ウルトラマンエックスダークネス
うるとらまんえっくすだーくねす
『ウルトラギャラクシーファイトニュージェネレーションヒーローズ』に登場する悪のウルトラマン。
正式名称は『ウルトラマンエックスダークネス』。
ウルトラダークキラーがウルトラマンエックスから奪った光のエネルギーと自身のキラープラズマを融合させて生み出したダークネスの一人。
本物のウルトラマンエックスの姿を模しており、体の銀部分が漆黒に置き換わっている。
また(ガンメタに近い)黒のラインの部分は、胸と肩部は紫に、腕と下半身は赤に統一されている。
目は赤く染まっており、周囲に紫のラインが引かれている。
またモンスアーマーもコピーしており、劇中では「ダークネスゴモラアーマー」を纏った。
第1PVの映像でも開幕から使われている必殺光線。
発射シークエンスのエフェクトや光線の色が紫と赤に染まっているのが特徴。
- アタッカーダークネスエックス
アタッカーエックスの類似技。
本家とは異なりジャンプせずに発動できる。
Episode2でライトニングアタッカーのアタッカーギンガエックスを相殺した。
ダークネスゴモラアーマー装着時に使用。
その他にも、Xダブルスラッシュに似た赤い光弾を連続発射する技や、ウルトラ戦士から光のエネルギーを奪う能力を見せている。
本編は夕日の惑星サンダウィンにて、ウルトラマンジードダークネスと共にウルトラマンジード、ウルトラマンエックスに光線を浴びせ撃退するところから始まる。
その後は惑星O-50にてオーブオリジンをジードダークネスと共に襲撃。2対1でも互角を闘いを見せながらも徐々に追い込んでいき、オーブの光のエネルギーを奪うが、完全に奪う前にウルトラマンビクトリーに妨害され、逃走を許してしまった。
しかしウルトラダークキラーが居るダーク宮殿に戻り、オーブから奪った光のエネルギーを使い、ウルトラマンオーブダークネスを生み出す役目は果たした。
新世代ヒーローズがダークキラー打倒のため乗り込んでくると、他のダークネスと共に迎え撃ち、自身はエックスと再び相まみえる。
ゼットンアーマーと光弾の応戦、ベムスターアーマーやエレキングアーマーとの接近戦をしつつ、エックスを追い詰めていく。
しかし、最終的にはゼロへの思いを胸に再起したエックスのウルトラマンゼロアーマーに圧倒され、ファイナルウルティメイトゼロにより粉砕された。
その後、他のダークネスと一緒にダークキラーによってまた生み出され、ダークキラーの強化のために吸収された。
本編配信の1か月前に開催された『ウルトラマンフェスティバル2019』ライブステージ後半でも、とあるシーンでサプライズ登場を果たし、ファンの度肝を抜いた。
ウルトラヒーローズEXPO THE LIVE ウルトラマンタイガ
第2部で登場。ワイズマンズソードの封印を解いた影響で蘇った闇の戦士の一体。
ある程度は自我を有していた原典とは異なり、トレギアの傀儡と化している。
常にゴモラアーマーを装備している。ニュージェネレーションヒーローズに敗れ、一度は復活するものの、観客からの応援を受けて立ち上がったニュージェネレーションヒーローズの合体光線を受けて倒された。
ウルトラヒーローズEXPO2021ニューイヤーフェスティバル
他のダークネス同様にウルトラダークキラーによって生成され、駆けつけたジードやグリージョすらも一度は敗北に追い込むも、子供達の思いを歌に乗せた『ウルトラチャージ』でゼット達が復活、さらにタイガトライストリウム、エックス、ゼロが参戦し、合体光線を浴びせられて倒された。
しかもこのバトルの時に、ベータスマッシュにウルトラフュージョンしたゼットから新技のベータフォールという、いかにもレスリングなフォール技をかけられており、その際にゼットは例の赤いあいつの技に聞こえてしまったりもする野太い声で技名を叫んでいる。
ギャラクシーファイトについてのインタビューによればエックスダークネスはウルトラダークキラーとジードダークネスと共に今回の目玉として最初から登場することが決まっていた。
スーツはヘッドホンに似たパーツが発光していないことから、アトラク用のエックスを改造した物と思われる(本物のエックスの撮影用スーツは上記のパーツが光るがアトラク用では光らない仕様)。
『エックス』本編でも、エックスは敵の罠によりゼットンアーマーを介して操られ、その敵を追っていたウルトラマンマックスを襲撃した前科がある。
またその色合いからウルティノイド達に似ているという声も上がっている。
円谷公式ツイッターでは「本当に無愛想になってしまった宇宙人」と言われている。もっとも本作ではエックスも喋らないためこちらも視聴者から「本当に無愛想になってしまった」と言われているが……