、ジードダークネス | 10月20日 |
EPISODE:05 | ウルトラマンギンガ、ウルトラマンビクトリー、ウルトラマンオーブ、ウルトラマンジード、ウルトラマンロッソ、ウルトラマンブル、ウルトラマンリブット、ウルトラマンタロウ、ゾフィー、ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック、ウルトラマンエース | ダークルギエル、ウルトラダークキラー、エックスダークネス、ジードダークネス | 10月27日 |
EPISODE:06 | ウルトラマンギンガ、ウルトラマンビクトリー、ウルトラマンエックス、ウルトラマンオーブ、ウルトラマンジード、ウルトラマンロッソ、ウルトラマンブル、ウルトラマンゼロ、ウルトラウーマングリージョ、ウルトラマンタロウ、ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック、ウルトラマンエース | ウルトラダークキラー、エックスダークネス、ジードダークネス、オーブダークネス、ダークルギエル、エタルガー、青い巨人 | 11月3日 |
EPISODE:07 | ウルトラマンギンガ、ウルトラマンビクトリー、ウルトラマンエックス、ウルトラマンオーブ、ウルトラマンジード、ウルトラマンロッソ、ウルトラマンブル、ウルトラウーマングリージョ、ウルトラマンゼロ | ウルトラダークキラー、エックスダークネス、ジードダークネス、オーブダークネス、ダークルギエル、エタルガー | 11月10日 |
EPISODE:08 | ウルトラマンギンガ、ウルトラマンビクトリー、ウルトラマンエックス、ウルトラマンオーブ、ウルトラマンジード、ウルトラマンロッソ、ウルトラマンブル、ウルトラウーマングリージョ、ウルトラマンゼロ | ウルトラダークキラー、エックスダークネス、ジードダークネス、オーブダークネス、ダークルギエル、エタルガー、ゼロダークネス | 11月17日 |
EPISODE:09 | ウルトラマンギンガ、ウルトラマンビクトリー、ウルトラマンエックス、ウルトラマンオーブ、ウルトラマンジード、ウルトラマンロッソ、ウルトラマンブル、ウルトラウーマングリージョ、ウルトラマンゼロ、ウルトラマンタロウ、ゾフィー、ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック、ウルトラマンエース、ウルトラマンリブット | ウルトラダークキラー、エックスダークネス、ジードダークネス、オーブダークネス、ダークルギエル、エタルガー、ゼロダークネス、ウルトラマントレギア | 11月24日 |
EPISODE:10 | ウルトラマンギンガ、ウルトラマンビクトリー、ウルトラマンエックス、ウルトラマンオーブ、ウルトラマンジード、ウルトラマンロッソ、ウルトラマンブル、ウルトラウーマングリージョ、ウルトラマンゼロ | ウルトラダークキラー、エックスダークネス、ジードダークネス、オーブダークネス、ダークルギエル、エタルガー、ゼロダークネス | 12月1日 |
EPISODE:11 | ウルトラマンギンガ、ウルトラマンビクトリー、ウルトラマンエックス、ウルトラマンオーブ、ウルトラマンジード、ウルトラマンロッソ、ウルトラマンブル、ウルトラウーマングリージョ、ウルトラマンゼロ、ウルトラマンタロウ、ウルトラマンリブット | ウルトラダークキラー、ゼロダークネス、ウルトラマントレギア、レッドキング、レッドキング二代目 | 12月8日 |
EPISODE:12 | ウルトラマンギンガ、ウルトラマンビクトリー、ウルトラマンエックス、ウルトラマンオーブ、ウルトラマンジード、ウルトラマンロッソ、ウルトラマンブル、ウルトラウーマングリージョ、ウルトラマンゼロ、ウルトラマンタロウ、ウルトラマンリブット | ウルトラダークキラー、ゼロダークネス、レッドキング、レッドキング二代目 | 12月15日 |
EPISODE:13 | ウルトラマンギンガ、ウルトラマンビクトリー、ウルトラマンエックス、ウルトラマンオーブ、ウルトラマンジード、ウルトラマンロッソ、ウルトラマンブル、ウルトラウーマングリージョ、ウルトラマンゼロ、ウルトラマンタロウ | ウルトラダークキラー、ウルトラマントレギア | 12月22日 |
余談
『ウルトラギャラクシーファイト』とあるが、大怪獣バトルシリーズの外伝作品ではなく、直接の関係はない。
また、ファイトシリーズが無かった『X』、『ジード』、『R/B』(『ファイトビクトリー』の主人公はあくまでビクトリーなのでギンガも)も主役として登場する(一応、ジードは『ファイトオーブ』最終回のラストで登場していたが、実際はジードの父親だった事が判明した)。
坂本監督的裏テーマは「ニュージェネレーションヒーローズは全員が「ゼロ」とのつながりを持っていることにしたい」とのことで、本編内では関りがほぼなかった『R/B』組(グリージョ以外はヒットソングヒストリーで一応共演)とゼロのつながりも描かれるとのこと。
なお、『ファイトビクトリー』、『ファイトオーブ』がシリーズ空白期間の4月からの放送だった事もあり、新作が放送中のタイミングでの情報解禁に衝撃を受けたファンも少なからずいる。
劇中、ジードが光の国へ訪れた際に「(光の国の光景を)ペガやライハ達にも見せてあげたかったな……」と寂しく呟いている事から、「ギャラクシーファイトはジード本編よりもだいぶ後の物語なのでは?」という考察がされているが、ゼロビヨンドへと変身したゼロに対して「レイトさんには内緒で……ヤキモチ妬いちゃう」という台詞から劇中で時間はあまり経っていない様子。
事実、その後の作品である『ウルトラマンZ』で、ペガがリクと共に登場している。
第1話配信日である9月29日は監督の坂本浩一の誕生日でもある。
関連動画
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