『ウルティメイトゼロ・ロードします』
『ウルティメイトゼロアーマー・アクティブ』
ゼロ「よくここまで来られたな」
エックス「2万年も待ってられないんでね」
概要
ファントン星人グルマン博士が、次元を越えて現れたウルトラマンゼロの力の一つであるウルティメイトイージスを解析して開発したサイバーカード「ウルティメイトゼロカード」をリードして纏うサイバーアーマー。
初登場は第5話。
外観は脇下に体を固定する為のベルトがある事、背部のデザインが若干違う事を除けばほぼウルティメイトイージスそのもの。
モンスアーマーではないためアルファベットは刻まれておらず、アーマーを纏う際にゼロの姿と声が一瞬登場する。
能力
右腕のウルティメイトゼロソードを用いた接近戦で戦う。
ウルティメイトイージスの次元を越える力が再現されており、X単体ではできない時空移動が可能となっている。
元になったイージス同様戦闘よりも平行宇宙への移動手段として使われる事が多い。
ちなみに後々のことを考えるとグルマン博士は一度見ただけで各種戦闘力まで完全に再現したことになる。
本編ではウルティメイトゼロソードによる斬撃がブラックキングにあまり通用せず、ゴモラアーマーやエレキングアーマーにバトンタッチした。一方でウルトラマンエックスダークネスとの戦いではエレキングアーマーから変身している。
必殺技
ファイナルウルティメイトゼロ
ゼロアーマーを弓のように変形させ、エネルギーの塊としてぶつけるウルティメイトゼロと同名・同等の必殺技。
『ウルトラギャラクシーファイトニュージェネレーションヒーローズ』にて初使用した(但しゼロアーマーのファイナルウルティメイトゼロ自体はウルフェス2019のライブステージ第2部が初出)。なお元の技が技なので、食らったウルトラマンエックスダークネスは一瞬で木っ端微塵に爆散した。
ソードレイ・クロス・ゼロ
ウルティメイトゼロソードからX字型の斬撃を飛ばす技。ウルティメイトゼロのソードレイ・ウルティメイトゼロに相当すると思われる。
今のところ『ウルトラマンフュージョンファイト!』限定技。なおゲームの使用上カプセルユーゴーまでは仕様上合体元のウルティメイトゼロの各種必殺技以上の威力となる。
ちなみに玩具「DXエクスデバイザー」では収録時点で特に必殺技が決まっていなかったようで、発声される必殺技はワイドゼロショットである(これはマックスも同様本編で披露した必殺技とは異なる音声となっている)。
更に2020年に発売された「レジェンドウルトラ変身シリーズ エクスデバイザー」はアーマー装着音は収録されているが、必殺技音は入っていない。
活躍
- 第5話「イージス 光る時」
ゼロ「それ俺のー…」
ナックル星人バンデロによって別次元の宇宙にある「惑星ギレルモ」にさらわれた高田ルイを助けるためXioがゼロの能力を解析して開発し、惑星ギレルモへの次元移動を行った。
ブラックキングドリルカスタムと戦闘を行うが、剣戟があまり通じずモンスアーマーに出番を譲った。
ラストではエックスだけなくゼロもウルティメイトイージスを装着し、僅かではあるが二つのイージスが同時に映っているシーンが存在する。
- 第14話「光る大空、繋がる大地」
ラストに少しだけ登場。
「ゼロの力は、時空を超えて、俺達を繋ぐ!」
ニュージェネレーションウルトラマン達がゼロに関連した形態になるなか、エックスはゼロアーマーを選択。
ファイナルウルティメイトゼロでウルトラマンエックスダークネスを打ち倒した。
余談
名前は「ウルトラマンゼロアーマー」だが、エクスデバイザーのアナウンスは(サイバーカード名を読み上げる関係で)「ウルティメイトゼロアーマー」となっている。(『ウルトラギャラクシーファイト』でも同様でその後のエックスのセリフでは日本語版が単に「ゼロアーマー」、英語版が「ウルトラマンゼロアーマー」と呼称している)。ややこしさが理由かは不明だが、10周年記念サイトでは「ウルティメイトゼロアーマー」と表記されており、『ニュージェネレーション スターズ』でもゼットの解説では「ウルティメイトゼロアーマー」と呼称されている。
ちなみにアーマーとしての使用はしないがウルトラマンゼロ自体のサイバーカードは別で存在しており、こちらは劇場版で登場している。
「DXオーブリング」では、ウルティメイトゼロとウルトラマンエックスのカードを読み込む事で「ウルトラマンアーマー、アクティブ!」の音声と共に変身を再現可能。こちらでも発声される必殺技はワイドゼロショットである(この組み合わせ及び必殺技は「DXジードライザー」でも同様)。
元々がゼロのウルティメイトイージスなこともあり「超動 ウルトラマン」を始めエックス本人と共に何度か食玩でも商品化され、2019年7月にはS.H.Figuartsから「ウルティメイトイージス/ウルトラマンゼロアーマー オプションパーツセット」としてゼロ、エックスのどちらのFiguartsにも対応する形で発売。出番自体は決して多くはないものの、何気に立体化の機会には恵まれている方と言える。
ただし、発売当時には描写がなかったとは言え、ファイナルウルティメイトゼロのパーツはゼロに合わせて作られているためファイナルウルティメイトゼロの厳密な再現が出来ない。
(一応一体造形となっている持ち手部分のリペイントをしたり、劇中のようにそれっぽく構えることはできる。)
関連タグ
ウルティメイトゼロ・・・このアーマーの元になったゼロの姿。
ウルトラマンノア・・・このアーマーの元の、更に元の存在。
テラノイド プロトマケットウルトラマンメビウス 特空機4号ウルトロイドゼロ・・・同じく人工的にウルトラマンの力を再現した存在。ただしこちらはロクでもない結果を招いてしまった。